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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[631]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 01:23:32 ID:n0eCE6xQ C
[632]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 01:51:34 ID:??? >C 新田だけじゃなく、小豆沢という選手にも気をつけたほうがいい… 森崎の中で、新田の存在に並ぶほどの気がかりなことがもう一つあった。 小豆沢。南武フースバルのキャプテンにして、自分より上の世代の好プレイヤー。 彼の未来を探るようにして差し出した掌から伝わってきたイメージは、 間違いなく、自分たちの脅威になると感じらずにはいられなかった。 森崎「マリク。相手のキャプテンの小豆沢という選手にも気をつけたほうがいい」 マリク「小豆沢…というと、向こうのI番だね。一応MFで登録されているみたいだけど。 うん、分かった。彼と当たるときはなるべくブーストを使って切り抜けるようにしてみるよ」 森崎「ああ、頼んだ。それと、どうしてもきついと判断したら奴を避けるように進める戦術も考えておいてくれ」 マリク「オッケー。任せといて」 新田の他に、小豆沢にも注意を割くようにと念入りに伝えてから森崎たちアリティア選抜は円陣を組んだ。 森崎「よし、いこう!いこうぜみんな!このオープニングゲームを勝利で飾ろうぜ!」 一同「「「「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」」」」」
[633]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 01:53:21 ID:??? 〜フースバル控え室〜 陽子「さーて、いよいよこの時がやって来ちゃいましたか…」 南武フースバルのマネージャーであり、監督業も営む日本サッカー協会の派遣員である片桐陽子。 彼女は兄の宗政の指示によりこの大会の全記録を任されており、アカネイア大陸のサッカー事情、 さらには一部の者にしか伝えられていない、協会の極秘の任務も行うことになっていた。 陽子「(ついに開催される日本のプロリーグ。大手の海外リーグにも肩を並べるほどの 地盤を創り上げるためにもこの大会、無様な結果で終わる訳にはいかないわね)」 プロクラブを経営する会社の規模や、サッカーに対する理解と熱意により、チーム力は大きく左右される。 プロ選手たちはその狭間で凌ぎを削り合い、栄光の日本一、きってはワールドクラブカップという大舞台目指して戦うことになっていく。 問題はそのリーグ戦の内容だ。あまりにもチームの戦力に差が出来てしまったり、 陽子としては見応えのある守備の応酬が映える試合ばかりでは一見の観客が興味を失いかねない。 陽子「(フースバルは他のクラブと見比べてどうしても年齢も若く、総合力に劣っているわ。 でも、サッカーの試合はそんなものだけで左右されない、 何があるか分からない楽しい物だってことを証明するためにも――)」 せめて一勝。あの黄金世代と称される選手たちを苦しめてきた選手たちが集まるこのアリティア選抜には勝っておきたい。 いや、フースバルの選手たちはそんな小さいことなど考えてはいないだろう。 自分たちの力を信じ、そして勝利を勝ち取るためにと厳しい練習に励んできたのだから。 陽子「みんな、よく聞いて。ミーティングを始めるわよ」 ここからは『監督』としての仕事だ。陽子は普段のおちゃらけたムードをオフにして、 張り詰めた空気を纏うとホワイトボードにペンを当てていく。
[634]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 01:55:15 ID:??? 陽子「アリティア選抜はサッカー歴も浅く、そのほとんどが若い選手で構成されているわ。 でも、油断してはダメよ。キーパーの森崎くんを始め、マルスくんやアベルくんは 去年の全日本ユース特別合宿でその実力を十二分に私達に知らしめてくれたことは記憶に新しいでしょう?」 早田「へっ…あの時受けた悔しさは、そう簡単にぬぐい去れるものじゃありませんぜ」 石崎「おうともさ。今度こそあの二枚目共に一泡吹かせてやりてぇぜ!」 新田「それで、今回はどんな布陣で挑むんですか?」 陽子「今回のフォーメーションはこれよ」 フォーメーション設定→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→普段と同じく3-5-2のカウンタータイプで行くわよ! スペード・クラブ→3-4-3の攻撃的布陣で行くわよ! JOKER→陽子「突然だけど、今日付けで新加入した選手を紹介するわ」
[635]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 02:00:21 ID:??? フォーメーション設定→ クラブ6
[636]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 02:27:16 ID:??? フォーメーション設定→ クラブ6 スペード・クラブ→3-4-3の攻撃的布陣で行くわよ! −−−@−−− @土屋 −−−−−−− B−−C−−A B木村 C石崎 A早田 −−−−−−− −−−−−−− E−−−−−D E田中 D輝林 −−I−G−− I小豆沢 G大森 −−−−−−− −−−−−−− F−−H−−J F小林 H新田 J栗栖 陽子「基本は小豆沢くんを中心に攻撃を組み立ていって、新田くんや栗栖くんにシュートを打たせていって。 相手の出方にもよるけれど、サイドが手薄と感じたら小林くんのクロスも使っていくわよ。 早田くんも、チャンスがあれば積極的にオーバーラップを狙ってみて」 小豆沢「ふむ、シュート合戦に持ち込むということか」 早田「森崎の唯一つけ込める弱点といえばスタミナだからな。 とにかく数打ってバテさせることさえ出来れば、勝機は見えてくると思うぜ」 新田「あの人からゴールを奪うのは難しいですからね。とにかく攻撃権をなるべく持続させるようにしましょう」 栗栖「この日のために開発したあの新シュートを試すには絶好の相手だな」 石崎「お?やる気充分って感じだな。アリティア選抜はお前と同い年の連中も多いらしいからな、負けてらんねぇよな?」
