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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[345]森崎名無しさん:2011/10/20(木) 21:41:46 ID:??? 清潔感を保つのは社会人の常識ですからねw
[346]森崎名無しさん:2011/10/21(金) 07:26:23 ID:??? 某やる夫スレで日本サッカーの歴史を見たんだが、 それを見た後にこのスレを見ると色々考えさせられますね 98年までになんとしてもWC出場を果たさなければならないというプレッシャー、 中間管理職としてgdgdな上層陣に振り回される姿が目に浮かびます 余談ですがこのスレ的にあの伝説の迷戦術「ジャパニーズゾーンプレス」についてどういう描写することになるのか大変気になります
[347]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 13:57:47 ID:??? >>333 ぺ様の存在を知ってたら逆に怖いよ三杉さん! >>334 野球選手の方でしたよね? 実はよく知りますぇーん。 >>335 恐れ入ります。 でも試合のバランスはいつも大体何となくなんですYo! >>342 乙感謝です! 中山さんの事はまだ片桐は知らない状態ですね。
[348]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 14:05:23 ID:??? >>343-344 ガモーさんは正直指導者として評価に値しないですよねww キラッ☆彡監督の方がまだマシだぜ! >>345 ガモー「ガッハッハ、俺は社会に収まる器じゃねえからな!」 三杉「ならばブタバコに入っていたまえ。」 >>346 恐れ入ります。 私も所詮スレ主になってから仕込んだ知識を元に、推測を交えて 物を書いて書いているに過ぎませんが、346さんと同じように色々と考えさせられました。 JZPについては確かローマ戦後に三杉にディスらせたと思いますw どうなるでしょうね?w
[349]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 14:06:58 ID:??? 片桐「もう一つの問題は、サッカー発展にどうあっても不可欠な物…プロリーグ。 それに関わる諸問題だ。」 三杉「プロリーグ…? それは先ほど手が届く所まで来たと聞きますが。」 片桐「その通りだが…さて、何から順に話せば良いか。 難しい所だが… そうだな、先程との絡みになるが韓国は10年前からKリーグを運営している実績がある。 しかし我々にはそれがない…つまり、我々後方の運営力もそれだけ水を空けられているという事だ。」 三杉「運営力…! そうか、世界的な大会を開催するからには相応の能力と経験が不可欠ですね。」 片桐「そう、日本は世界的なサッカーイベントとしてトヨタカップを開催しているが… それは所詮一試合だけの物、何日にも渡るスケジュール運用とは話が違う。 またJSLは動員数も少ないゆえに要求される物の分母が小さく、これもまた参考には出来ない。 幸い日本には金も技術もあり、設備の面では今からでも韓国を圧倒する事が出来るが…。 協会と関連会社がどれだけ運営力のスキルアップを達成出来るかは我々の努力次第だ。 お前たち選手陣が韓国の選手に負けられないように、俺達も韓国のそれに追い付き、追い越さねばならない。」 三杉(協会は協会の戦いがある…判ってはいたが、具体的に言葉にされるとまた違うな。 後進国は、組織が一丸となって動かなければ先進国に到底追い付けない… そして選手である僕達も組織の中の一員である…という事を自覚せざるを得ないな。)
[350]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 14:08:29 ID:??? 片桐の論法は三杉の価値観に揺らぎを与えかけていた。 協会の見落としや誤りばかりを見ていた三杉に、少しずつ違う物を見せ始めたからである。 片桐「それからプロリーグを創設するに当たり、最も困難且つ最も失敗出来ないのが『定着させられるかどうか』だ。 例えばアメリカではW杯イングランド大会で国民のサッカー熱が盛り上がり、NASLが設立された。 しかし今、アメリカにプロリーグは既に無い…熱のある内に定着させる事を失敗し、消滅したのだ。 …日本がその失敗を倣う訳には断じていかない。」 三杉「…!!」 この言葉に三杉はハッとさせられた。 プロリーグが手が届く所まで来たと言言っても、それはまだ砂の器でしかないと理解したのだ。 切っ掛けはアメリカと多く変わらない、W杯が手の中に転がり込んで来そうという物だ。 そのお陰でマスコミや従来のサッカーファンを熱源として盛り上がり始めているに過ぎないのだ。
