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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[555]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 14:22:47 ID:??? ジョアン「私は今月末でフィオレンティーナを解任となり・・・ そして翌1日付けで、他のチームで監督を引き受ける予定になっている。」 ザ、ザワ・・・ザワ・・・ ザワザワ・・・ザワ・・・ 再び場はザワめいた。 ジョアンはただ三杉達のコーチから外れるのではなかった。 フィオレンティーナから離れ、他のチームに移ると言うのである。 『何かあれば相談に乗ってくれるだろうと』考えていた者達に、これは結構な衝撃であった。 しかしジョアンは彼らの衝撃を意に介さず、更に衝撃的な事実を伝える。 ジョアン「そして私が監督を引き受けるチームというのは・・・他でもない、今ほど説明したカンピオーネだ。 私はカンピオーネを率いてWトーナメントでの優勝を目指す。」 新田「なっ!!!」 ブンナーク「なにぃっ!?」 ミュラー「コーチ・・・・・・な、何を言っているんです・・・?」 マルコ(ムム・・・・・・)
[556]森崎名無しさん:2011/11/07(月) 14:24:11 ID:??? これ落第宣告だよねー
[557]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 14:25:19 ID:??? ジョアンの口にした言葉に、仲間達はそれぞれに反応を示していた。 口をあんぐりさせる者、目を見開く者、意味を理解しかねている者、苦虫を噛み潰した顔で固まる者・・・ いずれの面々も、ジョアンの言葉は全く予期出来ていなかったのだ。 2年間自分達を指導し、その前にはフィオレンティーナのプリマに所属出来るよう便宜を図ってくれた人物が・・・ 三杉(敵に回る! しかもWトーナメントでの優勝を目指すと言っている!?) 他の面々には、2日後テストマッチをするチームの監督に就任が決まっている事を気にしたかも知れない。 しかし三杉にとっては・・・ジョアンが率いるカンピオーネがWトーナメントで優勝を目指す事が重大だった。 考えなくは無かった、しかし考えたくはなかった最悪の想定だったのである。 そして三杉は・・・ A 思わず「そんな事を聞いて・・・テストマッチなど受けられるものか!」と叫んだ。 B 思わず「カンピオーネの監督・・・? 皆、そんな寄せ集めのチームなど叩き潰してやろうぜ!」と叫んだ. C 「ハッハッハッハ!」笑え秀吉! 辛い時こそ笑えよな! D 思わず「もうダメだぁ、おしまいだぁ・・・」と呟いた。 E 特に何も言わず、黙って周囲の様子を見守る。 F その他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[558]森崎名無しさん:2011/11/07(月) 14:28:29 ID:1z5w89GA E 質問しよとしたのは誰だったのかな
[559]森崎名無しさん:2011/11/07(月) 14:28:30 ID:??? 落第というよりこのチームのメンバー自体がカンピオーネの当て馬として集められたんじゃないの
[560]森崎名無しさん:2011/11/07(月) 14:30:44 ID:??? フィオはカ各ユースチームにバラけさせていたカンピ候補生達への当て馬兼試金石か 光る物があれば一本釣りも視野に
[561]森崎名無しさん:2011/11/07(月) 14:45:19 ID:4twWWcys E
[562]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 17:51:16 ID:??? >>556>>559-560 概ね>>560さんの言葉通りです。ただその結果、フィオが予想を遥かに越えたチームに仕上がりました。 ゆえにジョアンはカンピとフィオのテストマッチを敢行する事に決めたのです。 テストマッチはフィオレンティーナという“チーム”を最大限評価している証明でもあります。 ちなみにジョアンの想定には、ブンナークのカンピオーネ入りというビジョンがありました。 しかしそれは、隠すほどもない理由によって白紙となっています。 ・・・メタ的なことを言えば、中山とバンビの離脱が決まったのでブンブンが残っただけですが。 ============================================= > E 特に何も言わず、黙って周囲の様子を見守る。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― Wトーナメントはフィオレンティーナが優勝しなければならない。 『個で勝るナショナルチームを、チーム戦術のフィオレンティーナが破って優勝した。』 ↔ 『フィオレンティーナが優勝したから、チーム戦術は個の充実以上に大事な要素である。』 この命題を成り立たせ、人の記憶に刻み込まなければ、日本サッカーの発展はすぐに頭打ちする。 三杉の計画・・・日本サッカーの発展とW杯優勝への布石という二つの目的を成す為に、 これはどうしたってやり遂げなければならない、失敗が許されない事だった。 それ故に、カンピオーネという大変な戦力のチームを“ジョアン”が率いるという事実は脅威に成り得た。
[563]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 17:54:37 ID:??? 三杉が思い返す事が出来ていれば、ジョアンの指導における主張が・・・ 基本的には今のフィオレンティーナの姿とは“対極”であった事に先ず気付いただろう。 『小賢しいチームプレイを多用するよりも各人が実力を先ず身につけろ』と。 ただし同時に『どのようなチームに移籍しても、同じ輝きを放てるようになれ』とも言っていた。 実際ジョアンの指導の方向性は、選手が特徴を有しつつも基礎を確かにしており、 チームバランスを保てるインテリジェンスが伸びるような方向性であった。 その結果はどうか? フィオレンティーナはどのような特徴のチームに対して、有利な戦術を選ぶ事の出来る・・・ そう、相手にチームの形を掴ませない変幻自在の戦術を為す事の出来るチームに仕上がったではないか。 またレッチェのディッテンベルガとイスラスは、レッチェの守備を どうにかするようジョアンに課題として出されたと言っていた。 そしてその結果、彼等は自ら戦術を考え、あのようなチームを作り出したのだ。 他のカンピオーネのメンバーも、同様に何かしらのテーマを与えられ、 戦術への理解を主にその他の成長を促されていた事は、読者には容易に想像がつくであろう。
[564]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 17:55:38 ID:??? そう、もはや明らかだった。 ジョアンコーチの頭にあるのは、個を充実させた上でのチーム戦術である事は。 ユースレベルを遥かに越えた、完璧なチームを作り上げる事は明らかだった。 そしてもしも戦術面で互角なら・・・個で劣るフィオレンティーナがカンピオーネに勝てる道理はない。 アンザーニの指揮があれば或いは・・・という希望を持つ事も最早許されていない。 三杉淳の思考は、本来ならばこの時点でチェックメイトに追い詰められていた筈だった。 そして「もうダメだぁ、おしまいだぁ・・・」と呟いていた事だろう。 三杉(・・・ダメだ、頭が働かない。 それどころか不安や怒りすら湧いて来ない。) だが幸運と言って良いのかどうか、彼の頭は既に疲労の極致にあり、そこまで瞬時に頭が回らなかった。 そして脳が今以上の精神的な負担を避けるべく、半ば思考停止のような形を今取らせているのだ。 お陰で三杉は今、周囲の仲間達のような動揺もなく現実感の無い感覚に在った。 三杉(しかし・・・皆、かなり動揺しているようだ。 後でどうにかフォローを考えなくちゃいけないだろうな・・・) 仕方無しに周囲を見回しながら、三杉はそんな事を思い・・・ そして・・・
[565]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/07(月) 17:56:44 ID:??? 先着で ★何かあるかな?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 カンピのスタメン表を凝視する人物が2名いる事に気付いた。 《ハート》 カンピのスタメン表を凝視する人物に気付いた。 《スペード、クラブ》 特に何もなーい 《JOKER》 ガチャッ・・・と後ろで扉が開いた。
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0ch BBS 2007-01-24