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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[441]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 12:46:25 ID:??? 森崎「ナポレオンのシュートが……ワールドユースとは比べものにならないほど強化されている!?」 メクネス「何時の時代も追いかける者より追われる者が辛いヨ。ただそれだけのことねー」 森崎「…油断は足元を救われるってやつか。ヘマをしないためにも、今は少しでも力を身に付けないとな」 いざ特訓を始めようとしたその時、カタリナが勢い良く森崎の元へと駆け込んできた。 カタリナ「あ、あの!森崎さん!」 森崎「な、なんだカタリナ。血相を変えて…」 カタリナ「お願いします!ライアンを……ライアンを助けてあげてください! 私たちは皆で揃って近衛騎士に成るんだと約束したんです。 このまま……このままライアンだけ取り残されることになったら……私は……」 まるで自分のことのように、ライアンの今後を心配するカタリナの必死の形相に森崎は気圧される。 クリス「森崎さん。私も……最終試験のあの日の森崎さんの言葉を何度も思い起こして考えました。 実力の足りない人は落ちこぼれてしまう。それが正騎士を目指すというものだと思います。 でも!それでも私はライアンの夢を……ううん、私の、全員で正騎士になるって夢を叶えたい!」 森崎「お、お前たち……」 クリスもカタリなほどではないものの、しっかりとした自分の意志を瞳に宿し森崎に進言する。 クリス「前に言いましたよね。他人の夢を壊してでも、自分の夢を叶えることを恐れるなと。 ……だから、私は私の夢を叶えるためならどんなことだってしてみせます。 森崎さん。ライアンを助けてあげてください。それが今の私の夢であり、望みです。 それが叶えられないのだったら……私は森崎さんの夢と戦う覚悟もあります」
[442]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 12:47:57 ID:??? 森崎「(クリス……それは違う。違うぞ)」 仲間を思う気持ちも大事だが、何よりも結果を重視して生きてきた森崎からしてみれば 半端な甘えや優しさはさらに相手を傷つけてしまうことになるという考えだった。 森崎「(それに俺は今自分のことだけで一杯一杯なんだ。今更ライアンの教官づらなんてできるか!)」 カタリナ「……森崎さんの気持ちを聞かせてください。私たちはやっぱりライアンを見捨てたくはありません」 クリス「どうなんですか!何とか言ってくださいよ森崎さん!」 中里「(な、なんだかただ事じゃない雰囲気でござるよメクネス殿……)」 メクネス「(女の子に言い寄られるなんて羨ましいことじゃないですかー)」 中里「(それとこれとは今は別だとは思うのですが)」 森崎「(……いよいよ逃げられない状況になったか。いや、俺自ら望んでいたのかもな)」 第七小隊と距離をおき、自分の鍛錬に集中することも出来たはず。 それなのに、こうしてクリスやカタリナを練習に誘った時点で森崎は決心がついていたはずだ。 ☆どうしますか? A「何を言われようと俺は意思を曲げない。ライアンが自力で這い上がることを信じろ」 B「ライアンは確かに俺の教え子だったな。見捨てるなんてできないよな…!」 C「悪いが今は少しでも練習したいんだ。お前たちも早く準備しろ」 D「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ」 E 二人を無視して練習を始める 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[443]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 12:57:42 ID:OmyiYnBo D ライアンは叩き潰す!
[444]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:03:32 ID:hDvlBpsY D 厳しいようだがまずは現実を見るべきだ
[445]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:03:49 ID:ANBhrnSI B
[446]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:26:42 ID:??? >D「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ」 森崎「(何を迷う必要がある。俺の心はあの時から既に決まっていたじゃないか)」 そう結論づけると、これまで霧がかかっていた思考が一気に開けてくる。 同時に、大した実力もないくせに理想論ばかり並べ立てるクリスたちが滑稽に見て取れた。 森崎「言いたいことはそれだけか」 今まで出会ってきた中で一番冷たい森崎の声に、クリスとカタリナは驚愕する。 森崎「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ。 クリス。お前はブロック意外の守備をもう少し身につけろ。 ゴール前で突っ立ってるだけじゃ壁にしかならないぞ」 クリス「なっ……」 森崎「カタリナもだ。最終試験であれだけの力が発揮できたのならサッカーでも繰り出せるはずだ。 お前たちは正騎士に…所謂『プロ』になったんだ。もう今までのように 気の合う友達との仲良しごっこを持ち込める世界じゃないんだよ」 カタリナ「そ、そんな……」 森崎「(日向よ。今回ばかりはお前の言うとおりになっちまったな。 プロの世界は友情ごっこが出来るほど甘くはないってことをちゃんと言い聞かせるのが俺の役割なんだ)」 嫌われてもいい。何が彼女たちのためになるのかを考えて森崎は冷たく言い放った。 実力のないものは周りから置いていかれ落ちこぼれるのが定め。 残念だが、ライアンには一流の域に達せられる才能は感じられない。 だからこの二人には後ろを振り返らずに、前だけを見て強さを求めて欲しいと森崎は願った。
[447]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:28:27 ID:??? クリス「……そうですか。分かりました。それが森崎さんの考えだというのなら……」 カタリナ「私たちは諦めません。絶対にライアンを救ってみせます。 『第七小隊』は全員揃って正騎士にならなきゃいけないんです!」 二人の目は、前までの憧れが込められた信頼の目では無くなっていた。 自分の理想と違う道を歩む者へ向けられる、敵意が込められたものだった。 森崎「勝手にしろ。お前たちが正騎士になった時点で、もう俺はお前たちの教官でもなんでもないんだからな」 クリス「……そうでしたね。それと折角の練習の誘いですが、断らせてもらいます。 行こうカタリナ。私達の手でライアンを選抜メンバーに選ばせるんだ!」 カタリナ「あ……待ってくださいクリス!」 息を荒くして別のフィールドへ立ち去っていくクリスを追いかけようとしたカタリナだったが、一度森崎のところに引き返してくる。 カタリナ「あの、森崎さん。私は信じてます。森崎さんはライアンのことを分かってくれる。 あの夜に私に話してくれたように、森崎さんは弱いものの立場を理解してくれるって」 森崎「…………」 カタリナ「でも、どうしても森崎さんの考えが私たちの夢の邪魔になるようでしたら…… 私はどんなことをしてでもあなたを止めます。クリスを、ライアンを、 そしてなによりも私自身を助けるために」 森崎「(カタリナ自身を助ける…?どういうことだ?)」 クリスの後を追いかけていくカタリナの最後の言葉が気になるものの、森崎は残った二人と練習を再開する。
[448]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:30:12 ID:??? ☆どうしますか? A 基礎練習…基礎ステータス強化(○○+2系) B 必殺技開発…シュートやタックル等のガッツ消費系の必殺を開発 C 戦術開発…雪崩攻撃やファストブレイク等ガッツ消費系の戦術を開発 D スキル開発…サイドアタック等自動的に発動するスキルを開発 ※A・Bの場合【ガッツ/スルー/ドリブル/タックル/パス/カット/シュート/ブロック/競り合い/クリアー/セービング/飛び出し】 などの項目を追記しても構いません。 【同じ組み合わせ2票】集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[449]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:31:03 ID:hDvlBpsY A ガッツ
[450]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:32:29 ID:OmyiYnBo A ガッツ
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0ch BBS 2007-01-24