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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[181]森崎名無しさん：2011/10/13(木) 23:37:27 ID:eQHxf/YA Ｃ
[182]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/13(木) 23:54:09 ID:??? Ｃ シャンハイに願い事がないか聞く 松山「(そうだよな……今回は他に何事よりも、シャンハイを労おう。 鈴蘭畑も、もしかしたら花の妖怪とカチ合うかもしれないし、明日は一日留守を頼むことにして……今は) なぁシャンハイ。 たまには……何か俺にやってほしいことないか？」 シャンハイ「え、ッ？ 私が光様に……ですか？」 思っても見ない主人の発言にびっくりした様子のシャンハイだが、松山の剣な目を見てうんうんと考えはじめる。 ややあって、願いごとが決まるとシャンハイはおずおずと控えめに、言葉に変えた。 シャンハイ「私のお願いは……」
[183]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/13(木) 23:55:11 ID:??? 先着で シャンハイのお願い！ → !card と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→ シャンハイ「優しく頭を撫でてほしいです」 ハート→ シャンハイ「今度一緒に山菜取りにいきませんか？」 スペード→ シャンハイ「今度アリス様のところへ行きたいです」 クラブ→ シャンハイ「今度魔理沙さんのお家に行きたいです」 クラブA→ シャンハイ「その。……」松山「(え、何だこの嫌な沈黙？)」 JOKER→ シャンハイ「光様のお嫁さんになりたいです」 松山及び全キャラGM魂の叫び「何ィ！！！！！！？？？？？？？？」 今度こそここまで。 お疲れ様でした。
[184]森崎名無しさん：2011/10/13(木) 23:55:54 ID:??? シャンハイのお願い！ → スペード3
[185]森崎名無しさん：2011/10/14(金) 00:00:40 ID:??? シャンハイルート突破口は険しく狭いな
[186]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/14(金) 23:51:13 ID:??? >>185 何気に守矢神社脱退ルートに針路変更したときと同じくらい、JOKERで以後の展開に影響与える判定でした。
[187]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/14(金) 23:52:50 ID:??? シャンハイのお願い！ → スペード3 スペード→ シャンハイ「今度アリス様のところへ行きたいです」 シャンハイ「お願いしたいこと……でしたら。 私、明日アリス様の館へ行きたいです」 松山「アリスさんに会いに？ ……魔法の森か」 シャンハイは元来、アリスが手がけた人形の一体であり(他の繰られている人形と違い爆弾は除去されてるが) どういう理屈でかシャンハイに自我が芽生えた時にも…… シャンハイに一大転機となる、人形を操作する魔法を習得させる時にも調整はアリスが行っている。 松山「(シャンハイは確かアリスさんの事を造物主と呼んで敬ってたよな……) 明日会いに行きたいってことは、何か機能面で話でも？ それとも他に相談か？」 シャンハイ「ハイ。 アリス様と幾つか相談したいことがあるんです」 松山「ふむ……」 明日の予定はトラウム・アドラーズのホームで射命丸と練習するだけであり…… アリスと一緒にいるなら、危険な妖怪(松山のイメージ像は風見幽香に酷似)に襲われても心配いらないと判断。 松山「よし、わかったよ。 その願い通りに明日アリスさんに会ってくるといい。 アリスさんによろしくな。 ……そうだ、地図渡しておくか」 倉庫の壷から、結構手垢もつき、くたびれてしまってきてる魔法の森の地図をシャンハイに渡すと、自然欠伸が出た 松山「今日はまぁ千客万来だったな。 明日はとことん練習に没頭するつもりだし、早めに寝るか」 シャンハイ「ハイ♪ お風呂の準備が整ってますんで、光様が入ってる間にお布団敷いておきます」 松山「(用意がいいなあ。 シャンハイも感情表現豊かになったし、日々成長してるってことなのかな)」 シャンハイの行き届いた配慮に内心感心しながら、松山はひとっ風呂浴びに部屋を出た。
