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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[418]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:38:33 ID:??? C それは気持ちだ。富めるからこそ、相手と同じ目線におりて、思いやって行動しなさいということだ。 松山「それは……きっと気持ちをさして言ってるんだと俺は思う」 シャンハイ「気持ち……?」 小首をかしげるシャンハイに、松山は、らしくもないまるで説法をしてる僧のようだと思いつつも続ける。 松山「ああ。 その人形の事や、詳しい事情は知らないが……。 シャンハイの事ならわかる。 シャンハイは、俺と一緒に色んな人と出会ったり場所を訪れたりしてきた。 そうした経験を重ねて、成長して豊かになった心で、相手を思いやってみなさいって事じゃないかな」 シャンハイ「……」 松山「(……とまぁ、もっともらしいことを言ったけど……。 霊夢さんの資料を見ると一概に言えないよなぁ。 みんな弾幕ごっこで明確な勝者を作って、良好……かどうか判らないけど関係を構築してきてる。 だけど、友達になりたいのなら、シャンハイが基点にするべきは気持ちだと思うんだよな)」 締め括ってから、ポリポリ頭をかきつつ内心で思う松山だったが、シャンハイは晴れやかそうに。 シャンハイ「わかりました! メディスンと会ったら、思いやりながらお話して……弾を撃ちます! 光様とアリス様の助言を頂いたからには、頑張って必ずお友達になってみせますっ!」 松山「(あ、やっぱりスペルカード戦はやるんだな)」 むん、と力強く決意表明したシャンハイを見て、松山はようやくぎこちなさもなくなり去ったと安堵する。 そしてそろそろ……今日一日の終わりを迎えたと悟った。
[419]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:39:34 ID:??? 松山「んじゃ、そろそろ寝るか……」 シャンハイ「あれっ?」 松山「どうしたシャンハイ?」 シャンハイ「倉庫の前に居てもらってた上海が何か持ってるんです」 何を、と聞くより早く、シャンハイと違い赤を基調にしたドレスの上海人形が姿を現した。 上海より機械的な動きで、松山の前まで近づくと丁重に持ってる物……一筆記された紙片を差し出した。 松山「何々? さとりさんからか。 家に来たけど俺達が留守中だったから明日また来ますって書いてあるな」 シャンハイ「さとりさんが来たんですか? 私がお留守番してたらおもてなしできたんですが……」 うなだれるシャンハイに、また明日来るみたいだからとフォローを入れると、松山は窓の外の月を見上げた。 月はすぐ雲に隠れたが、それでも馴染んできた幻想郷の空から目を逸らさぬまま、期待と不安混じった呟きをする。 松山「(とうとう8月に突入した……か。 トラウム・アドラーズの初陣になる大会まで、こうして思っていられるのもあと僅か。 遮二無二、幻想郷での最強の座を目指してきたけど、ミラクルカップで俺のチームは本当に通じるのか?)」 その問いに答えなど返るはずもなく、松山は迷いを打ち消すようにごろりと布団に寝転がった。
[420]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:40:40 ID:??? 8月1日終了。 *さとりが明日やってくるため、早朝のイベントがキャンセルされます。 *シャンハイとアリスのゲームが水面下で進行してます。 アリスにカウントダウンタイマー<2>が発生します。 *大会開催日は8月10日です。
[421]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:42:31 ID:??? 【幻想郷・八月一日・昼】〜紅魔館〜 松山が(この先自身に待ち受ける運命を知らず)射命丸と練習に赴き、シャンハイが魔法の森へ向かった頃。 幻想郷でも強力無比な種族・吸血鬼が統べる紅い館でも、大会に向け練習を重ねる者達がいた。 妖精メイドA「はい、あ〜〜ん……(プルプル、ドキドキ)」 小悪魔(ショート)「(ぱくっ)」 妖精メイドB「きゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜! か、可愛い可愛すぎるわ!」 妖精メイドC「あぐあぐと、甘いものを食べてるだけなのにこの破壊力……! 何このトロン幸せそうな目の引力!」 妖精メイドD「殺妖精的? 殺人的? ううん、もはやこの魅力は殺神的っっっ……!!!」 妖精メイドE「次、あたい、あたいの番ね!?」 小悪魔(ショート)「(はむはむ)」 しかし今回、クローズアップされたのは練習風景ではなく、とある集まりがひときわ異彩を放っていた。 紅魔カップの決勝を経て、常時魅了の魔法を拡散してるかのように魅力の増した小悪魔(ショート)を中心とした輪。 妖精メイド達はもはやファンクラブを結成しかねない勢いで、その可愛さに悶え色めきたっている。 そして……そんな風景を羨望を隠せず遠くから見つめてる影があった。
