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【スレタイ募集】ツバダンUI【し忘れました】
[787]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/03/16(金) 13:42:58 ID:??? 先着2名で (攻撃側) ★翼のドリブル→ !card+(ドリブル)56★ (守備側) ★マジシャン・イグナシオのディフェンス→ !card+(ディフェンス)52★ と(!とcardの間の)スペースを削除して★〜★まで書き込んで下さい。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 (攻撃側の数値)−(守備側の数値)が ≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る! 1、0、−1→左から(神がフォロー)(せりあい)(松本がフォロー) ≦−2→守備側がボールを奪う! 【補足・補正】 翼のカードがダイヤの奇数時、ダブルクライフターンが発動し数値に+6されます。 翼のカードがダイヤの偶数時、クライフターンが発動し数値に+4されます。 翼のマークがハートの時、強引なフェイントが発動し数値に+2されます。 翼のマークがハートで負けた時、愛の奇跡が発動し、結果を勝利に変えます。 イグナシオのマークがクラブ以外の時、マジシャンが発動し数値に+3されます。 接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。 偶数の時は攻撃側の反則になります。
[788]森崎名無しさん:2012/03/16(金) 13:44:19 ID:??? ★翼のドリブル→ スペード9 +(ドリブル)56★
[789]森崎名無しさん:2012/03/16(金) 13:50:39 ID:??? ★マジシャン・イグナシオのディフェンス→ ダイヤQ +(ディフェンス)52★
[790]森崎名無しさん:2012/03/16(金) 15:34:26 ID:??? >>785 おおう!? 言われてみれば、あやも天狗Aになるのかー
[791]森崎名無しさん:2012/06/12(火) 21:55:38 ID:??? もうすぐ手羽先記念日か でもスレ主さんまだごたごたが続いているみたいですね……
[792]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/06/25(月) 11:56:16 ID:??? インターハイから数日後。 海南大附属高校バスケットボール部に年間7日だけある休日の内、3日間のお盆休みを利用して 翼は南葛市に帰省していた。 いつもの高台から街を見下ろす。 翼「全てはここから始まったんだ。石崎くんやロベルトと出会い、若林くんの家にサッカーボールを 蹴りこんだ。サッカー小僧だった大空翼の原点がここなんだ」 翼の隣には早苗がいる。 早苗「うん」 翼が話した内容は早苗も知っている。翼自身から聞いたこともあったし、なにより石崎が色々な ところで自慢していたというのが理由だろう。 沈黙が流れる。早苗には、翼が何かを言おうとしているのが分かった。でも、まだ言い出す決心が つかないことも。だから、早苗は別の話題を振って、翼がその「何か」を伝える決意が出来るまで 待つことにした。 早苗「インターハイ、残念だったね。それともおめでとうかな?」 翼「う〜ん……ベスト4だからね。おめでとうって言ってくれていいと思うよ」 翼の言葉に早苗は少しだけ驚く。サッカーをしていた頃の翼だったらベスト4を祝われてもきっと 喜ばなかっただろう。
[793]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/06/25(月) 11:57:23 ID:??? 翼「もちろん、悔しい気持ちもあるけどさ。それでも、今の実力を確認できたから。来年は絶対に 優勝してみせる」 3回戦の豊玉戦は、翼の不調もあったが序盤のリードをなんとか守り切り、海南が勝ち上がった。 準々決勝では、インハイ前の練習試合でも対戦した群馬県代表の柴田大群馬を下し、ベスト4に。 準決勝の相手は山王工業。一昨年まで十年以上全国王座に君臨していた強豪である。 翼「山王は強かった。チームとしても劣っていたし、エースの沢北さんには神さんも俺も全く 歯が立たなかった。沢北さんはもう卒業しちゃうから来年リベンジできないのが残念だけど」 沢北は高校卒業後、アメリカの大学に進学するという。 早苗「じゃあ、翼くんも沢北さんを追いかけてアメリカの大学に行っちゃう?」 ちょっとした軽口のつもりだった。しかし、その一言が再び沈黙を生んだ。早苗は、翼が言いたい 何かが進路のことなんだと気付く。 早苗(なんだ、ちゃんと告白してくれると思ったのに) そんなことを考える自分を少しだけ不謹慎と思いつつも、やはり付き合っているのかハッキリ しない翼に、少しだけ不満を覚える。 翼「俺は……」 2分ほどの沈黙の後、翼が口を開く。
[794]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/06/25(月) 11:58:27 ID:??? 翼「俺はアメリカには行かない。日本の大学に通うよ」 早苗「うん」 翼「俺は、リハビリ医になりたい。怪我したスポーツ選手のケアをして、復帰する手伝いを したいと思ってる。そのための勉強をしたいんだ」 サッカー筋の損傷によりサッカーを諦めざるを得なかった翼の中には、自分と同じように怪我が 原因で競技を続けられなくなる人を減らしたい、そういう人たちが復帰するためのリハビリを 手伝いたいという気持ちがいつからか強く芽生えていた。 翼「もちろん、バスケは好きだから形はどうあれ続けるよ。でも、今の俺にとって、いちばん やりたいことはそれなんだ」 早苗にとって、翼はいつも「選手」だった。出会った時はサッカー選手。今でもバスケット ボール選手。それが自然だったから、選手じゃない翼の姿を想像したことがなかった。 そして、選手として、全力で競技に取り組む翼が好きだった。 早苗(でも……) 目の前で照れくさそうに自分の夢を語る翼はサッカーを、バスケをする時と同じように輝いていた。 結局、翼はいつだって、何に対してだって全力なのだ。 早苗(そして、私はそんな翼くんが好きなんだ)
[795]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/06/25(月) 11:59:47 ID:??? 8月15日。 神奈川に戻るため、翼は駅のホームに立っていた。今日も隣には早苗がいる。 早苗「電車がくるまでもう少し時間があるね」 翼「うん。ちゃんと時間調べてくればよかったね」 早苗「でも、その分いっしょにいられるし……」 翼「えっ」 早苗「あっ」 早苗が何気なく漏らした本音が、お互いを意識させてしまう。 翼(俺達って付き合ってるのかな?そういえば、きちんと告白とかしてないよな……) 早苗(やだ、思わず本音が出ちゃった。恥ずかしい) 空気に耐えられず、翼は話題を変える。 翼「早苗ちゃんは進路どうするの?」 早苗「まだ決めてない。大学には行くと思うけど」 翼「そっか」 再びの沈黙。
[796]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2012/06/25(月) 12:00:52 ID:??? 今度は早苗が沈黙を破る。 早苗「翼くんはやりたいことがあっていいね。心からやりたいことがあるって素敵なことだよね」 翼「そうかな」 早苗「そうだよ。ほとんどの人はなんとなく進路を決めて、なんとなく仕事をしているんだと思う。 でも、翼くんはいつも夢に向かって全力で頑張ってる。だから私はいつも応援してる」 翼「ありがとう。俺が頑張れるのは……早苗ちゃんがこうやって応援してくれるからだよ」 早苗「出会った時から応援団長だからね」 翼「これからもずっとさ、こうやって応援してほしい」 早苗「えっ」 翼「俺は早苗ちゃんが好きだ。だから、ずっと俺の近くにいて、応援してほしいんだ」 早苗「翼くん……」 翼「今までちゃんと言わなくてごめん。俺と付き合ってほしい」 早苗「……はい」 見つめ合っていた2人の顔が少しずつ近づいていく。遠くから電車の音が聞こえる。 TSUBASA DUNK 〜完〜
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