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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[845]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 23:35:31 ID:??? カイン→ ハート2 + カット31=
[846]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 23:35:50 ID:??? カイン→ ダイヤ9 + カット31=
[847]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/18(火) 23:49:31 ID:??? 小豆沢への(軽症治療済み-1)が抜けていましたね。修正します。 小豆沢→ ハート3 + ワンツー35+(軽症治療済み-1)=37 >栗栖→ ハートQ + ワンツー32=44 カイン→ ハート2 + カット31=33 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→小豆沢&栗栖が突破。栗栖を走らせ小豆沢はキープ ============ 小豆沢「そらっ、行ったぞ!」 栗栖「はい!返します!」 ビシュッ!ドシュッ! 自分の足元に帰ってくるシュートのような力強いパスに苦笑しつつ、小豆沢は再びボールを栗栖に返す。 小豆沢「(よっぽど暇を持て余していたようだな。この調子ならすぐに追いついてくれそうだ)」 カイン「み、見えん…何も見えん!」 アンナ「立ちふさがったカインくんでしたがあっという間にぬかれてしまった!」 小豆沢「よし。ここまで来れれば上出来だ。君は上がっておきなさい」 栗栖「待ってますよ!小豆沢さんの最高のパス!」
[848]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/18(火) 23:51:22 ID:??? 先ほどの速攻が嘘のように、今度はゆっくりとした速度でボールをキープする小豆沢。 前半もわずかだというのにその落ち着きようは逆に不気味さを醸し出していた。 マリク「(…この選手、隙がない。僕のディフェンスじゃ分が悪いか…?)」 小豆沢「おや、来ないのか。あんまりのんびりもしてられないんだがね」 マリク「くっ…!」 ロディ「マリク殿、ここは同時に!」 マリク「そうだ。一人では無理でも二人なら!」 小豆沢「……さて、いこうか」 森崎「(あの選手…これまでは地味に守備に貢献してきただけだった。 だが、俺が握手をしたときに感じたプレッシャーはその程度のものじゃなかったはずだ!)」 なにか不安を感じつつ、森崎は徐々に上がってくる新田や栗栖の動きに注意を払う。
[849]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/18(火) 23:53:15 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 小豆沢→!card+ ドリブル36+(軽症治療済み-1)= ============ マリク→!card+ タックル30= ロディ→!card+ タックル30= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→小豆沢が突破(奇数:ロビングを上げるために振りかぶる 偶数:さらにドリブルで直進) =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (田中がフォロー)(輝林がフォロー)(ライアンがフォロー) ≦−2→アリティアがボールを奪う 【補足・補正】 小豆沢は『倍速ドリブル』でドリブル時相手の人数補正を無効化 マリクのカードがダイヤで『フィンブルスパイク』で+4(吹っ飛び係数2・吹っ飛んだ相手の硬直を延長) ロディのカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2 その他は>>11を参照してください。
[850]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 23:54:07 ID:??? 小豆沢→ ダイヤ7 + ドリブル36+(軽症治療済み-1)=
[851]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 23:54:14 ID:??? 小豆沢→ スペード3 + ドリブル36+(軽症治療済み-1)=
[852]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 23:54:36 ID:??? マリク→ クラブK + タックル30= ロディ→ ダイヤ6 + タックル30=
