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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[327]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 19:50:25 ID:??? 松山「(そ、そうだ！ 俺もシャワーを浴びにきたことに……駄目だ苦しい言い訳すぎる！ 待てよ……出来心を１ランク上げて、内なる俺の悪魔の囁きに……阿呆か！？ 言い訳よりなお悪いわ！ 考え立って何も浮かばない……神頼みでも何でもいいから打開する案は出てこないか！？)」 木公山『うむ……いやぁ……俺も此度の一件で悟ったよ。 やっぱりこそこそ覗きなどという行為は男らしくない。 見つかった以上、報いはきちんと受けるんだぞー』 松山「(ずるいぞ俺の中の悪魔か何かか！？ 一人だけ逆に爽やかな好男子になって逃げんなぁぁぁ！！！！ くそっ黙んまりを決め込む……それが許される状況かよ！！？ 三十六計逃げるに……逃げて何の解決にもならないし幻想郷最速から逃げられないだろ常識的に考えて！)」 ここまで考えて、ようやく松山は認めるしかなくなった。 そう、認めるしかない。 自分にふりかかる助平の烙印は回避不可能なのだと。 全面的に非を認めて、誠意を見せる為に、恥も外聞も捨ててかからなければならないことも。 ズアアアアア……ガバァッ！ 松山「すっ―――すんませんしたァ―――――――――！！！！ 言い逃れるつもりもなく、ああ、俺は助平だったんだ！ 射命丸さんのシャワーをどうしても見たかった！ だが情欲に負けて覗きなんて卑怯な真似したのは事実！ この松山光、激しく猛省してますっっっ！！！！！！！！！」
[328]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 19:51:48 ID:??? 覗きがばれて、平謝りする他なくし地に伏せた北海の荒鷲。 その光景―――。 理想松山が見れば、はらり落涙を禁じえない光景だが、しかし松山は純粋に必死でこんな状況でも真っ直ぐだった。 思春期の男子中学生。 まして今までは家族か女子マネぐらいしか、異性と接点のなかった少年。 それが幻想郷にきて、日常的に世間一般の水準をはるかに上回る美少女と毎日のように接してきたのだ。 スケベ心を起こしたり、気の迷いで間違いを犯しても不思議はないとも言えた。(注・しかし覗きは犯罪です) そんな松山の、まさかここまでと思わなかった完全なる謝罪、ＤＯＧＥＺＡを目にして、射命丸は呆気に取られて。 射命丸「(あ、あややぁ……これは。 予想以上に激しい反応です……。 私がお肌を見られたわけでもないし、小細工弄せず正面から来たのを見ても出来心の初犯だし。 ここまで自分を捨てて必死に謝られては、お仕置きする気も失せますね……)」 それに、私情抜きにして、今は大会前のデリケートな時期。 始動したばかり、積み重ねもないチームのキャプテンを告発すれば、どうなるかなんて火を見るより明らかだ。 守矢を脱退した無名なら知らず、既に地霊殿を巻き込み幻想郷サッカーに改めて挑戦するキャプテンのスキャンダル となれば、当事者である射命丸はどうなるか。 記者としての立場を貫き、事件に強く関わることを望まない射命丸も渦中に投げ込まれるのは必定。 射命丸「(てなわけで。 困ったことに、下手を打てば私の汚点にもなりかねないのよね……。 大体、ここでキャプテンが消えるなんて面白いネタにもなりゃしない)」 それでも覗きは覗き。 然るべき措置は必要ではないか？ 以上を踏まえて射命丸が、松山に告げた言葉は……。
[329]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 19:53:39 ID:??? 先着で 中○「修行が足りんでござるよニンニン」 → !card と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート・スペード→ 射命丸「ここはひとつ、公にはしませんが大きな貸しということで」 クラブ→ 射命丸「まーとりあえず一枚物的証拠と。(カシャッ) 」 JOKER→ その時、なんとシャワー室から古明地姉妹が出てきた！ 松山の低い浮き球が1上がった！
[330]森崎名無しさん：2011/10/23(日) 19:54:01 ID:??? 中○「修行が足りんでござるよニンニン」 → ダイヤ8
