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【栄光を】キャプテン霊夢12【つかむとき】
[994]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/10(月) 22:52:12 ID:??? だが、後半15分、妖夢達は千載一遇のチャンスを物にすることに成功する。 藍「(DFが美鈴に集中している!……天子がフリーだ!こんなチャンスはそうそうない!)それっ!」 天子「私をフリーにするなんて良い度胸ね……。受けてみなさい!! 全 人 類 の 緋 想 天 !!!」 ズゴォオオオオオオオオオオオ!!! 森崎「な、なんだこのシュートは!?(ドガァ!)ガハッ!」 ズサァアアアアアアア!!!ピィッピィー!!! 天子「はぁ、はぁ……これが私の最高のシュートよ!(正直、もう一発は撃てないけど……)」 妖夢「ナイスシュートです、天子さん!」 後半15分、天子のフルパワーでのシュートにより、ついに森崎の牙城を崩すことに成功する。 ザンギュラのスーパーウリアッ上 1−1 南葛中学 その後お互いに譲り合わず、どちらも決勝点を取れないまま時間だけが過ぎて行く。 そして後半27分。美鈴の意表をついたミドルシュートをキャッチした時、森崎が最後の賭けに出る。 森崎「(よし、行くならここしかねぇ!)」 ダッ! 天子「え!?」 美鈴「き、キーパーがオーバーラップ!?」 バケバケF・G「「(ここは通さねぇ!!!)」」 ズサアァアアアアアアア!!! 森崎「へっ!そんなへなちょこタックルで俺が止められるか!」 ババッ! 文「な、何とキーパーの森崎選手がオーバーラップ!意表をつかれたか、誰もこれを止めれない!」 森崎「……決めやがれ、翼!」
[995]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/10(月) 22:53:18 ID:??? 翼「森崎……よし、これが俺の……旅立ちのゴールだぁあああ!!!」 バゴォオオオオオオオオオオオオン!!! 最後の力を振り絞って放たれる翼のミラクルドライブ。 それは寸分たがわずゴール右隅を捉える。 C様「(……ここで決めさせる訳にはいかねぇんだよぉおおおおお!!!)」 衣玖「このシュートが決まる空気ではありませんよ!!!」 ドガァアア!!!グシャアアア!!! C様「(ぐはぁああ!!!)」 衣玖「うぐっ!!!」 何とかその軌道上には割り込んだものの、翼のミラクルドライブの威力に吹きとばされる二人。 ……だが、その決死のプレイがわずかだがシュートの威力を弱めていた。 バケバケ@「(よくやった!お前の死は無駄にはしねぇ!!!うおおおおおおおお!!!)」 バイーン!!! 自らの柔らかいボディを存分に跳ねさせて、体ごとぶつかっていくバケバケ@。 バケバケ@「(くおー!ぶつかる!ここだ!アクセル全開!インド人を右に!!!)」 バチィイイイイイイイイイイン!!!カァアアアアアアアン!!!
[996]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/10(月) 22:56:15 ID:??? 翼「……な、なにぃいいい!!!???」 翼の最後の力を振り絞ったミラクルドライブ。だが、バケバケC、衣玖、バケバケ@の身体を張った プレーによりわずかに方向が逸れ、ゴールネットを捉えることなくポストに直撃する。 文「防いだー!翼選手の凄まじいシュートでしたが、ザンギュラチームの守備陣がかろうじて止めた! そしてこぼれ球は藍選手がカバー!時間はもうロスタイムしかありません!2−2のまま延長戦になるか、 それともザンギュラのスーパーウリアッ上が勝ち越し点を決めるのか!?」 C様「(……へ、俺達はもう動けねぇ。後は任せたぜ!)」 衣玖「私達に出来ることはここまでです。後は頼みましたよ!」 バケバケ@「(お前達の力……確かみてみろ!)」 藍「よし、皆よく防いでくれた!延長はいらん!ここで決着をつけるぞ!!」 妖夢「ありがとうございます、皆さん!このプレイ、決して無駄にはしません!」 森崎「(ちっ!翼の奴、しくりやがった!だが、ここで決めさせる訳にはいかねぇ!まずは戻らねぇと!)」 ダッ!!! 急いでゴール前に戻る森崎。何とかシュートを撃たれる前に戻ることには成功するが、 既にその時には中央突破をした藍がPA内にセンタリングを上げていた。
[997]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/10(月) 22:58:01 ID:??? 美鈴「はぁあ!!!」 井沢「(く、くそっ!俺より高い!)」 バチィッ!!! そして、これを美鈴が得意のポストプレーで落とす。そこに走り込むのは1点目を決めている天子。 森崎「最後はてめぇか!さっきみたいな油断はもうねぇぞ!」 石崎「俺達もブロックに入るぞ!」 高杉「延長に入れば体力差で俺達の方が有利な筈だ!」 中里「(可愛い女子であるが、勝負は別でござる!)」 天子「……それはどうかしら……ねっと!」 スカッ! 石崎「な、なにぃ!?」 高杉「ここでスルーだと!?」 天子「……妖夢!私がここまでやったんだから、絶対決めなさいよ!」 妖夢「(あの自分でシュートを決めることしか頭になかった天子さんがこの土壇場で……!) ええ、分かっています!これが……私の最後のシュートです!」 ぐわぁああああああああああ!!! 森崎「ちっ!だがゴールはやらねぇ!」 妖夢「(ここで決められないようでは……私に幻想郷ナンバーワンプレイヤーを目指す資格等ありません!) いきます!!!『待宵反射衛星斬』」 バゴォオオオオオオオオオオン!!!
[998]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/10(月) 23:00:09 ID:??? 妖夢の残る体力全てを振り絞ったシュート。それは妖夢の足にこれまでにない程の完璧なインパクトを伝えていた。 森崎「うおおおおおおおおおお!!!」 バッ!!! 森崎の自分の全てを掛けて全力でそのボールに飛びつく。だが、1点目を取られた事でわずかに天子に 注意がいっていた為か、わずかに反応が遅れてしまい…… ガシィッ!!!ギュルギュルギュル……! 森崎「(な、なんだ……!止めている筈なのに……!まるでボールが意思を持っているかのように回転し続けて……)」 バチィィ!!! 森崎「ぐはっ!」 ズバァアアアアアアアアン!!! ピィッピィーーー!!! ……ピッピッピィーーーーーー!!! 妖夢「……決まった」 ゴールを告げるホイッスルと試合終了を告げるホイッスル。 前回の大会ではどちらも耳をふさぎたくなる程の嫌な音に聞こえたそれ。 だが、今回の大会では正に妖夢達の祝福を告げる鐘の音に聞こえた。 ザンギュラのスーパーウリアッ上 2−1 南葛中学
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0ch BBS 2007-01-24