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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[986]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 12:29:23 ID:??? 三杉「よし、それじゃあ行こう弥生。」 弥生「あ、はいっ! 帰るんですね?」 三杉「いや、今から南葛の控え室に行くんだ。」 弥生「ええぇぇぇぇー!? ど、どうして…」 三杉「うん、少し思うところがあってね。 折角だから君も早苗ちゃんと交流すると良い。」 弥生(わ、私はいてないのに…交流なんて出来る気がしません……) 今にも泣き出しそうに押し黙な弥生を尻目に、三杉はサッサと席を立つ。 そして一度だけ振り返り『ついておいで』と笑顔を向けると、弥生は躊躇いつつも足を踏み出すのだった。 弥生「ところで・・・あの、控え室って基本的には関係者以外立入禁止では?」 三杉「勿論そうだろうね・・・だからこそ、制服を着ている君の存在がここではありがたい。 最悪でも君が早苗ちゃんに伝言し、南葛の宿舎を聞いてくれれば後で合流できるから。」 弥生「そうですか・・・相変わらず抜かり無いんですね。」 三杉「まあね、僕は僕だから。」 状況の全てを利用して計算尽くで事を進行させる三杉の姿勢に、弥生は大きな感嘆を覚えていた。 まるでこの人の頭の中には全てを動かす仕組みが視えているのではないのか、と。
[987]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 12:30:33 ID:??? 〜南葛の控室〜 滝「日向の奴がマジで居なかったな…」 岩見「ああ、ウチにとっては全国制覇を狙える又とないチャンスだ。」 岬「(岩見はこういう時に臆面を気にせず物を言ってくれるから便利だなぁ…) でもみんな、小次郎が欠場しても東邦というチームが強い事には変わりないからね。」 中里「左様、反町と沢田は中々の実力者、拙者達DFは特に油断出来ぬでゴザル。」 長野「それに…若島津も居やがるからな……!」 岬(おお、熱い熱い。 長野は若島津に異常な対抗意識を燃やしているんだよな… 唯一の強みであるポストプレイが若島津には通用せず、歯牙にもかけられてない訳だが。) 山森「若島津さんか…あの人の牙城を崩すのは今年も難しそうですよね…」 来生「ははは、暗い暗い! 案ずるなよ山森、この点取り屋に任せてくれたら大丈夫さ!」 井沢「相変わらず根拠がないくせに自信過剰だから困るぜ。」 山森「井沢さん、口に出てます出てます!」 南葛の控え室での話題は、やはり日向と東邦の事で占められていた。 日向の姿が無かった事で、南葛V1の夢が急激に現実味を帯びたからである。 “日向が居ないお陰で”という但し書きが付くのは情けない話なのかも知れないが・・・ 夏と冬を合わせ、これまでの4大会全ての優勝を彼に持っていかれているのだから、それも致し方あるまい。
[988]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 12:31:34 ID:??? 早苗「みんな・・・あの、お客さんなんだけれど。」 滝「客・・?」 来生「カッカッカ、きっと俺のファンの女の子だな!」 井沢「そんなわけないだろ関係者以外立入禁止だっての分かっとけよド低脳が。」 山森「井沢さん! だから口に出てますって!」 中里「中沢殿・・・して、お客というのはどちらの御仁でゴザルか?」 早苗「それが・・・三杉さんなんだけど。」 岬「えっ・・・三杉くん? それは本当かい?」 早苗「うん、なんでも南葛の優勝に貢献したいみたい。 関係者じゃないから後で寄宿先で合流しても良いって言ってるけど・・・ 取り敢えず宿の場所を教えて今は帰ってもらう?」 先着で ★南葛のキャプテンの判断→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 岬「いや、折角だから入ってもらおうよ。」 《ハート、スペード、クラブ6以上》 岬「そうだね、宿の連絡先を教えておいて」 《クラブ5以下》 岬(何故彼が・・・嫌な予感がする、僕の計画に邪魔になるような・・・) 《JOKER》 岬(イタリアに居るはずの彼が何故・・・いや、ここはコーチして貰うチャンス)
[989]森崎名無しさん:2011/09/29(木) 12:37:47 ID:??? ★南葛のキャプテンの判断→ クラブ6
[990]森崎名無しさん:2011/09/29(木) 17:11:34 ID:??? 綱渡りだーw
