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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[263]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:29:01 ID:??? アベル「ぐわあああぁぁぁっ!!!!」 エスト「ア、アベルっ!?」 カイン「(俺は……夢でも見ているのか?俺があれだけ苦戦した相手を……見習いの、こんな年端もいかない少女が……?)」 シーダ「(この間まで攻撃魔法が唱えられなかったはずなのに……なんて成長なの……?)」 マルス「(僕の目に狂いはなかった。やはり彼女の魔法は既に完成された……本物だったんだ)」 森崎「(これだ。これを待っていたんだ。カタリナの覚醒こそ第七小隊の真の姿だ。 へへ……目をかけてやった後輩がここまで活躍してくれるとは教官冥利につきるぜ)」 アベル「……ははっ……まいったまいった。降参だ。すごいな君。いったいどこでこれだけの魔法を習ったんだい?」 煤けた顔を手で払いながら、アベルは魔力を開放して疲れたのかぺたりと座り込んでいるカタリナに駆け寄る。 カタリナ「た、たいしたものじゃないですよ。私の魔法なんてそんな……」 アベル「学の薄い俺でも分かる。誰かの、それも高名な司祭の指導がない限りあんな術式を発動させるなんて無理だ。 そうじゃないんだったら……きっと君は魔道の神様に愛された『天才』なんだろうね」 謙遜しようとするカタリナだったが、自分を見下ろすアベルの目の鋭さに言葉を飲み込む。 アベル「なんにせよ、これで君たちは合格だ。俺をここまで圧倒的に打ち負かしたんだ。自信を持てよ」 カタリナ「あ、の……アベルさん。私、私は……」 アベル「悪いな。魔道に関しては俺はからっきしでな。君のような可憐な才女とは吊り合わないよ」 なにか言いたげそうなカタリナを振り切るように、アベルは心配そうに駆け寄るエストと共に砦の方へ引き上げていった。
[264]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:30:34 ID:??? カイン「ま、まてよアベル!まだ俺たちの決着は……!」 アベル「安心しなカイン。今の攻撃を受けて少しばかり気が変わったぜ。 もうしばらくこの騎士団に世話になるつもりだ。……直にジェイガンさんから話があるはずだ」 カイン「えっ…?そ、それは本当かアベル!」 アベル「ああ。俺もあんな失態をエストに見せたままだとカッコつかないからな」 カイン「そうか……ああ、分かった!楽しみにしてるぞ!」 アベルはひらひらと手を振り、返事の代わりをしつつ城の方へと引き上げていった。 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします 騎士リザルト→!card 天馬騎士リザルト→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→クリスに経験値20 ハート→カタリナに経験値20 スペード→クリスとカタリナに経験値10 クラブ→(騎士)鋼の剣入手(天馬騎士)鋼の槍入手※奇数でクリス、偶数でカタリナのものになります JOKER→ぜんぶまとめて!
[265]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:31:24 ID:??? 騎士リザルト→ ダイヤJ お、マルスはきづいたな
[266]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:32:00 ID:??? 天馬騎士リザルト→ クラブ10
[267]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:35:12 ID:??? 騎士リザルト→ ダイヤJ→クリスに経験値20 天馬騎士リザルト→ クラブ10→鋼の槍入手 ※クリスが20の経験値を、カタリナが鋼の槍を入手しました。 ============ しばらくして残された正騎士たちから、エリスの待つ第一砦へと集合するようにと指示が出る。 そこで最終試験の結果発表がクリスたち第七小隊に言い渡されるだというのだ。 森崎たち講師陣は、先に砦の方へと移動することになる。その最中、マルスが話しかけてくる。 マルス「森崎、お疲れ様」 森崎「マルスか。結局従騎士の連中だけで型をつけちまって拍子抜けだったか?」 マルス「ははっ、僕達の力を借りずともあれほどの力を出せるなら何も問題はないよ。 ……それより、ジェイガンからの伝達だ。第二部隊のルークとライアンだけれど…… 最終試験の模擬戦にて戦闘不能。大きく評価点を下げることになった、だって」 森崎「なにィ!」 マルス「今回の部隊の配分は君が用意したものだったみたいだね。 ……ジョルジュ将軍が言うには、少し第三部隊に戦力を割きすぎだったみたいだね」 森崎「……だがよ、アベル相手ならあれくらいの戦力がないと正直不安でしょうがなかったぜ」 マルス越しのジョルジュの厳しい言葉に、森崎は思わず口を尖らせる。 自分の判断は間違っていない。最良の布陣を敷いたはずである。 マルス「君のその判断は間違っていないと僕も思う。だけど、結果を残すことは出来なかった。 厳しいことを言うようだけれど、もしこれが本当の戦場だったら彼らは全滅したということになるんだ。 ……どんな採点になり、どんな結果が彼らに言い渡されるのかはまだ明らかじゃないけれど もしもの時、彼らを立ち直らせることが出来るのは最も親身だった教官である君だけなんだ」
