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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜
[967]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 19:36:34 ID:YGl3z1I2 モリサキ「……何が望みだ?」 ワカバヤシ「別に。ただ、悪い情報があるからな。お前も知っているだろう?」 モリサキ「ああ。ツバサが他の派閥を取り込んだという話なら知っている。」 ここでも4年前のあの言葉が正解だったことに僅かに奇妙な気分になる。 ヤン『君があまりに強くなりすぎてその2人が共闘せざるを得ないほど追い詰めてしまえば… 窮鼠が猫を噛んだという歴史上の事例に暇(いとま)はないことをよく覚えておくことさ。』 4年前にエル・ファシルの英雄は既にこの事を予言していた事になる。 モリサキ派閥は既にヒューガ派閥を取り込み更にこうしてワカバヤシ派閥とも中立的友好関係を 保っている。つまり、それはオオゾラ・ツバサにとってはこれ以上ないほどの脅威であり、 そのため他の何かと共闘させ無ければならないほど追い詰めていた事になるのだ。 モリサキ「けっ!根性無しが!俺が怖いなら……だが、これでアイツのと決着も卒業後、という事だな」 既に数日後には卒業式、その直後に任官式が行われる予定となっている。
[968]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 19:37:39 ID:YGl3z1I2 ワカバヤシ「そのとおり。正直俺はツバサと手を組んでもいいんだが、今のまま繋がったのではツバサが トップになってしまう。…そこで俺は金に困っているであろうお前に白羽の矢を立てたわけだ。」 つまり、ワカバヤシは自分を高く買ってくれる場所を探しているという最中ということらしい。 どうしますか? A.ツバサを倒すためなら呉越同舟も仕方なし。卒業後も同盟を結ぶ。 B.ヒューガコンツェルンの資金で十分だろう。ワカバヤシと手を切る。 C.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[969]森崎名無しさん:2011/09/21(水) 19:40:36 ID:llzgTiko A まあ、敵は強い方がいいや。 シュナがダメになった場合は「え、僕たちはモリサキを操作してたんですよね」って顔をすればいいし(コラ
[970]森崎名無しさん:2011/09/21(水) 19:49:44 ID:S7jph6+w A
[971]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 20:52:57 ID:YGl3z1I2 >>969 彼は本来亡……いえ、何でもありません。 A.ツバサを倒すためなら呉越同舟も仕方なし。卒業後も同盟を結ぶ。 逡巡するモリサキ。 確かに金があって困る事はない。それに彼を引き入れるという事はある意味において彼を屈させた という事でもあり、それは彼の自尊心をくすぐる十分な魅力を持っていた。 モリサキ「しかたがないな。どうしてもっていうなら金を出してもらおうか」 とても出資してもらう側とは思えない口調でそう言い放つと、苦笑いするワカバヤシと 手を結ぶ事になるのだった。 〜〜〜
[972]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 20:53:59 ID:YGl3z1I2 そしてついに卒業式。 モリサキ「どうせ首席は関係ないしな。意外とつまらんものだ」 せめて卒業を悼んでくれる可愛い後輩でもいれば話は別なのだが、残念ながらそういう都合の良い 存在はおらず、式の間暇そうにあくびをかみ殺していた。 当代の首席発表!→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤ オオゾラ・ツバサ ハート カルロス・サンターナ スペード ファン・ディアス クラブ ミスギ・ジュン JOKER モリサキ・ユウゾウ となります。
[973]森崎名無しさん:2011/09/21(水) 20:54:31 ID:??? 当代の首席発表!→ ハートJ
[974]森崎名無しさん:2011/09/21(水) 20:54:44 ID:??? 当代の首席発表!→ クラブA
[975]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 22:29:51 ID:YGl3z1I2 当代の首席発表!→ハートJ ハート カルロス・サンターナ 遅刻欠席当たり前であるモリサキにとって、首席の座は興味の範疇ではなかった。彼にとって最も 大切な事はツバサがこれ以上遠いところへ行かない事であり、つまりは… モリサキ(ツバサになるな、ツバサになるな、ツバサになるなよぉ!) 可能性的に十分。しかし決め手は無く、混戦模様だった首席候補生の1人が、その栄誉を受けない事 だけであった。 シトレ校長「今期生の首席は………カルロス・サンターナ」 モリサキ(よっしゃ!) 大きな拍手が舞い飛ぶ中、小さく握りこぶしを作るモリサキ。これで彼は自分と同じ出発点 であり、望んで死地に向うモリサキの方が戦死さえしなければ先手を取れることになる。 最後は毎年の恒例行事である士官候補生であることを示しているベレー帽を全員で空中に高く投げ 卒業式の幕はおりるのであった。 〜〜〜
[976]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 22:30:52 ID:YGl3z1I2 〜〜〜 しかし、式は終わらずそのまま任官式へと移行する。 シトレ校長「……であるからして……」 巨体に黒い肌と灰色の髪をした校長が改めて戦争へ向う若き士官たちへ訓告していたのだが、 モリサキの心は既に宇宙空間へと移っており内容は全くわからない。 気がつけば全体の式は終わり、小規模面談へと変わっていた。これは前もって同じ任務地の内定を得ていた 人物達が集まり任地に関する命令書をまとめて受領するという、ある意味感動も何も無い 事務的なものだが、若き士官たちにとってはもう一つの意味…つまり、来月からの同僚を前もって 知る事の出来るイベントでもあった。 モリサキ(見知ったやつはあまりいないな。……いや、あれはマツヤマ!?) 同じ派閥であるが故によく知る仲間だったが、自身の希望が必ずしも通るわけではないため、 あまり任地の話になる事は無く、モリサキもまた、初めてそのことを知る。
[977]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/09/21(水) 22:31:57 ID:YGl3z1I2 モリサキ「マツヤマ。…お前ほどの男がなんでこんな危険な任地に?」 マツヤマ「モリサキ!?それはこっちの話だよ。好き好んで死地に向うなんてどうかしてるんじゃないか?」 若い人材を育成するのも戦略、政略である。そういう意味でまだ未知数な部分のある士官候補生が いきなり激戦区へ飛ばされることなど、自分から志願し、そして生きていけるだけの能力を 示せる人間しかしない。第一、ヒヨッ子1人を育て上げる事だって無料ではないのだ。 つまり、モリサキもマツヤマも『死なないだけの能力を持ち、尚且つ自ら志願した奇特者』という ことになる。 モリサキ「俺はいいんだよ。自分でも問題児だという認識はある。だからそれを逆手に取っただけだ。 だが、お前は守勢時の粘りは一級品で尚且つ品行方正。人との軋轢も生まない優等生だろ?」 マツヤマ「そんな事は無い。俺は女の子の気持ち一つに気づかなかったクズ野郎さ。だからけじめのために 自分の力の限界の先を見るためにこの地へ来た。だが…そこにモリサキがいるとは。 運命とは不思議だな」 モリサキ「そうだな。ま、いいか。マツヤマは俺の背中を守ってくれ。俺はお前の背中を守ってやる」 そんな小さな友情をはぐんでいると…
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0ch BBS 2007-01-24