[991]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 18:23:04 ID:??? > 南葛のキャプテンの判断→ クラブ6 > 《クラブ6以上》 岬「そうだね、宿の連絡先を教えておいて」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「そうだね、部外者をホイホイ入れてしまっては流石に不味いし・・・ 君の言うとおり宿の連絡先を教えておいてくれないかな?」 早苗「ええ、分かったわ。」 無理を通すような内容ではなく、かと言って無碍に拒否する訳でもない。 岬はそんな自分の判断を、仲間達に相談する事なくそのままマネージャーへと告げた。 そして南葛の選手達はそれに対して特に反論するような事はなかった。 『優勝に貢献したい』という協力の意、そして三杉という実績あるネームバリューゆえであろうが・・・ ともかく岬は南葛というエリアにおいて相応の基盤を得ているようである。 早苗「・・・という事なの。 これが住所と連絡先だから、また後でね。」 弥生「うん、どうもありがとう早苗ちゃん。」 三杉「僕からもお礼を言わせて貰いたいな、どうもありがとう。」 早苗「いいえ。 でも良かったわね弥生ちゃん、こうして三杉さんと一緒に居られて。 翼くんは全然連絡くれないし・・・・・・あーあ、本当に羨ましいな。 三杉さん、弥生ちゃんを大事にしてあげて下さいね、こんなにいい子なかなか居ませんよ?」 三杉「はは、判っているさ。 忠告どうもありがとう。」 こうして三杉は南葛の寄宿先を見事に知る事が出来たのだった。 南葛は今日はもう競技場に残るつもりはなく、直ぐにバスで戻るとの事である。 早苗と別れ、三杉と弥生の2人はその足で寄宿先へと向かうのだった。 風を異様なまでに怖れる弥生の仕草は相変わらず可愛かった。
[992]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 18:24:06 ID:??? 〜南葛の寄宿先〜 三杉「やあ、僕だよ。」 高杉「おおっ、本当に三杉だ!」 滝「3年ぶりだぜ!」 来生「フッ、この天才に会いに来たな?」 山森(そんな訳無いし・・・と言うか、この人は今まで何をやってたんだろ?) 井沢(天才的テクニシャン三杉淳・・・何故3年も空けた今になって姿を現したんだ?) 中里(・・・・・・以前とは雰囲気が・・・いや、身体の質その物が違う?) 久々に見る三杉の顔に、物珍しさを込めた言葉を発する選手達。 だが中には少々疑問を抱く者、変化を察する者もいるようである。 この男はそのどちらなのか・・・読めない笑顔と言葉で三杉を出迎えた。 岬「ようこそ三杉くん、久し振りだね。 正直言って突然の申し出に驚いたよ。」 三杉「ふふ、こちらこそ久し振り。 そして驚かせて悪かったね、用件は伝言で伝えた儘なんだ。 ・・・ささやかながら南葛のバックアップをさせて貰いたくてね。」 岬「全日本Jrユースの名伯楽にしてスーパーサブだものね、ハッキリ言って期待しているよ。 (情けない話だけど、一度くらいは優勝しておかないと立場が無いからね・・・)」 三杉「うん、まあ先ずは・・・」
[993]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/29(木) 18:25:56 ID:??? A すぐにコーチの話を持ちかける。 B 選手達と少し雑談する(誰と話すかで更に分岐、相手により話の内容が変わる可能性があります。) C 監督に挨拶したいと申し出る D その他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白でお願い致します。) 次回予告を書きたいので、出来れば1000は残しておいて頂けると助かります。
[994]森崎名無しさん:2011/09/29(木) 18:29:52 ID:lX2sEUC+ A いい男は余計な話などしないものだ(男とは)
[995]森崎名無しさん:2011/09/29(木) 18:39:19 ID:wZaLdyt6 A
[996]森崎名無しさん:2011/09/29(木) 19:04:58 ID:??? スレタイ案 【迫り来る】Another-C_8【脅威】 【貴公子】Another-C_8【帰郷】 【愛のままに】Another-C_8【わがままに】
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0ch BBS 2007-01-24