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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[489]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/01(火) 20:23:12 ID:??? 先着で ★手術結果→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《JOKER》 成功し、目を覚ました後に意識を確認できた。(後遺症・・・軽微) 《ダイヤ》 成功し、今は安定した状態で眠っている。 《ハート》 成功したが予断は許せない。 《スペード、クラブ》 最悪の事態は回避したが、昏睡状態に陥っている。
[490]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 20:24:50 ID:??? ★手術結果→ クラブ4
[491]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 20:25:20 ID:??? 酷いカードばかりだー…
[492]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/01(火) 20:26:06 ID:??? クラブ・スペード乱舞ですねえ。 片桐さんのところでこのスレの運気が定まってしまったのでしょうか? それでは本日はここまでとします、次回も宜しくでしたー
[493]森崎名無しさん:2011/11/02(水) 17:17:53 ID:??? ブンナークがFWと認められた模様乙でした!
[494]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/02(水) 17:52:28 ID:??? >>493 乙感謝です。 そう言えばブンナークは本当はリベロ設定でしたね・・・私はつい忘れてしまいます。 ============================================= > 手術結果→ クラブ4 > 《クラブ》 最悪の事態は回避したが、昏睡状態に陥っている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― バンビーノ「コーチ、手術の結果はどうだったんでしょう・・・?」 ブンナーク「大丈夫だったんだよな? なあっ?」 ジョアンが結果を口にする前に、選手達から不安の込められた声が次々に上がる。 それも致し方ない所だろう・・・何故ならば、ジョアンの表情には一片の安堵も浮かんでいなかったからである。 彼等はその表情から無意識に最悪の結果を連想せずにはいられなかった。 だが・・・ ジョアン「まずは結論を伝えよう・・・手術は無事に完了し、一命は取り留めた。」 「!!!」「っしゃーーー!」「よ、良かったぁ・・・・・・」「あーーーもう・・・」 ジョアンから告げられた手術結果は、浮かび上がった最悪の想像を霧散させたのだった。 歓声を上げる者、グッと拳を握り締めたガッツポーズを示す者、ヘタヘタと座り込む者・・・ 選手達はそれぞれに喜びを表に表す。 ・・・が、ジョアンは『しかし・・・!』と選手達の喜びを制して、さらに言葉を続けた。
[495]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/02(水) 17:53:48 ID:??? ジョアン「一命“は”取り留めた。 けれどもアンザーニは昏睡状態にある・・・。」 ダラピッコラ「はっ・・・?」 ミュラー「それはつまり・・・?」 スペルマン「重度の意識障害ってこと・・・ですよね・・・・・・」 ジョアン「そうだ。」 ブンナーク「なっ!!」 ジョアンの言葉に、はじめは多くの者がポカンと呆けていた。 だがスペルマンから“障害”という単語が出ると、皆一斉に息を呑み込んだ。 それは三杉も例外でなく、目を見開いて固まるしかなかった。 だがそれでも、これだけは聞かねばならぬと・・・三杉は必死に声を絞り出す。 三杉「コーチ・・・つまりアンザーニ監督は?」 ジョアン「脳に広範囲のダメージを負った・・・という事だ。 症状が回復に向かうかは、いまだ五分の状況・・・ ただ間違いなく言えるのは、監督としての復帰は絶望的だという事だ。」 三杉「・・・・・・・・・!」 死刑宣告は“辛うじて”免れた、だが状況はそれに等しい程に最悪だ・・・そう言っているのである。 三杉はもはや声を出す事が出来なかった。
[496]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/02(水) 17:54:50 ID:??? ブンナーク「な・・・んでだ・・・。 オレが・・・オレの対応が遅かったからか・・・?」 ジョアン「それは違うぞブンナーク、お前の対応は適切で早かった。 ・・・でなければ、シュワーボは間違いなく命を落としていただろうさ・・・。 奴がこれほどの重態になったのは、原因が“心臓”にあったからだそうだ。」 三杉(心臓・・・) そこからのジョアンの話は断片的にしか頭に入ってこなかった。 『不整脈』だとか『巨大な血栓』、『脳浮腫』、『壊死』、『合併症』・・・ それらの聞き慣れない単語を、三杉はぼんやりと右から左へ受け流す事しか出来なかった。 恐らく他のメンバーも、大なり小なり同じような状態になっていた事であろう。 実際のところ、アンザーニの脳梗塞は心房細動と云われる不整脈の一種に起因した物である。 これは多くの人に見られる、ありふれた不整脈である事、慣れてくると動悸も感じずに、 日常生活において別に苦にならないことから、無害な不整脈とも思われてきていた。 しかしこの心房細動により、心臓内の血液が停滞して血の塊が発生する事があり・・・ この巨大な血栓が血流に乗って脳に流れ着き、脳血管を詰まらせ、重大な脳梗塞を引き起こす。 日本では故小渕首相が同様の原因で命を落としている事から、その深刻さは窺える事だろう。
[497]森崎名無しさん:2011/11/02(水) 17:55:46 ID:??? あの人の出番だ……!
[498]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/02(水) 17:56:08 ID:??? 何分か・・・何十分かが経過しただろうか。 まるで時間が止まっていたかのように、誰も彼もが押し黙り続けている。 現実を受け止めたくないと言う気持ちが余りにも大きいせいだ。 フィオレンティーナの選手達にとって、アンザーニはただ監督というだけに収まらなかった。 心の拠り所と言って良かった。 通常のユースメンバーとは違う扱いの三杉達は、組織の中では孤立した立場であった。 メインチームやバックアップスタッフと関わる機会のない、区別された11人だけのチーム。 その中でアンザーニは、ジョアンを除けば頼る事の出来た唯一の大人であったのだ。 三杉をはじめとしたフィオレンティーナのメンバー達の喪失感たるや、我々の想像を遥かに越える。 ジョアンとしても、本来ならば合併症や後遺症の不安をこの場で敢えて話す気はなかったが・・・ しかし現状がこれほど深刻であれば、遅かれ早かれ知られてしまう事だった。 ・・・つまりはアンザーニが指揮棒を再び手に執る可能性はほぼゼロだという事。 故に『今』、ジョアンとしてはここまで話しておくしかなかった。 三杉(まだ・・・信じられない・・・・・・・・・・・・) 三杉は現実を認めたくなかった。 しかしもう一人・・・遠くで自分を見ている自分が『それではいけない』と言っている気がした。 三杉はキャプテンとしてこの沈黙を破らなければならなかった。 現実を受け入れられない仲間達を現実に引き戻し、そして歩き出すよう促さなければならなかった。 何故ならば、アンザーニという偉大な監督がそれをしてくれる事はないのだから。
[499]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/02(水) 17:57:30 ID:??? 三杉(まだ・・・信じられない・・・・・・・・・・・・) 三杉は現実を認めたくなかった。 しかしもう一人・・・遠くで自分を見ている自分が『それではいけない』と言っている気がした。 三杉はキャプテンとしてこの沈黙を破らなければならなかった。 現実を受け入れられない仲間達を現実に引き戻し、そして歩き出すよう促さなければならなかった。 何故ならば、アンザーニという偉大な監督がそれをしてくれる事はないのだから。 A 病院に行こう、と皆に提案する B サッカーをしよう、と皆に提案する C ジョアンにテストマッチの事を聞く D ジョアンに今後の事を聞く E ブンナークの初期対処を責める F ダメだ・・・まだ何も言えない、ショックで言葉が出てこない。 G その他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
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0ch BBS 2007-01-24