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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[904]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 22:52:54 ID:??? 金がなければ仙豆くれ! → スペード6
[905]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/21(水) 23:43:50 ID:??? >>903 懐かしのべじいた! 人里との練習試合で助っ人に誰かきたら交渉で買い取れるかも!? 金がなければ仙豆くれ! → スペード6 ハート・スペード→ 松山「さとりさんに、練習試合の活躍で給金もらえないか聞いてみるか」 松山「ん〜……やっぱり、稼ぐならこの足で、だな」 幻想郷にやってきて始めて所属した守矢時代から、サッカーの試合での活躍が主な収入源だった。 しかしチームを離れ、アテもないままな松山には、試合に出場する事自体叶わず有効に生かせない手段になり果てた 松山「だけど今はもう一人で頑張ってた頃と違う。 明日の試合で活躍すれば特別支給が貰えるかもしれないな」 シャンハイ「そうですね。 幻想郷に光様とトラウム・アドラーズありと焼き付けちゃいましょう!」 松山「ああ! (っだが、あまり活躍するとマークがきつくなる可能性はあるな。 それに折角の練習試合だ。 俺の事ばかりじゃなくて周りのレベルアップについても考えておかないと)」 そして残る気がかりな点は、SSPカード。 明日の機会に人里の選手に勝負を挑むべきか。 紫の言葉通りに所持するのが一枚な内は慎重に温存するべきか。 松山「(まぁ急に答えを出さなくても一晩ゆっくり考えればいいや。 近々同じ大会に出場するチーム同士。 情報戦の意味もあるんだし……そうだ、情報といえば)」 そろそろ射命丸に依頼した是非曲直庁の調査も完了する頃。 抜かりなくやってくれてるだろうが、その一方で射命丸の人をくった笑顔を思い出すと松山は懺悔の念に駆られる。 松山「(う〜あ。 せ、青少年故の出来心! とはいえ……どうやって返済を迫ってくるか、き、気が重たく……) さ、さて、明日は試合だから備えて早く寝ようか!」 シャンハイ「ハーイお布団敷きますねっ」
[906]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/21(水) 23:45:03 ID:??? それから枕に顔を強く埋めて。 松山は、若気のいたりの後悔と、到達叶わなかったシャワー室の光景を浮かべたりもしながら悶々と眠りについた。 8月3日終了。 *射命丸の調査が終了しました。 明日の夜に花映塚チームの極秘情報が入手できます。 *明日は知識と歴史と鋼鉄チームと練習試合です。 *大会開催日は8月10日です。 今日はここまで。 停電して色々消失してしまった……リカバリーがっが…… 判定なしで終了ですが、次回は人里のターンからです。 お疲れ様でした。
[907]森崎名無しさん:2011/12/22(木) 00:00:28 ID:??? 乙でござる……
[908]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/23(金) 23:26:52 ID:??? >>907 乙感謝です。 復旧と再修正てこずってました。 松山達、トラウム・アドラーズと練習試合を組んだ人里の知識と歴史と鋼鉄チーム。 それを束ねるキャプテンであり、寺子屋で先生をしている上白沢慧音の声に、岩に座る人影がゆらりと動いた。 慧音「やはりここにいたのか」 ???「……」 振り向く、が。 呼びかけられたというのに一言も発さず……まるで物言わぬ岩の上に、同じ岩人形が座してるかのようだった。 寺子屋の椅子は子供用でどれも???には小さく、父兄用の椅子には限りがある。(最初貸した一脚はご臨終した) また……少年世代で限界まで鍛えこまれた肉体と、日本人ではない容貌から、寺の子供達は誰も近寄らない。 泣き出した子までいる始末。 そのため、やむなく。 サッカーの練習以外では、???は一日を岩と過ごす毎日だ。 慧音「(そんな生活に……文句の一つも言わないときた。 はじめは、居候の立場から遠慮してるのかと考えてたんだが……)」 どうもそれは誤解で、???は以前から山奥で生活でもしてて馴染みきっているのだと、慧音も理解していた。 互いに無言のまま距離を縮めると、???がようやく重い口を開く。 「あんたか。 ……ぐっむ!?」 ガツーンッ! と、鋼同士がぶつかりあったような、衝突音が寺子屋の庭に響く。