[268]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:36:51 ID:??? 森崎「…………」 マルス「人を教えて、導くことは本当に難しいことだと今回教えられたよ。 どれだけ平等に接しようとしても、感情が、気持ちが表に出てきてしまう。 ……王子である僕がこれだけ困惑してるんだ。君だって相当苦しんできたんだと思う」 森崎「ああ……そうだな。だが、後進を育てていくのが先人の勤めでもある。 自分のことだけで手一杯にするつもりはないさ。俺は必ずやり遂げてみせる」 アカネイア大陸への憂いを断ち切れるだけの自分の後継者に相応しきものを育てなければならない。 だが、やはり現実は厳しく森崎の前に立ちふさがってくる。 破滅のツボによる弱体化は相変わらず体力を蝕み、本来の実力を発揮させづらい。 そして第七小隊全員を相手に本当に教官らしく、平等に接してこれたか振り返れば疑問が残ってしまう。 森崎「(全員違う才能。違う実力。違う感性を持っている。そんな集団をまとめ上げる教官という仕事。 サッカーに例えるのならばキャプテンというよりも監督に近いだろう。 城山監督や古尾谷監督……三上監督も、こんな苦労を常に抱えていたのかな)」 ただの馴れ合いだけでは終われず、結果もしっかりと残さなければならない。 そんな重責を抱えてきたであろうかつての恩師たちのことを思い出しながら、森崎は結果発表の場へと向かった。 ジェイガン「うむ、揃ったな」 第一砦に集まった第七小隊をひと通り見渡し、ジェイガンは資料を片手にこほんと咳をする。 ジェイガン「では、クリス率いる第七小隊よ。ここで最終試験の成績を伝える。心して聞くように」 ざわ……ざわざわ……
[269]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:38:41 ID:??? エリスに太鼓判を押されたロディとセシル。 アベルに合格だと言い渡されたカタリナとクリスの表情は緊張に包まれながらも明るい。 しかし彼らとは対照的に、ルークとライアンの顔には不安の影が覆っていた。 全員揃って正騎士になることが近衛騎士団設立の条件。 自分たちのせいでクリスたちの足を引っ張ってしまうのではないかと気が気でないのも無理はない。 ジェイガン「正騎士昇格者。クリス!」 クリス「は…はいっ!やった!合格よ!」 ジェイガン「続けて…カタリナ、ロディ、セシル」 カタリナ「はい!やりましたねクリス!みんな!」 セシル「やったわ!これであとは剣と槍を買って…ふふふふふ」 ロディ「…セシル怖いぞ。ともあれ、私も嬉しい。長年の希望がついにかなった」 森崎「(これで6人中4人が合格…あとはルークとライアンだけか…)」 固唾を飲んで教え子たちを見守る森崎。まだジェイガンは口を開こうとしない。 ライアン「(ああ……ゴードン兄さん……)」 ルーク「(ちっくしょう……ルーク伝説もこんなところで打ち切り決定か……)」 ジェイガン「正騎士昇格者は……」
[270]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:40:00 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします ルークの運命→!card ============ ライアンの運命→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→合格とする!しかし…… スペード・クラブ→残念だが今回は見送りだ。しかし…… JOKER→合格とする!さらに昇進祝いの装備を進呈しよう
[271]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:40:13 ID:??? ルークの運命→ ハートQ
[272]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:40:16 ID:??? ルークの運命→ クラブJ
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0ch BBS 2007-01-24