[637]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 02:28:35 ID:??? 栗栖「はい!新田さんのマークが厳しい時は俺がなんとかしてみせます」 陽子「(黄金世代以降の選手のレベルが著しく下がっていると言われているけれど…… 彼のように高騰していく日本のサッカーレベルについてきてくれる若い子もいる。 U-15の世界大会でベストイレブンに選ばれた君の実力……期待してるわよ)」 栗栖「(俺の実力が何処まで通じるか……この緊張感、あの大会以来だな……)」 あの大会はまさしく熱戦に続く熱戦だった。栗栖は数カ月前に行われたあの大会をまるで昨日の出来事のように思い出していた。 新世代の芽吹き→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→世界jrユース大会で共に優勝を果たした最高の仲間たちのことを思い出していた スペード・クラブ→世界jrユース大会で惜しくも準優勝だったが気の合う最高の仲間たちのことを思い出していた JOKER→ダイヤ・ハート+その時のチームメイトが今日付けでフースバルに入団することになっていたのを思い出した
[638]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 02:28:58 ID:??? 新世代の芽吹き→ ダイヤ10
[639]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 02:29:49 ID:??? 森崎が高く評価されればされるほど、 「この後メッキがはがれるんだろうなあ」と鬱になるでござる。 早く戦闘にならんかな、そしたら活躍できるのに
[640]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 20:07:58 ID:??? >>639 ネガティブ思考ばっかりじゃダメですよ!前向きに戦って行きましょう! 森崎のセーブ力は高いので、カード運が酷くなければなんとかなるとは思います。 あとはどれだけDF陣でシュートを打たせずに食い止めるかですね。 ============ 新世代の芽吹き→ ダイヤ10 >ダイヤ・ハート→世界jrユース大会で共に優勝を果たした最高の仲間たちのことを思い出していた 栗栖「(あの試合……ブラジルjrユースとの戦い以来だ。この胸の高鳴りは…!)」 世界jrユース世界大会。記念すべき第1回大会を森崎率いる全日本jrユースが制してからはや4年。 既に5回目となったこの大会では、所謂『谷間の世代』と呼ばれる選手たちが戦っていた。 だが、シュナイダーやディアス、ピエールなどのいまや世界的な選手たちが揃う 『黄金世代』と同年代の選手たちのレベルが高すぎたのだ。比べる相手が悪すぎたと協会の誰もがわかっていた。 しかし。この大会は思わぬ所で多くの観衆から注目されることになる。 特に注目の的となったのはイタリアjrユース代表キャプテンのエドゥアルド。 第1回大会では出場を辞退していたブラジルユースのエースであるシニョーリ。 そしてこの大会で見事優勝し、2回目の世界一を掴んだ全日本jrユースのストライカーであった栗栖。 さらにはこの時のjrユースのキャプテンを務めていた島崎、ゴールを死守していた飯塚など ある人が言うには『黄金世代』にも匹敵すると言わしめるほどの高い実力を誇っていたのだ。 ガ キ ィ ッ ! ! 放送「と、止めた〜〜っ!!前半あっという間にハットトリックを決めたはずの ブラジルの怪物シニョーリくんのシュートがこの後半では一本も決まりません! 全日本の新たな守護神、飯塚くんがまたしても鋭いセービングで防ぎましたァ!」
[641]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/12(水) 20:09:58 ID:??? 飯塚「貴様の動きは既に見切った!もうこの試合、貴様の好きにはさせんぞ!」 シニョーリ「(くっ…ムカつく〜!なんで俺のシュートがこうも入らないんだ。調子がわるいのか?)」 島崎「総員聞けぇ!残り5分だ!このまま延長に持ち込まれては危険だ。一気に勝負を決めにいけェ!」 こぼれ球を確保しようとしたブラジル選手を豪快に吹き飛ばし、キャプテンの島崎が声高らかに指示を出す。 島崎「今だ栗栖、決めてこい!」 ドギュッ!バシィッ! 放送「さァ、ここで島崎くんの力強いパスが栗栖くんに繋がる!全日本、勝ち越しのチャンスかー!?」 栗栖「絶対勝つ!絶対…!来いシニョーリ!前半の借りを返してやるぜ!」 シニョーリ「へへん、ボールをよこしなヘボ野郎!」 栗栖「俺は負けん!俺を信頼してボールを託した皆の期待を……これ以上裏切るわけにはいかないんだぁぁぁぁ!!」 ドガアァツ!! シニョーリ「なにィ……ぐわああぁぁぁっ!?」 放送「出たァ!栗栖くんの強烈なミドルシュート!これまで圧倒されてきたシニョーリくんを吹き飛ばし ゴールに向かってぐんぐん突き進んでいく〜〜〜っ!!」 シニョーリ「(な、なんだこいつのシュート……奇妙な回転が掛けられてて……?)」 ギュルルルルル!ズバァッ!!ドガッシャアアッ!!
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0ch BBS 2007-01-24