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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[417]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:03:30 ID:C67BAmFg E 隊長管理か……大事だな!
[418]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:12:12 ID:??? 指揮LV持ちの振り分けは重要だもんねw
[419]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:13:18 ID:??? みんな大好き小豆沢さんw
[420]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/22(木) 20:15:31 ID:??? >>417 森崎にとってはどちらでも当てはまるのが…とにかく申し訳ない!キャー! >>418-419 指揮レベル持ちはサッカーでも重要ですからね。それにしても小豆沢さんは人気ですねーw ============ >E 自分の悩みを相談してみる 森崎「(この人になら、なにか相談できるかも?)」 朗らかに笑い、何故か右頬に紅葉を咲かせているこの男に対し森崎は信頼を寄せていた。 これまで『黄金世代』と言う集団のもとでずっと先頭で走らされたこともあり 彼のような上の世代の人間との、特にサッカー選手としての繋がりは彼にとって初めてのことだった。 ☆何を相談しますか? A なかなか身につかない体力のこと B なかなか払拭できない幼少のトラウマのこと C なかなか出来ない彼女のこと D 第七小隊のメンバーとの関係がギクシャクしていること E 魔王ガーネフが復活し何かを企んでいるかもしれないこと F その他(好きな悩みをお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[421]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:21:09 ID:Sz2xT7IY A
[422]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:24:50 ID:V8tcl4Lg B 体力は他の人でもいいけど、トラウマは初めて選択出たし
[423]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:28:53 ID:5F5aZx6o B
[424]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/22(木) 20:52:57 ID:??? >B なかなか払拭できない幼少のトラウマのこと 森崎「…あの、いきなりこんなことを相談されて困るかもしれないんすが…」 小豆沢「なんだい?話してみてくれよ」 フースバル内でも、よく若手の選手たちから相談を持ちかけられているのだろう。 顔を拭いていたタオルを肩にかけ、森崎の方に向き直り万全の体制で相談を受けようとしている。 森崎「俺、今はこうしてキーパーやってるんすけど…小さい頃はキーパーってすごい嫌いだったんですよ。 一番のろまで動けないお前はキーパーでもやってろって、無理やり押し付けられてましたね」 小豆沢「ははっ、小学生はその辺残酷なこともあるからな。ボールに熱心に群がる勢いは感心させられるんだけどね」 森崎「それで、よくボールをぶつけられてたんですよ。……恥ずかしい話なんですが、 今になってあの頃の恐怖が……蘇ってきてるんです」 小豆沢「……詳しく話してくれるかい?」 思った以上に深刻な話題だと感じ取った小豆沢は、声を潜めて聞き返してくる。 森崎「日向小次郎という選手は知ってますよね」 小豆沢「ああ、彼か。ワールドユース大会でガンガンゴールを決めてた」 森崎「あいつとこの大陸で試合をする機会があって…… 3日後に開催されるアリティアカップ。その第1回目のときです。 その時の俺はスランプに陥っていて、なかなか伸びない能力に辟易してたんです。 ガンガンシュートを決められ、醜態をさらす俺に対してアイツは俺のことを不抜けたと蔑んできました」
[425]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/22(木) 20:54:05 ID:??? 小豆沢「……まぁ、選手間の不仲説は色々と騒ぎ立てられる。特に最近はサッカーの対する興味が 以前と比べて格段に高まってきているからね。でも、問題はそこじゃないんだろ?」 森崎「日向に馬鹿にされたことが尾を引いてるわけじゃないんです。実際、日向のチームとの直接対決だけには勝ちましたし。 ……だけど、体が覚えてるんですよ。キーパーを嫌っていた、ボールに飛びつきたくないっていうあの頃の意識が」 小豆沢「なるほど。その前回のアリティアカップでの多大なミスによって、君になにか悪い癖が根付いてしまったようだね」 森崎「今度の大会こそ、俺は優勝したいんです。前回のような失敗は二度と繰り返したくない。 これから挑戦するブンデスリーガに自信を持って臨むためにも、大会の優勝を足がかりにしていきたいんです」 小豆沢「…ははは、困ったな。敵チームの僕に対してその言い草はあんまりじゃないかな?」 森崎「え?あ、す、すみません。つい、熱くなってしまって…」 小豆沢「いや、いいさ。君が今度の大会に対してどれだけ強い気持ちが込められているのが分かったからね。 ……そのトラウマを払拭するには、やはりそれを植えつけられたこの大会での結果が鍵を握ってるんじゃないかな? 苦手意識をもってしまったこの大会を制することが出来れば、もう過去のことで苦しむことはないだろうさ。 もちろん、解決策はこれに限ったことじゃないだろうけどね」 森崎「(俺がトラウマを払拭するには……やはりこの大会で活躍するほかないってことか)」 自分に人生で最も大きい、初めての挫折と絶望を植えつけられた『アリティアカップ』。 今度こそ、この大会で勝利し過去の汚名を返上してみせると森崎は心に誓ったのだった。 森崎「相談に乗ってくれてありがとうございました。小豆沢さん」
[426]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/22(木) 20:55:28 ID:??? 小豆沢「いや、いいさ。……でも、注意したまえ。君は今、敵チームの主将である僕に自分自身の弱点を晒したということなんだから」 森崎「…………あ」 小豆沢「はははは!そんな深刻そうな顔をしないで。親善大会なんだから、何より楽しまなくちゃな」 唖然とする森崎の肩をぽんと叩き、小豆沢は早田たちのいる方へと戻っていった。 森崎「……な、なかなかしたたかなところもあるみたいですね、小豆沢さん……」 試合では自分の弱点を狙われないよう、何か対策を考えておくべきかと森崎は新たな悩みを産み出してしまうのだった。 ※小豆沢の評価が上がりました
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0ch BBS 2007-01-24