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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[249]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 00:10:04 ID:??? E アルバイトの話をする 松山「阿求さん、大事な話があるんだ!」 阿求「(え、え? な、何でしょう突然この真剣さは)」 突然、松山が決意を宿した熱っぽい眼で詰め寄ってきたので、阿求は押し留めるべきか迷う風に両手を泳がせる。 しかしそんな間にも、少年は前進を止めず、頭突きでもするかのように身を乗り出す。 阿求「(わ、わ、ちょっと近すぎます! 離れ――も、もしかしてこれって!?)」 松山「俺には――金が な い !!!!!!」 その一声を境に、夏の厳しい日差しが真っ盛りの暑い室内に、氷雪が積もったかのような沈黙が支配する。 もたらしたのは松山光。 恥をしのんで涙を呑んでの一世一代の告白であった。 そう―――現在の所持金9270。大会まで食費だけに使う計算でも、一日ぶんが足りなくなってしまう。 阿求「……」 松山「いやさ。 実は人里で思わぬ衝動買いっていうか……使い道もない物を買ってしまって。 そこに治療費まで出してもらったりしてるし、サッカーの練習も大事だけど食うにも困りそうなんだ」 阿求「…………」 松山「これまで不運だなと考えるときがちょっとはあるんだけど、金運にも見放されかけてるみたいなんだ。 色々と仕事を斡旋する事ができる阿求さんに、紹介してもらった他に雇用情報ないかってお願いしてみたり」 阿求「……………………」 多少、下手に出るのはやむなしと、松山は自分に言い聞かせながら頼み込んだ。 松山が以前、阿求に紹介してもらった仕事は、倉の整理、清掃、他チームの助っ人など比較的真っ当な仕事だ。 それだけに、働いて給金を得る時間は到底足りず……。 さりとてこのままでは、大会に出場どころかその前に食費が尽き、戦う前から敗北しかねない窮状を訴える。 阿求は全てを聞いて、太陽の女神のような笑顔を見せた。
[250]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 00:11:06 ID:??? 阿求「お話とぉってもよくわかりました。 大会まで練習もしたいけどお金も短期でどかっと稼ぎたいんですね? そんな調子最高の松山さんにピッタリのお仕事があります♪」 松山「(あれ、阿求さん、ものすごく怒ってたりしないか? いや気のせいだよな怒られる理由がない)」 先着で あくせく働くのは嗚呼素晴らしい → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→「あちこちのチームを指導してる謎の名監督に賞金がかかってます」 ハート→「香霖堂から、夢幻館の物探し依頼がありますよ」 スペード→「紅魔館でベビーシッター募集してますよ」 クラブ→「人里でいよいよ総力を挙げて黒い勇者に賞金が」シャンハイ「ガシャンハイ!!」 クラブA→「(松山光を賞品に追加っと……)」 JOKER→「巷で噂されてる宝船は知ってます?」 今日はここまで。 罠ではないので感情値は下がりません。 お疲れ様でした。
[251]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 00:12:47 ID:??? あくせく働くのは嗚呼素晴らしい → ハート3
[252]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 07:16:54 ID:??? ダイヤはピサロ様だろうか? 乙でしたー
[253]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:00:53 ID:??? >>252 乙感謝です! ご明察の通りですが、引き次第で凡庸さんだったりしたかもしれません。 あくせく働くのは嗚呼素晴らしい → ハート3 ハート→「香霖堂から、夢幻館の物探し依頼がありますよ」 阿求「今回紹介するのは、香霖堂の店主さんからのご依頼です。 何でも店に入り浸ってる魔女が大事な大事な刀を持ち去ってしまったらしく、夢幻館行って探してほしいと」 松山「チェンジで」 即答だった。 即断だった。 即決だった。 あまりのファストブレイクアンサーに、阿求のお怒りまでたちどころに霧散してしまう。 阿求「えぇと手早く稼げるけど危険度高めな仕事ですが……そこまでスッパリ断られるとは思わなかったですよ」 松山「いや危険度がどうかってより、俺にとってそこに行くのは、仇のヒグマの巣に裸で行けってのと同義で……」 そこまで言って松山は一旦口を閉ざす。 見た目は麗しい貴婦人然としたヒグマさんを巣穴から引っ張り出して対決の準備をしてるのは言わないでおいた。 松山「(聞いてて楽しい話じゃないだろうしな……。 文々。新聞に載った、俺が風見幽香に狙われて生き延びたって記事を阿求さんはそのまま捉えてるんだろう) あれ? だけど変じゃないか? その魔女って魔理沙さんだろう? どうして夢幻館なんか……」 阿求「ご存知ないんですか? 魔法の森の二人の魔女、霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイド。 両名ともずいぶん前から、風見幽香の夢幻館チームに合流してますよ?」 松山「!」 霊夢「!」 シャンハイ「ま、魔理沙さんと、あ、アリス様が風見幽香のチームへ!?」
