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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[270]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:40:00 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします ルークの運命→!card ============ ライアンの運命→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→合格とする!しかし…… スペード・クラブ→残念だが今回は見送りだ。しかし…… JOKER→合格とする!さらに昇進祝いの装備を進呈しよう
[271]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:40:13 ID:??? ルークの運命→ ハートQ
[272]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:40:16 ID:??? ルークの運命→ クラブJ
[273]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:42:21 ID:??? ライアンの運命→ スペード7
[274]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:42:21 ID:??? ライアンの運命→ ダイヤ8
[275]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:46:24 ID:??? ルークの運命→ ハートQ→合格とする!しかし…… ライアンの運命→ スペード7→残念だが今回は見送りだ。しかし…… ============ 明暗がくっきりと別れてしまったところで一旦ここまで。 次回からは拠点パートを何度か挟みつつの長期のサッカーパートへと突入します。 ただひとり試験に落ちてしまったライアンの運命や如何に!?それではまた〜
[276]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 01:56:35 ID:??? ジェイガン「ルーク、合格とする!しかし……今後の成長率はワシと同じだ!」 ルーク「なにィ!?」 ジェイガン「ライアン、残念だが今回は見送りだ。しかし……なんか可哀想なのでパルティアを勝手に贈呈する!」 大陸一「なにィ!?」 乙でした〜
[277]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 07:31:18 ID:??? ライアン武者修行編スタートか…!
[278]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:20:25 ID:??? >>276 乙感謝です。ジェイガンの暴走もここまで来れば立派なものですw ちなみに『しかし』はジェイガンの台詞ではなく後の展開を指すものです。紛らわしくてすみません。 >>277 それに近い展開にはなりそうです。はたして教官である森崎はどう動く? ============ ジェイガンの口から出てきた言葉は二人の運命を明確に切り分けた。 ジェイガン「ルーク。最終試験での減点はたしかに大きなものであった。 だが、これまでの模擬戦やサッカーの試合の活躍頻度を考慮し合格点を与えよう」 ルーク「へ…?す、するってーと…?」 目をぱちくりさせて、まだ状況をはっきり把握できていないルークの肩をロディがぽんと叩く。 ロディ「お前も合格したんだルーク。これまでのお前の活躍は講師たちはしっかりと見ていたんだ」 ルーク「う……うっしゃあーーーっ!!ルーク伝説はまだ終わらねぇんだな!やっほーい!!」 勢い良く飛び上がり喜びを全身で表すルークを微笑ましく眺める仲間や講師たち。 だが、そんな中一人だけ気が気でなく不安を抱く少年が佇んでいる。 ライアン「(最終試験でリタイアしたにもかかわらずルークさんは合格した。 でもそれはルークさんがこれまでの試験で良い成績をとっていたからで……)」 これまでの自分はどうだった?相手の攻撃を奇跡的に耐えしのぐなど光るところは見せたものの 弓兵らしい活躍は指で数えるほどしか無い。ルークに比べその印象はどうしても薄くなってしまう。 そしてライアンは悟った。自分自身に合格の自信が全く持てない時点で、この後言い伝えられる結果は決まりきってしまったのだと。 ジェイガン「第七小隊からの合格者は以上5名とする」 クリス「えっ…?」
[279]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:22:20 ID:??? セシル「ちょ、ちょっと待ってくださいよジェイガン様!まだライアンが呼ばれて…」 ジェイガン「…最終試験での棄権による減点が主な原因だ。 アリティア騎士の最大の教訓である『生存』を守れぬものに正騎士になる資格はない」 ルーク「なっ…なんでだよ!俺だってリタイアしたんだぜ!なんでライアンだけ失格に…」 ライアン「いいんですルークさん。……せっかくルークさんは合格できたんですから」 ルーク「だ、だけどよ!納得いかねーじゃんかよ!俺たちは全員で一緒に合格するって約束したじゃねーか!」 ロディ「これ以上自らの立場を悪くすることは言うな。……ライアンの気持ちを汲んでやれ、ルーク」 ルーク「っ……」 森崎「(ライアン…駄目だったか…)」 ゴードンの弟という立場から、森崎は彼に何処か負い目を感じていた所がある。 彼の兄を守りきれなかった責任とでも言うのか、彼を正騎士にさせることでその暗い気持ちを払拭できると思っていた。 だが、自分はライアンを合格させることは出来なかった。もちろんライアン自身の力不足が原因であることは違いない。 しかし、自分の教え方や接し方一つで少しでも結果が良くなっていたのかもしれない。 そんな後悔の念が、そして全員合格という規約を守れなかったという無念が森崎と第七小隊を包んでいた。 カタリナ「……待ってください!」 森崎「(カタリナ…?)」 時が止まったような、重苦しい雰囲気を跳ね除けようと動いたのは意外にもこの少女だった。 いや、戦う勇気を得て従騎士屈指の力を手に入れた彼女だからこその行動だったのかもしれない。 カタリナはジェイガンの前に出ると、膝を折り地に手をつき頭を下げる。俗に言う『土下座』の構えをとった。 ジェイガン「…何のつもりだ?」
[280]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:23:49 ID:??? カタリナ「私のようなものが差し出がましいことはわかっています。 でも……お願いします!どうか、どうかライアンにもう一度チャンスを与えて下さい!」 クリス「カタリナ…!?」 ジェイガン「なにィ…?」 カタリナ「お願いします!吊り合わないと思いますが私の正騎士の資格を賭けてでもかまいません! ライアンは同じ第七小隊の仲間なんです!お願いします!もう一度、もう一度チャンスを下さい!」 森崎「(カタリナ…こんなことが出来る娘だったのか…?)」 初めて出会った時の印象は、臆病で内気を絵に書いたようなオドオドとした自信なさ気なオーラを身に纏う少女だった。 勝気で明朗なクリスと並んでいたことで、その印象はさらに色濃く森崎の脳内に焼き付いている。 だが、今の彼女は自分の立場を棄権にさらしてまで仲間の進退を救おうとしているのだ。あのカタリナが。 クリス「待ってカタリナ。その仕事は部隊長の私のものよ」 スッ…ガチャッ 重装の無骨な音を鳴らしつつ、クリスも膝と手を地面についてジェイガンを見上げ勢い良く頭を下げる。 クリス「第七小隊の失態は隊長である私の失態です。お願いしますジェイガン様! ライアンを……いえ、私たち第七小隊にもう一度チャンスを下さい!」 ジェイガン「むっ……」 ためらうこと無く床に額を擦り付けるクリスの姿を見て、ジェイガンは呻き顔をしかめる。
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0ch BBS 2007-01-24