[909]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/23(金) 23:27:58 ID:??? 慧音「これで注意するの17回目だぞっ!? っ痛、お前の岩頭に頭突きするとこちらも痛むというのに……」 ???「それなら……なおのこと放っておいてくれ。 第一、あんたの苗字は発音が難しい」 慧音「? おかしな奴だな。 なら下の名前で慧音先生と呼べばいいだろう?」 ???「……」 黙り込む???を見て、慧音はもうこれ以上の会話は続ける意味がないと察した。 ???は一貫して寡黙、無愛想。 慧音の友人……それも世俗を離れた暮らしをしていた頃の友人と似ている。 たまに強い関心を示すのはサッカーのみ。 経験から弁えてる慧音は嘆息し、元々の用件を口にした。 慧音「練習試合が決まった」 ???「(ぴくっ)」 慧音「現在お前が所属してる知識と歴史と鋼鉄チームが、近々規模のでかい大会に出場することは話したろう? そこで出場が決まってるチームと軽く手合わせしてみようと、永遠亭を除く全チームに申し込みしたんだが。 良い返事が返ってきたのは、新興チームのトラウム・アドラーズだけだったんだ」 ???「……強いのか?」 関心を見せてきた???の問いかけに、慧音は曖昧にせずきっぱりと伝えた。
[910]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/23(金) 23:29:33 ID:??? 慧音「解らない。 まったく聞いたことがなくて未知数だ。 ただ所属してる選手の名前は、な。 お前は知らないだろうが……軽視できないものばかりだ。 目立つ特徴といえば、お前と同じ外来人の――日本人の少年がキャプテンをしてるぞ」 ???「!!」 ???が立ち上がった。 岩に座った時より倍増した体躯はもう慧音の頭突きが届くどころではない。 巨大な岩石に、突然立ち塞がられた息苦しさと圧迫感を強制させてくる。 ???「日本人……そうか。 俺もその試合に出られるか?」 慧音「ああ構わないぞ。 大会までの腕ならしにのびのびと楽しむといい」 ???「感謝する。 ……」 端的に謝意を口にすると、???は再び黙り込んでしまう。 慧音「(やれやれ……。本来は大会まで隠しておくべきなんだろうが……。 同じ境遇の少年とサッカーすれば、この無愛想な子も少しは明るくなるかもしれないしな) そうだ言い忘れてたが、お前の選手登録名は三浦だからな」 三浦「わかった。 (日本人……もし俺の想像通りなら、リベンジの機会が数年待たずとも訪れたと言える。 大空翼と猛虎か、俺を抜いた狂気の天才か……フッ、こうも腕が疼くのは久しぶりだ……)」 慧音「あ、もう一つ言い忘れてた。 そろそろ――来る頃じゃないか?」 獰猛な笑みを浮かべかけていた三浦は、振り向いた慧音の声と視線にあっさりと引っ込め、珍しく渋い表情を作る。 三浦「あいつか……」
[911]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/23(金) 23:30:45 ID:??? 先着で 三浦さんと愉快な子供達 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→ 緑その1「勝負だ! 今日こそお前からゴールを決めてやる!」 ハート→ 緑その2「あ、あの……今日もセービングの指導お願いしたくて」 スペード→ 兎「薬売りと挑戦にきました。お手柔らかに……」 クラブ→ 鰻「今日も〜♪ 練習につきあって〜♪」 ダイヤJ以上・JOKER→ ???「あはははははは! 今日も私のシュート止めてみせてよ早くアソボウヨ!」
[912]森崎名無しさん:2011/12/23(金) 23:31:31 ID:??? 三浦さんと愉快な子供達 → クラブ9
[913]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/24(土) 00:03:26 ID:??? 三浦さんと愉快な子供達 → クラブ9 クラブ→ 鰻「今日も〜♪ 練習につきあって〜♪」 三浦が顔をしかめるとほぼ同時に、陽気な歌声が寺子屋の庭まで届いてきた。 ミスティア「こんにちは〜」 慧音「ああ、よくきたな」 降りてきたのは、人里でもそれなりに知られている夜雀の妖怪・ミスティア・ローレライ。 博麗連合が幻想郷で猛威を振るった時代に活躍したサッカー選手でもあるのだが…… 紅魔カップの頃から現在に至るまで、サッカーより屋台の稼ぎを重視していて、すっかり鈍っていた。 ミスティア「てへへ。 私もそろそろこんなじゃいけないと思ってるの〜♪」 三浦「……」 慧音「こほん。 せっかくきたんだ。 今日の練習前に相手してやるくらいいいだろう?」 三浦「……」 どんどん不機嫌になる三浦だが、慧音の言葉には最大限従うつもりがあるらしく、無言で動き出す。 ミスティアを伴い、人里の専用練習場までやってきた三浦はゴール前でやっと口を開いた。 三浦「さっさと来い。 前回から進歩を見せられなければ次はない」 ミスティア「いっくよ〜! イルスタードダイブっ!」 人里の他の選手からセンタリングされ空中シュートに行くミスティア。 三浦は冷めた眼差しをそのままに、体は自然とセービング体勢をとった。 慧音「(さて、ミスティアが伸びていたらスカウトしてみようかな)」
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0ch BBS 2007-01-24