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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[187]森崎名無しさん:2011/09/01(木) 02:52:16 ID:??? 限界か…今は眠るがいい…
[188]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/01(木) 03:24:25 ID:??? 騎士A 12/23 鋼の槍(攻速…1 係数…ダイヤK〜7) 命中判定→ スペード6 +15+指揮(2)=23 攻撃判定→ ダイヤ6 +19+指揮(2)+4『発勁』=31 ライアン 9/23 ライアンの弓(攻速…2 係数…) 回避判定→ スペード2 +5=7 守備判定→ ダイヤ6 +7+3『防御』=16 騎士Aの攻撃!ライアンに15ダメージ! ライアンは倒れた。 ============ 騎士A「このメンバーで、お前はよくやったよ坊主」 グルン…ズンッ! ライアン「はうっ……!」 騎士Aの石突がライアンのみぞおちに突き刺さる。うめき声をあげ歯を食いしばり、 何度か立ち上がろうとしたもののついにライアンは気を失い地に伏した。 アラン「…これにて第二部隊の試験は終了だ。試験の結果は追って伝える。 今はとにかくこの砦内で傷を癒やせ。以上だ」 ルーク「(なっさけねぇ……なにやってんだよ俺は。ライアン……みんな……すまねぇ……)」 遠くなっていく試験官の声に対し、ルークは拳を握り頬の内側を強く噛むことしか出来なかった。 自分が第七小隊のエースなどとのたまい、全員で合格するなどど調子のいいことを言い続けた結果がこれなのだ。 きっと他の部隊の仲間達は優秀な成績を収め帰ってくるだろう。 そこで自分の惨状を見て絶望するのだ。自分たちの足を引っ張り近衛騎士の夢を奪った落第者だと指を差し笑うのだ。 ルーク「(俺は結局……兄貴の代わりにすらなれなかったってわけだ。はっ……とんだ道化だぜ)」
[189]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/01(木) 03:25:31 ID:??? 〜カタリナ隊〜 森崎「さーて、いよいよだなマルス。アベルの守る砦を落とせばそこで試験は終了なんだよな」 マルス「これまで教官のお仕事ご苦労様。本当ならゆっくり観光でもしてもらいたかったんだけどね」 森崎「いいさ。なかなかこの一週間楽しかったからさ。アイツらから学ぶことも色々あったし。 それに……俺がいない間、お前を支えられる連中を育てるのは俺の義務でもあるしな」 マルス「……ガーネフのことだね。そして君の分身、ラムカーネのことも」 森崎「本当なら俺がこのまま残ってお前らと一緒に調査するのが一番なのかもしれない。だが俺は……」 マルス「世界一のGKになるという夢がある。その夢を捨てることなんてできない」 森崎「……悪いとは思っている。もしや俺が原因でガーネフが復活したのかもしれないんだしな。 だけど俺は……俺はもう止まっていられない。この朽ちていく体が使い物にならなくなる前に、なんとしてでも……」 マルス「森崎。君は君の夢を追うべきだ。これまで僕達を支え、導いてきてくれたことだけで感謝しきれない。 ガーネフやラムカーネのことは僕達だけでなんとかしてみせるよ」 森崎「…出会った頃じゃまったく信用できなかったが、今のお前の言葉には十分説得力があるわな。 そんじゃ、そのためにもクリスやカタリナ、第七小隊の連中にははやく一人前になってもらわんとな」 自分のこの大陸での最後の一仕事を前に、気合を入れ直す森崎。するとクリスが血相を変えて飛び込んでくる。 クリス「たいへんですたいへんですたいへんですたいへんですたいへんです!!」 森崎「なな、なんだよクリス!変態がどうしたって?」 クリス「ちち、違います!変態じゃなくて大変なんです!」