[188]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/14(金) 23:53:57 ID:??? 7月31日終了。 ＊松山が怪我が完治し、練習を行えるようになりました。 ＊8月1日に射命丸と練習の約束をしました。 射命丸に四季映姫のチーム調査を依頼しました。 ＊シャンハイがアリスに会いにいく予定を組みました。【魔法の森の地図】が一時的にアイテム欄から消えます。 ＊我意原と猿山が四季映姫と接触を試みようとしています。 ＊大会開催日は8月10日です。
[189]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/14(金) 23:56:00 ID:??? 【幻想郷・七月三十一日・日時不明】〜地霊殿〜 かくして足の怪我も治り、改めて再発進しようとする松山だが、その一方で時を同じく活動しはじめた者もいた。 幻想郷において人間と妖怪を裁く権限を持つ閻魔であり、サッカー選手としても優秀なDFである四季映姫。 多くの死神や裁判官を束ねる権限も持ち、数多の妖怪に苦手意識をもたれたりと、幻想郷に与える影響大の人物。 また紅魔カップ決勝をはじめとした、ビッグマッチで主審を務めて長らく審判業に専念していた彼女が動きだした。 映姫「……なるほど。 地上から外来人の少年が訪れたのを契機に、地霊殿も地上に進出を決意したというわけですか」 さとり「……」 今日彼女が来ているのは、松山と縁浅からぬ地霊殿。 旧地獄の視察という名目ではあったが、勿論それだけではなく、この時点で既に敵情視察に近い意味があった。 香り豊かなミルクティーの注がれたカップを置き、映姫が更に語りかける。 映姫「(ｺｸｺｸ……ｺﾄ) ふぅ。 慎重な貴女にしては、ずいぶんと思い切ったものですね？」 さとり「えぇ。ですが妖怪の賢者と話し合い、彼女が語る手順はクリア済みです。 何一つ問題も、はばかることもなく、私達……地霊殿は幻想郷サッカー界に参戦するでしょう」 映姫「それについて裁きにきたわけではありませんよ。 ただ他でもない私が来たのは」 さとり「……？！」 あえて読ませたのかはわからないが、映姫の心……目的を悟って、さとりが眉をピクンと跳ねさせる。 タイミングを計ったかのように同時に、来賓応接室の豪奢な扉が開き、虎柄のメイド服のメイド長が入室した。 ケーキをテーブルまで運ぶと、若干固さを残しながらも行儀よく映姫に応対する。
[190]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/14(金) 23:57:14 ID:??? ???「失礼します。 紅茶をお淹れいたします」 映姫「えぇありがとう。『四天王の星熊勇儀さん』。 一風変わってますがそのメイド衣装もよくお似合いですよ」 勇儀「っ！！」 短い間でも何事も全力投球する性分からか、メイドらしい落ち着いた顔色を、勇儀はガラリと豹変させる。 勇儀「な、私を知ってるのかい！？ く、う、う゛……！ どうぞごゆるりとっ失礼しますっ！！！」 動揺する余り退室した勇儀。 それも無理はなく、たとえ勇儀を知る者であっても一目で気付かぬよう、服のみでなく髪型にも手を加えていた。 ロングにしていただけの髪を大胆にアーバンにし、カチューシャを装着してただけに、並の眼力では見抜けない程。 勇儀が出ていくのを見送り、足音も遠ざかると、映姫は無表情のまま静かに用件を口にした。 映姫「既に察しが及んでるでしょうけど、私は彼女を……貴女のメイド長を勧誘しにきたのです。 実を言えば事の経緯も把握してます。意地の張り合いは結構ですが、彼女をこのまま埋もれさすには惜しい」 さとり「………………」 さとりの沈黙は長く、葛藤が見て取れた。 そして弾幕ではなく言葉で開始された、閻魔と地霊殿の主とでの、勧誘合戦の結果は……
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0ch BBS 2007-01-24