[422]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:43:31 ID:??? :::::::::::::::: / ヘ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::: / , ∧ i\ ヘ :::::::::::::::::::::::: :::::::: / | / i i、 | \ i ヘ ::::::::::::::::::: :::::::: ,_l,、 , | ,_i--、| |\ |, ---、 .| λ 、 ::::::::::::::: ,, - ``i 、 .|//::::::::li/ \i /::::::i ヽ/ |ヽiヽ、::::::::::::: _ , ,´ーi i i i:::::::::l |:::::::::i ソ / ,、 \ ::::: ´ N | 、 | 、:::::/ 、:::::/ ', /ヽi ` -、i ::::: ::::::: | | N  ̄  ̄ ', ::::::::::: ::::::: :::::::: i l | ノ ::::::::::::::::::::::::: :::::::: | 、 | _ _ /i :::::::::::::::::::::::::::: :::::::: | i ト _ ` ´ ´ | :::::::::::::::::::::::::::: :::::::: | i | イ、- ー、 ´ ∧ | :::::::::::::::::::::::::::: :::::::: j i i/ | \ / \、 | / ::::::::::::::::::::::::::::::
[423]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:44:31 ID:??? パチュリー「というわけなのよ」 レミリア「ふぅん……最近、妙に浮かれてる妖精メイド見かけると思ったらそういうわけだったの」 夏の日差しを避けて、図書館にやってきた紅魔館の主である吸血鬼……レミリア・スカーレット。 彼女を迎えた図書館の主であるパチュリーが茶飲み話にしたのは、使役してる二人の小悪魔についてだった。 もっとも片方はまさに夏の輝きの中にいて、もう片方は厳冬の最中にいるのだが。 パチュリー「……ま、片方がもてはやされてるだけなら放置しとくんだけど……。 妖精メイドから比較され通しみたいでね。 この前、本を運ばせた時も……」 小悪魔(ロング)『んしょ、んしょ……ま、前が見えないから慎重に……っ』 妖精メイドA『あっ、赤い髪……きゃ〜ん小悪魔ちゃん、そんな重たそうな本なんて、私、が……』 小悪魔(ロング)『手伝ってくれるんですか? ありがとうございま……』 妖精メイドA『なんだ背の高いほうか……早く仕事終わって小悪魔ちゃんとお話しに行きたいな〜』 レミリア「なるほどね。 そりゃちょっと同情したくなるわね」 パチュリー「それに仕事の捗りに支障が出るのよ。 ショートはメイドに懐かれて甘やかされて顔を出さなくなってきたし、ロングはへこんでるし。 レミィから、何かいいアイディア浮かばない?」 レミリア「ふん……くだらないから咲夜に処理させてもいいんだけど……」
[424]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/28(金) 00:45:32 ID:??? 先着で 小悪魔(ロング)の憂鬱 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ レミリア「どいつもこいつも弛んでるわね。今夜全員グラウンドに集めなさい」 スペード・クラブ→ レミリア「私が一肌脱いで【カリスマ】を授けてあげるわ!」パチュリー「え」 クラブA→「わ、私をさしおいてファンクラブ結成間近ですってぇ!? ぎゃおー!!」 JOKER→ その頃、小悪魔(ロング)の元に謎のファントムとドリームが! 今日はここまで。 お疲れ様でした。
[425]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 00:45:58 ID:??? 小悪魔(ロング)の憂鬱 → ハート9
[426]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 00:46:21 ID:??? 乙でした〜。出ろマモノ! 小悪魔(ロング)の憂鬱 → ダイヤJ
[427]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 00:50:49 ID:??? マ、マッキーをさしおいてファンクラブ結成間近ですってぇ!? 乙でした
[428]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 00:54:21 ID:??? ワロタ けど新たな強敵生まれるか?
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0ch BBS 2007-01-24