[331]森崎名無しさん：2011/10/23(日) 19:58:30 ID:??? >>329 「中」と「修」の間に○があったせいか 一瞬「中村修」が思い浮かんだでござる
[332]森崎名無しさん：2011/10/23(日) 20:04:25 ID:??? なぜ低い浮き玉か
[333]森崎名無しさん：2011/10/23(日) 20:08:26 ID:??? >>332 うんまあ今脱衣所だし…
[334]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 21:08:07 ID:??? >>331 将棋ですね。 東方では天狗と河童がよく打ってます。 さらに別世界では「将棋に没頭するだけの妖怪かよ！」という方も。 >>332-333 バスローブ姿ということで。 一部のサイズがどうたらというわけではありますん。 中○「修行が足りんでござるよニンニン」 → ダイヤ8 ダイヤ・ハート・スペード→ 射命丸「ここはひとつ、公にはしませんが大きな貸しということで」
[335]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 21:09:13 ID:??? 松山「……え？ か、貸し？ それだけで……いいのか？」 ひたすら自らを責めていた松山からすれば、信じられないという位に寛大な対応。 しかも、後一歩で無防備な肢体を拝まれてたかもしれない当人のものとしては破格。 最悪の事態で、かつてのふらの中学期末より悲惨な状況に陥る事すら考えていた松山は心の底から安堵する。 もしかして射命丸さんはとても優しいんじゃ？ と考えまでポツリと浮かぶが……それも当の本人によって覆された。 射命丸「おやおや誰かから借りるという事を、安心と捉えてはいけませんよ？ 返済に、何をしてもらいましょうか？ スタメンは自力で何とかなりますし……悩んじゃいますね。 まぁちょっとやそっとじゃ埋まりきらない貸しですから、今後もゆっくり仲良く付き合っていきましょう」 あれこれ愉しげに考えながら、ひらひらと手を振り、去っていく射命丸。 彼女の後姿を見ながら松山は呻く。 松山「うぁ〜……。(霊夢さんや萃香さんのとは勿論、風見幽香との貸し借りとも違って……。 返済するまでは、気が休まらない毎日が、今約束されてしまったような……とほほ)」 今後はこれに懲りて、もう覗きなどすまい……いかな誘惑があってもだと、松山は決心する。 松山「禁断の果実って……やっぱり人間が食しちゃいけないもんだな、うん……」 達観した考えまで浮かべていると、射命丸がてててと戻ってきた。 松山「射命丸さん？ 脱衣所に何か忘れ物でも」 射命丸「ええとっても大切な忘れ物です。 再犯防止のために歯を食いしばってください葉をつけますから」 そして――風を巻き起こす葉団扇のように、妖怪の山の紅葉のように色鮮やかな模様が、松山のほっぺに刻まれた。 射命丸「それでは私はこのまま、閻魔様のチーム調査にいきますんで気をつけて帰ってください」 松山「い、いたい頬が……心が凍てつくように寒い……はぁ……帰るか」
[336]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 21:10:15 ID:??? ＊松山 → (頭が上がらない) → 射命丸 ＊松山が【???】のフラグをたてました。 ＊松山のガッツが減りました。(900/900)→(550/900)
[337]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/23(日) 21:11:29 ID:??? 【幻想郷・八月一日・昼】〜火曜日〜 そんなして、自業自得ながら傷心の松山が帰宅する時より遡って。 魔法の森のアリス邸まで無事にたどり着いたシャンハイは、突然予期せぬ来客に目を丸くしたアリスと話していた。 アリス「そう。 地底でそんな事があったの。 (憂慮すべき展開ね……このままシャンハイがパワー馬鹿になったりしないか。 もう……) それで、あの人間の松山だったっけ。 彼とは仲良くやってる？」 シャンハイ「ハイ。 光様、時にあっと驚かせる行動を取ったり、すごく不幸だったりしますが、お優しいです」 アリス「そう。 フゥ……」 シャンハイ「(あれ？ アリス様、不本意そうなお顔？)」 どことなく、落胆した気配のアリスに、困惑しながらシャンハイは気を配って自分から質問をしてみた。 シャンハイ「あの、私、アリス様に、どうしても聞きたいことがあったんです」
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0ch BBS 2007-01-24