[853]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/18(火) 23:58:14 ID:??? 小豆沢→ ダイヤ7 + ドリブル36+(軽症治療済み-1)=42 マリク→ クラブK + タックル30=43 ロディ→ ダイヤ6 + タックル30=36 【攻撃側】−【守備側】 =−1→ボールはこぼれ球に。ライアンがフォロー ============ 肉体系魔道士マリクが立派に仕事をした所で一旦ここまで。 ちなみにマリクの守備は10でロディは6。何処でこんなに差がついた… それではまた次の更新でお会いいたしましょう〜
[854]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/20(木) 23:03:24 ID:??? 小豆沢は非常に落ち着いた動作でマリクとロディのプレスを待っていた。 だが、いざ二人が囲みだそうとした瞬間ギアを入れ替えたように機敏に動き出す。 森崎「うっ…あ、あの動きは…!」 森崎には見覚えがあった。フルチューンされた車のように自由にアクセルとブレーキを踏み分け 錯覚さえ起こすほどの速度差を見せつけることで相手のマークを軽々と振り切る独特なドリブル。 森崎「そうだ、間違いない。オランダのストライカーのイスラス。奴の動きに似ているんだ」 複数のマークなど全く意味を成さない、一対多の勝負に特化した一瞬で相手を振り切り突破するドリブル。 小豆沢はそのドリブルが出来るのだ。これが早田や新田が言っていた小豆沢の『凄いところ』なのだろう。 これまで日本のサッカーの歴史上最大の層の厚さと称される『黄金世代』という 同年代のくくりの中で激しい争いをこなしてきた森崎にとって、 いくら上の年代の選手だろうと、サッカーの才能に恵まれていなければ得られないような能力に愕然する。 小豆沢「(黄金世代の戦士たち。彼らの才能は確かに過去最高のモノと呼べるだろう。 協会もそのポテンシャルに目をつけ、彼らを中心としたチーム結成に躍起になっている。 これまでA代表として戦ってきた俺達の事など、はじめからいなかったかのように)」 これまで国を背負い戦ってきた自分たちの存在すら霞ませるほどの輝きを持つ黄金世代の若き選手たち。 その中でもチームの中心としてゴールマウスを死守してきた森崎有三という少年。 そんな彼の才能をこの目で確かめるために、この大会の参加を小豆沢は決意したのだ。 小豆沢「(僕たちが築きあげてきた栄光。いや、栄光と呼べるほどのものじゃない小さな輝きでしかないかもしれない。 しかし、その僕達がたどってきた日本サッカーの栄光を君たちが本当に受け継ぐことが出来るのかどうか… 性分なんだろうな。昔から自分の目で、体で確かめなくちゃ気が済まなかった……!)」 既に選手としてのピークは通り過ぎている自分が、協会の意識や興味が移り住んでしまっている 彼らに対して自分ができることはできうる限りの技を見せ、それを次に活かしてもらうことしかない。 かつて自分もそうしてきたように。1968年の五輪大会で得た銅メダル以上の栄光を勝ち取るために。
[855]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/20(木) 23:05:31 ID:??? 小豆沢「(この常人ではとてもこなせないドリブルを必死に身に付けさせてくれた『あの人』の思い… そしてなによりも、新たな才能に夢を託すことを誇りに思える僕の想いを、君は受け止めることが出来るのかい?)」 ダヒュッ!! だが、小豆沢の心のなかにはもう一人の自分がいた。それはまだ自分たちでもやれると。 そう簡単に立場を明け渡したくはない、自らの老いと後輩たちの躍進を認められない葛藤もあった。 サッカーという自分のこれまでの人生を賭けるに値するほどの魅了される競技に対しての心構えなのだ。 この未練という感情にも近い気持ちを払拭できるほどの才能を発揮して欲しい。それが小豆沢の願いだった。 アンナ「こ、これは凄い!二人からの厳しいチェックにもまったく動じずボールのキープを続ける小豆沢くん!」 マリク「(この人のプレイには気迫がこもっている。譲れない信念というのかな… こうして相対しているだけで飲まれてしまいそうだ。でも、僕だって)」 カダインで魔法の教師として授業をする傍ら、マリクも学院の子供たちにサッカーを教えている。 もっともそれは体育の授業程度のものでしかなく、本格的な指導などはできていない。 だが、このアカネイア大陸のサッカーという文化は驚くほどの速さで浸透して行っている。 噂では大陸全土を巻き込んだ大規模なサッカー大会が開催されるという話もある。 武器による争いからスポーツによる争いへ。決して血を流すことのなく競い合える文化の形成。 それこそがマリクの幼い頃からの親友であるマルス王子の掲げる理想の一つなのだ。 マリク「(大衆の興味を集めるには、いかにしてサッカーが楽しく素晴らしいものかをわからせる必要がある。 点を競いあうルールがある以上、どうしても勝利を目指すことになるのは避けられないことだ。 アリティアのみんなの前大会での優秀とは言えない結果にも惜しみない声援と拍手をくれたのは嬉しいけれど… 彼らの応援は、僕達に勝って欲しいという願いが込められている。その期待を裏切っていては……ダメなんだ!)」
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0ch BBS 2007-01-24