[254]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:01:55 ID:??? 突然もたらされた新情報に、思わず耳を疑った松山はついさっき目を通した書類を拾い上げる。 相棒の魔理沙、造物主のアリスの衝撃移籍ということで、霊夢とシャンハイも左右から顔を寄せ書類を注視する。 松山「……」 C夢幻と魔砲チーム 本拠地 霧雨道具店(塗り潰されている)夢幻館 キャプテン 霧雨 魔理沙(修正されている)風見 幽香 松山「この塗りつぶされてたり上から書き直された不自然なとこ、確かにうっすら魔理沙さんの名前が……」 霊夢「なるほどね……幽香のとこに魔理沙まで加わったとくれば、チーム名に魔砲を付け足すわけだわ……」 風見幽香とは因縁があっても、紅魔カップを見るに所詮ワンマンチームの域を出ないだろうとたかをくくっていた。 それだけに二人の魔女の合流は、松山達に大きなインパクトを与え…… 香霖堂の店主が秘蔵の剣を持ち去られたことなど瞬時に吹き飛んだ! 霖之助「何ィ!?」 シャンハイ「……」 松山「シャンハイ、大丈夫か?」 シャンハイ「あ、ハイ……ちょっとショックですが平気です」 松山「(明確に敵対してた夢幻館にアリスさんが入ってしまって動揺しているな……。 とはいえ結構な大事だぞ……魔理沙さんの火力にアリスさんの頭脳、くそしっかり強化してたって訳か!)」 考えてみれば当たり前なこと。 守矢神社や永遠亭だけではなく、全てのチームが勝利を望んで動いてるのだから。
[255]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:03:21 ID:??? 松山「(そういう意味なら、むしろ……ここで知ることができて僥倖か。 花映塚チームだけじゃなく、他のチームの補強も詳しく調べたほうがいいかもな……)」 阿求「さて、私はそろそろ戻らないといけません。 屋敷のみんなが心配する頃ですし」 霊夢「ふぁ……お腹もいっぱいになったし。 私も神社戻って昼寝でもするわ」 阿求「もぅ……この巫女は。 大会も迫ってるんだからもっと緊張感を……」 霊夢と阿求がほぼ同時に立ち上がるのを見て、松山達も挨拶しながら自分達の予定を伝えた。 松山「ああ、じゃあな二人とも。 俺はこれから地霊殿の練習場に行ってくるから」 シャンハイ「私は……やっぱりアリス様のところ行ってみます。 聞きたいことが増えてしまったし……」 そうして二人が松山家から出ていってから、ちゃぶ台を片付けた松山達も出かける準備に取り掛かる。 松山「さて支度を始めるか。 こうして別行動は久しぶりだな……今日の夜には戻ってくるからな」 シャンハイ「私はもうちょっと早く戻ってきますのでおゆはんの用意をしていおきます。 泥棒さんに入られないように、倉庫の前に上海人形を設置しておきますね」 松山「そうしてくれると助かる。 (さて久しぶりの練習だ……気合入れていくぜ!!)」 ひょんなことからライバルチームの強化情報を得て、更に燃える松山。 一方、博麗神社までは帰り道が同じ方向で、並んで歩く二人の少女の内――
[256]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:04:22 ID:??? 霊夢「ところで阿求」 阿求「なんです霊夢」 紅白の装いの片方が不意に問いを発した。 履物の音も止まる。 霊夢「あんたって、どうして光をコーチから外さないの? 地底に行って長期休業したり、地上に戻ってからも慌しく動き回ってるし。 さっさと別のコーチ見つけたほうがミラクルカップに出場できる可能性あったんじゃない?」 阿求「……」 霊夢の発言は正論だった。 松山がいくら必死だったとはいえ、阿求を一端の選手に育てると約束したことをやむなく放置した事に変わりない。 サッカーの基本を教える段階なら、松山でなくても堅物だが勤勉な寺子屋の教師や他にも人里に候補は幾らでもいる 阿求「珍しいですね。 貴女が人のことに関心を抱くなんて」 霊夢「同じチームじゃなかったら放置するけどね。 何か光にこだわる理由でもあったの?」 阿求「んっと……」 阿求はしばらく迷い顔を見せて目を逸らす。 とんとんと、履物の先で土くれを小突き、伏せ目がちにしながら――上目遣いに霊夢を見た。 阿求「それじゃ私もチームメイトということで、どうして解雇しないか教えちゃいます。 特別ですよ?」
[257]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:05:24 ID:??? 【幻想郷・八月一日・昼】〜火曜日〜 松山「ぶあっくしゅ! ……地底は夏の暑さも関係ないのはありがたいけど、ちょっと薄着で来すぎたか……」 快適な気温といえばそうだが、旅の扉を潜るついさっきまで猛暑の中にいた松山は肌寒さに身震いする。 松山「(寒さには強くたって急激な温度変化にはなあ……。 さていつまでもエントランスホールに突っ立っててもしょうがないし練習場に向かうか)」 さとりや地霊殿の住人に挨拶しとくかとも考えたが。 まだこの広い地霊殿に詳しくないことで迷う可能性を考慮し、断念した松山は外の練習場へ向かう。 そこには既に練習の約束をした天狗記者……射命丸文がいたが、松山の関心は施設に釘付けになった。 松山「何だあれは……まさか全部芝か!? それに2面になってるぞ!?」 射命丸「あやや、第一声が一緒に練習の約束をした私に向けられないとは残念に思いますね」 松山「あ、す、すまない! 今日はよろしく射命丸さん! しかしこれは……」 揃えられた芝の感触を確かめながら、松山は思わぬ形で地霊殿の本気というものを察した。 松山「(これならチーム練習にもってこいだ……できることもかなり広がるし! 俺もキャプテンとして負けないよう協力しないと駄目だな……自費で練習器具購入とか。金ないけど……) と、とにかく今は練習! 練習! 今日みっちりやるのは……!」
[258]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/19(水) 23:06:24 ID:??? 松山と射命丸の練習したい能力を選んでください。 A ドリブル B パス C シュート D タックル E パスカット F ブロック G 競り合い H 必殺技開発練習 *松山A 射命丸Bという風にお願いします *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまで。 練習項目、ちょっと調整中です。 お疲れ様でしたー。 ねんがんのSP松山を手に入れたぞ!
[259]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 23:08:29 ID:5fFHujUU 改めて確認したら松山さんのチームが金でピカピカなりぃ…… 松山B 射命丸C
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0ch BBS 2007-01-24