[190]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/01(木) 03:26:45 ID:??? マルス「落ち着いて話してみて。なにがあったんだい?」 クリス「はい。先ほど偵察に出ていったカタリナが……まだ戻ってきてません!」 森崎「なにィ?確かにちょっと帰りが遅いな。もう戻ってきてもいい時間だが」 マルス「見つかって捕縛されたのなら、試験官の方から連絡が来ることになっている。それすら無いとすると……心配だね」 クリス「カタリナのことですから私と違って道に迷うことなんて無いと思うんですけど…」 森崎「指揮官のアイツがいないと部隊がまわらんぞ。どうするマルス?」 マルス「ここは一人だけ探索に出そう。他のメンバーはすぐに動けるように陣を組んで待機だ。森崎、君が選んでくれ」 森崎「俺が?わかった。それじゃあ…」 ☆誰にカタリナを探させますか? A クリス B マルス C シーダ D カイン E 森崎 F 放っておく 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 ============ 遅くまでお疲れ様でした。更新は一旦ここまでです。それではまた〜
[191]森崎名無しさん:2011/09/01(木) 03:27:21 ID:Czsoxi5w C
[192]森崎名無しさん:2011/09/01(木) 03:34:01 ID:IX8fpJwk E
[193]森崎名無しさん:2011/09/01(木) 06:20:07 ID:Eb6mAHA+ C
[194]森崎名無しさん:2011/09/01(木) 06:24:51 ID:ef+IaA72 C
[195]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/03(土) 00:47:36 ID:??? >C シーダ 森崎「シーダに行かせよう。ペガサスで空から探してもらえばすぐにでも見つかるはずだ」 シーダ「そういうと思って、もう準備してあるわよ」 マルス「頼んだよシーダ。この間の山賊の件もある。気をつけてね」 シーダ「はいっ!」 バサササッ…… 愛馬エルカイトと共にふわりと空へ飛び上がっていくシーダを見送りつつ、森崎は戦闘準備を進める。 シーダ「(最終試験を前に、緊張しちゃったのかしら)」 木陰を中心に目を凝らして探索を続けるシーダ。程なくしてカタリナの姿を見つける。 シーダ「カタリナ!ここにいたのね。偵察は済んだのでしょう?早く本陣へ戻りましょう」 カタリナ「シーダ様、私、あの……」 シーダ「クリスも心配しているわ。話なら飛びながら聞くから」 カタリナ「はい……」 天馬の後ろの方にまたがり、シーダの背中に体を預けるカタリナ。 腰まで届く長い蒼の髪から甘酸っぱい爽やかな香水のかおりが鼻をくすぐる。 カタリナ「シーダ様、いい香りがします……ハイビスカスでしたっけ」
[196]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/03(土) 00:48:48 ID:??? シーダ「よく知っているわね。気候がいいタリスにしか咲かない珍しい花なのに」 カタリナ「タリスは素敵なところですよね。自然が豊かで、海が綺麗で…… ……シーダ様。私、ノルダの生まれなんです。あの町のこと、ご存知ですか?」 前大戦中、シーダはマルスから聞いた覚えがある。 人が人を商品として売りつける『奴隷市場』が成立する悪魔のような町だったと。 カタリナ「私は…よく知ってます。あの町で、私は家畜みたいに虐げられて、 何かあると面白半分にぶたれました。痛いのは嫌だから、そういう時は 目を閉じて何も考えないで、逃げこむんです。心の奥に……」 シーダ「カタリナ……」 この優れた才能を持つ儚げな少女に、そんな悲惨な過去があったことにシーダは胸を締め付けられていた。 雄大な自然の中で伸び伸びと、両親の愛情を受けて育てられたシーダからしてみれば正に真逆の世界だろう。 そんな彼女に自分はどんな言葉をかけてあげられる?この国の妃になる者として、 この国の王宮騎士になろうと、明るい未来をつかもうと努力している彼女に何を伝えられる? 頭の中で言葉を整理しようとすると、カタリナが話を続ける。 カタリナ「…でも、そんな私を救ってくれた人がいたんです。 その人が私に生きる意味をくれました。私はその人のためならなんだってしたいと思ったんです。 そう……シーダ様にとってのマルス様のようなお方が……私の支えになっているんです」 シーダ「カタリナはその人のことを愛しているのね。……そして、愛されたいと願っている」 カタリナ「……はい。そうです。その人のためだったら、私はどんなことでも……」 悲痛な叫びにも聞こえる彼女の声に対し、シーダは自分でしか伝えられないことを思いつく。 シーダ「でもねカタリナ。あなたを心配する人がいることを忘れないであげて」
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0ch BBS 2007-01-24