[351]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 14:10:55 ID:??? 概して物事を始めるよりも、それを維持していく事の方が困難である。 特に人々の熱意、人気に依存する物は当事者の努力だけで解決出来ない事も往々にして在る。 最初の1〜2年は物珍しさと勢いで十分に乗り切れるだろうが…問題は熱が冷める3年目以降。 一過性のフィーバーで終わる物は大概ここで蓄積した問題が噴出し、飽きられ、対応が足りずに駄目になっていく。 だからと言って三年目の浮気は許される物じゃないんだからね! 三杉(あれ、今なんか弥生の声が聞こえた気がする?) 片桐「どうした?」 三杉「いえ何でもないです、続けて下さい。」 ******* 一旦ここまです。
[352]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 20:34:00 ID:??? 片桐「とにかく、プロリーグを人々の心に定着させる事は、どんな苦心を負っても成さなければいけない…。 それはプロリーグが安定した収益を出せるようになる事に繋がり、 即ちサッカー関わって生計を立てられる人間の数が格段に増えると言う事になる。 サッカー自体の魅力もさることながら、そういう意味合いでサッカーが認知されれば、 サッカーを志してくれる子供が増え、それを止める大人が減り…レベルの水準も底上げされる。」 三杉「……」 経済、そして社会のサイクル。 夢や希望だけでは語れない現実。 サッカー強豪国への道の厳しさがその言葉の中にあった。 否…二段、三段飛ばしで発展する事の歪みがそこにはあった。 三杉(しかし今回のFIFA会長の打診はまさに暁光以外の何物でもない… 日本サッカー発展を可能にするこれ以上の機会は、もう二度と訪れまい。) そこまで理解してしまった時、三杉は片桐の考えのほぼ全体像を捉えていた。 その結果、狡い大人を相手にしてしまったと恨めしく思うしかなかった。
[353]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 20:35:11 ID:??? 片桐「お前達の世代は強い…まさに黄金世代と呼ぶに相応しいと思っている。 しかしその存在はまるで奇跡のような物だ…二度現れるとは思えん。 お前達の後に続く者が居なければ、一度きりの奇跡で終わる…それでは日本サッカーの未来は無いも等しい。 お前達が強いだけじゃダメなんだ…。」 三杉「狡い人だ貴方は…だからこそ全日本は強くなければいけないと思っている。 勝ち続けなければいけないと思っている…だから何度も僕に召集に応じろと言うのでしょう?」 片桐「そうだ。 そしてその根底にあるのは、Wトーナメントで日本が勝ち上がれば… 人々のサッカーへの興味、熱がより強靭になるという事。 それは創設されるJリーグにとって間違いなく大きな力になる。 …これが、俺の思う『日本サッカーの未来の為』だ。」 そこまで語り終えると、片桐は一旦言葉を切った。 暫し何も言葉を発せず、二人の間に沈黙が生まれる。 片桐「本来こんな事情は俺達協会の人間がどうにかしなければならない事だ… 一選手であるお前に話す事も、まして背負わせる事もあってはならない。」 三杉「…ならば何故、僕にそこまで話したのです?」 片桐「お前が俺と同じ目の高さで未来を視ていると思ったから…そこに付け込んでいる。 汚い大人、狡い人間と思ってくれて構わん。 だがJリーグ構想とW杯招致は万が一にも失敗する訳にはいかないんだ。」 そう言って、片桐はこちらに向けて頭を深く下げた。 どうやら子供…選手に対しているつもりは既に無いよいだ。
[354]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/21(金) 20:36:28 ID:??? 三杉は深く溜め息を吐くしかなかった。 ふざけていると言えばふざけてるとしか言いようがない… しかしそれを感情の儘に『ふざけるな』言って返せる程、三杉は幼くなかった。 ここまで片桐の本音を聞き出したのは失敗と言わざるを得ない。 三杉(僕は…この人にどう返すべきだろうか?) A ふざけるな、と返すしかない。 B 考えさせて下さい、と返すしかない。 C 貴方の目は節穴だ、と返すしかない。 D 貴方の言う日本の未来には大きな見落としがあります…と言わざるを得ない。 E 覇王翔吼拳を使わざるを得ない。 F そ の 他 『4』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白がモテる!)
[355]森崎名無しさん:2011/10/21(金) 20:38:36 ID:DIPxyVUk D そりゃ確かに一過性の強さは得られるかもしれんが、 それって本当に一過性で終わっちゃうんだよな。
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0ch BBS 2007-01-24