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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[444]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:03:32 ID:hDvlBpsY D 厳しいようだがまずは現実を見るべきだ
[445]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:03:49 ID:ANBhrnSI B
[446]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:26:42 ID:??? >D「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ」 森崎「(何を迷う必要がある。俺の心はあの時から既に決まっていたじゃないか)」 そう結論づけると、これまで霧がかかっていた思考が一気に開けてくる。 同時に、大した実力もないくせに理想論ばかり並べ立てるクリスたちが滑稽に見て取れた。 森崎「言いたいことはそれだけか」 今まで出会ってきた中で一番冷たい森崎の声に、クリスとカタリナは驚愕する。 森崎「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ。 クリス。お前はブロック意外の守備をもう少し身につけろ。 ゴール前で突っ立ってるだけじゃ壁にしかならないぞ」 クリス「なっ……」 森崎「カタリナもだ。最終試験であれだけの力が発揮できたのならサッカーでも繰り出せるはずだ。 お前たちは正騎士に…所謂『プロ』になったんだ。もう今までのように 気の合う友達との仲良しごっこを持ち込める世界じゃないんだよ」 カタリナ「そ、そんな……」 森崎「(日向よ。今回ばかりはお前の言うとおりになっちまったな。 プロの世界は友情ごっこが出来るほど甘くはないってことをちゃんと言い聞かせるのが俺の役割なんだ)」 嫌われてもいい。何が彼女たちのためになるのかを考えて森崎は冷たく言い放った。 実力のないものは周りから置いていかれ落ちこぼれるのが定め。 残念だが、ライアンには一流の域に達せられる才能は感じられない。 だからこの二人には後ろを振り返らずに、前だけを見て強さを求めて欲しいと森崎は願った。
[447]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:28:27 ID:??? クリス「……そうですか。分かりました。それが森崎さんの考えだというのなら……」 カタリナ「私たちは諦めません。絶対にライアンを救ってみせます。 『第七小隊』は全員揃って正騎士にならなきゃいけないんです!」 二人の目は、前までの憧れが込められた信頼の目では無くなっていた。 自分の理想と違う道を歩む者へ向けられる、敵意が込められたものだった。 森崎「勝手にしろ。お前たちが正騎士になった時点で、もう俺はお前たちの教官でもなんでもないんだからな」 クリス「……そうでしたね。それと折角の練習の誘いですが、断らせてもらいます。 行こうカタリナ。私達の手でライアンを選抜メンバーに選ばせるんだ!」 カタリナ「あ……待ってくださいクリス!」 息を荒くして別のフィールドへ立ち去っていくクリスを追いかけようとしたカタリナだったが、一度森崎のところに引き返してくる。 カタリナ「あの、森崎さん。私は信じてます。森崎さんはライアンのことを分かってくれる。 あの夜に私に話してくれたように、森崎さんは弱いものの立場を理解してくれるって」 森崎「…………」 カタリナ「でも、どうしても森崎さんの考えが私たちの夢の邪魔になるようでしたら…… 私はどんなことをしてでもあなたを止めます。クリスを、ライアンを、 そしてなによりも私自身を助けるために」 森崎「(カタリナ自身を助ける…?どういうことだ?)」 クリスの後を追いかけていくカタリナの最後の言葉が気になるものの、森崎は残った二人と練習を再開する。
[448]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:30:12 ID:??? ☆どうしますか? A 基礎練習…基礎ステータス強化(○○+2系) B 必殺技開発…シュートやタックル等のガッツ消費系の必殺を開発 C 戦術開発…雪崩攻撃やファストブレイク等ガッツ消費系の戦術を開発 D スキル開発…サイドアタック等自動的に発動するスキルを開発 ※A・Bの場合【ガッツ/スルー/ドリブル/タックル/パス/カット/シュート/ブロック/競り合い/クリアー/セービング/飛び出し】 などの項目を追記しても構いません。 【同じ組み合わせ2票】集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[449]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:31:03 ID:hDvlBpsY A ガッツ
[450]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:32:29 ID:OmyiYnBo A ガッツ
[451]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:40:47 ID:??? >A ガッツ 森崎「もっとだ。昨日よりももっと持久力をつける訓練をしないと!」 中里「ランニングでござるか?付き合うでござるよ」 メクネス「それにしてもモリサキくんはモテモテだね〜。 あんなカワイコちゃんに言い寄られるなんて滅多に無いことだよ〜」 森崎「……今はアイツらの話はしないでください。練習に集中したいんで」 メクネス「おっとと、シツレイ捕まりましたー」 森崎「(なんだか日本語が怪しいぞこの人…?)」 中里「(しかし…何時の時代になっても人と人のイザコザというものは絶えず起こるものか)」 中学時代の大空翼との派閥争いに躍起になる森崎の姿を見てきた中里は、 今回のトラブルが大会に悪影響を及ぼさないことを願った。 森崎ガッツ練習→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します K〜9→ガッツ+20 8〜4→ガッツ+10 3〜2→効果なし A→ガッツ-20 JOKER→ガッツ+40
[452]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:47:01 ID:??? 森崎ガッツ練習→ ハートJ
[453]森崎名無しさん:2011/09/24(土) 13:51:01 ID:??? 森崎が助力しなくても普通に強くなってまた出てきそうだな
[454]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 14:01:52 ID:??? 森崎ガッツ練習→ ハートJ >K〜9→ガッツ+20 ============ 森崎「(弱い者の立場……か)」 カタリナの言葉が先程から喉に引っかかった小骨のように痛みを上げる。 森崎自身、何者かに導かれるようにして弱者から強者への道を歩まされてきているのだ。 彼女たちの言うことがわからないわけではない。 出来ることなら全員揃って卒業させたかったというのが正直な気持ちだ。 マルス『最終試験の部隊の振り分けは君が提案したものだったみたいだね』 森崎「(ああそうだよ。ライアンが落第した一員は確かに俺にもあるさ。だけど……)」 認めたくなかった。これまで幾つかの失敗をしたことはあるが、 最終的には挽回し、成功を納めてきた自分の判断ミスが 一人の純粋な少年の未来を閉ざしてしまったことなど。 森崎「(ゴードンの話をした時のアイツは……笑っていたっけ)」 兄に対する不安を取り除くために彼の心を気にかけたこともある。 最も、後に自分にふりかかる不利益を予め取り除くためという打算もあったかもしれないが。 森崎「(でも今更どうすることもできないだろうが。『リセット』で何度もやり直せるほど人生は甘くないんだよ)」 敗北を受け入れ、それを糧にして強くなり、そして壁を乗り越えていくしかない。 第七小隊のメンバーには、自分のような甘えは許されないから。 だからどんな困難にも屈しない、現実から目を逸らさない強さを身につけて欲しかったのに。 森崎「ちくしょう…ちくしょう…ちくしょおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
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0ch BBS 2007-01-24