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【ナイトメア】キャプテン岩見22【オブ・ナナリー】
[41]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 00:04:40 ID:DvVWNa4w ???「ギルフォード卿、私にゼロ討伐の許可を」 白い兜の機体のパイロットがギルフォードに通信を送る。 予備パーツで構成されている分性能は少し劣るが、彼はそれを充分に使いこなしていた。 特派から参戦した兵士である朽木スザクがそのパイロットである。 ギルフォード「君は特派から派遣された朽木准尉か。わかった。 ゼロの討伐、君に任せる。あの赤い奴はこちらで食い止める。 確実にゼロを討ってくれ」 ダールトン「任せたぞ、朽木准尉。」 スザク「イエス、マイロード!!」 彼らが立てた作戦は、ギルフォードやダールトンが時間を稼いでいる間に スザクがゼロを狙うというものだ。 機動性の高いランスロットがその任に適している。 そのおかげでスザクはゼロの乗る機体に肉薄していた。
[42]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 00:10:06 ID:DvVWNa4w ゼロ「おのれ……また白兜か……」 早奈たちもこちらに向かってきているが、それよりスザクの動きの方が速かったのである。 スザク「ゼロ、君のやり方は間違っている。 間違った方法で得た結果に意味はないから」 ゼロ「くそっ……俺がやるしかないのか」 スザクとゼロは1対1で戦わざるを得なかった。 カレンや藤堂はギルフォードやダールトンたちにくぎ付けにされているからである。 だがゼロの操縦技術ではスザクには及ばない。 彼は一流のパイロットであり、既にトップクラスの実力を持っているからである。 紅蓮弐式のパイロットであるカレンなら互角の戦いに持ち込めたが、ゼロでは分が悪い。 彼は戦略家であり、戦術家でもあるが、パイロット能力ではトップクラスではないのだ。
[43]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 00:14:06 ID:DvVWNa4w スザクの駆るランスロットの一撃がゼロの乗る無頼の装甲を貫く。 全壊ではないが、フロートユニットを破壊されて落下していく。 ゼロはその衝撃で気を失っていた。 スザク「君さえいなくなれば黒の騎士団は崩壊する!!」 スザクは追撃を放とうとするが、ここでようやく早奈たちが到着したのだ。 早奈(降伏勧告が失敗した以上やるしかないわね) 一斉に射撃し、スザクの追撃を防ぐ。 スザク「ここは引くしかないか」 ここで彼らに撤退命令が出て退いていった。
[44]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 00:16:30 ID:DvVWNa4w 早奈(ルルーシュの同型機ね。永琳も使っている。 追撃して撃墜する?でもゼロが……) 今ゼロを失うわけにもいかない。 追撃するか、ゼロを助けに行くか。 選択肢は2つだ。 どうしますか? Aゼロを助けに行く B追撃しましょう 先に2票入った選択肢で進行します
[45]森崎名無しさん:2011/09/14(水) 00:33:44 ID:aG8sHWt+ A
[46]森崎名無しさん:2011/09/14(水) 00:35:34 ID:4IuFp2gA A
[47]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 01:14:03 ID:DvVWNa4w Aゼロを助けに行く 早奈「私はゼロを助けに行ってくるわ。みんなは他の人たちと合流して」 早奈は指示を出すと返事を待たずに、ゼロが落ちて行った方を探しに行った。 彼を今失うわけにはいかないのだ。 -----ゼロが落ちた場所にて----- サイタマゲットーの廃墟のようなところにゼロの乗る機体無頼は墜落した。 ゼロは気を失ったままで、顔からは血が出ている。 どうやら仮面も衝撃で外れてしまったようだ。 ミレイ「まさか、ルルがゼロなんてありえないわ。」 アッシュフォード学園の生徒会長であるミレイは、ヴィレッタという女性から ルルーシュという少年が黒の騎士団に関与している疑いがあることを知らされた。 そのために調査をしていたのだった。 そして彼女は発見してしまった。 サイタマゲットーにいるはずがないルルーシュの姿を。黒いマントに仮面をつけている その姿は彼がゼロだということを証明していた。
[48]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 01:21:10 ID:DvVWNa4w ミレイ「嘘よね……」 いつもはおちゃらけた態度をとるミレイだが、今は真剣な表情をしていた。 まさかルルーシュがゼロをやっているとは思っていなかったからだ。 そういえば少しおかしいところはあった。 黒の騎士団が動いてるときはルルーシュも休みだった。 ヴィレッタ「関わりがあると思ったら、ゼロ本人とは…… これで私は出世できるぞ!!」 ミレイをつけていたのはヴィレッタだった。 彼女はルルーシュがゼロだということを知ってしまったのだ。 ミレイ(ルルがゼロだってばれたら……確実に本国に連れてかれる。 そうなれば、匿っていた私たちやルルたちも……)
[49]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 01:26:23 ID:DvVWNa4w そんな彼女の近くにはルルーシュが携帯していた拳銃が落ちていた。 やるしかない。 そうミレイは決心し、その拳銃を拾った。 ヴィレッタ「早く彼をブリタニアに連れて行こう。私にもようやくツキがやってきた」 オレンジ事件以降彼ら純血派は、虐げられてきた。 ゼロを捕まえて引き渡したとなると、出世は確実である。 もし捕まえることができなくても正体を暴露すれば、それだけで出世は確定だ。 ミレイはルルーシュを守るために、彼女に銃口を向け、引き金を引いた。 もちろん銃など使ったこともない少女だ。 銃の反動に負けてそのまま倒れこんでしまうが、ヴィレッタも血を流し倒れていた。
[50]キャプテン岩見:2011/09/14(水) 01:32:58 ID:DvVWNa4w そんな時、早奈がこの場所に到着した。 銃を構えたミレイに仮面が外れているゼロ、そして血を流し倒れているブリタニア兵らしき女性。 早奈(いったい何が起こっているの?) とりあえず、早奈は機体をゼロの近くに置き、降りてゼロに近づく 捕えられたモニカはコクピットの中で動きを封じられている。 ミレイ「誰!?」 ミレイと早奈はお互いに顔を知らなかった。 警戒しているミレイは銃を構えたまま下ろさない。 早奈「ゼロ、いえルルーシュの仲間よ。彼を助けに来たからあなたの敵ではないわ。」 状況から見てゼロを守るために女性を撃ったと思われる。 なので早奈は敵ではないことをアピールした
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0ch BBS 2007-01-24