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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/14(月) 17:51:22 ID:??? 三杉「4−5−1・・・いや、相手と同じ4−2−3−1か。 攻撃に主点を置くという事で、SHは出来る限り開かせる事にしたが・・・ その分、僕とレントゥルスの責任範囲が大きくなっているな。 シニョーリとイスラスは、DMFの僕等がSBと連携して確実に止めなければいけない・・・。」 サイドを立てた分、ボランチは多少ひっ迫する形が生まれている。 とは言え、その為のボランチと言ってしまえばそれまでとも言える。 それに全体のバランスとしては吊り合いが取れているように思えた。 三杉としては、明日のミーティングに提案する物として十分と判断を下す。 フォーメーション図と各人の役割を手帳に清書し、汚くなったWボードをクリアに戻した。 満足を得てミーティング室を後にした三杉は、窓の外が既に暗くなっている事に気がつくのだった。 こうして1日はあっと言う間に過ぎてしまったのだった。 先着で ★夜イベント→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《K》 グラウンドに一人、新田が左足だけでボールを操ろうと頑張っている。 《J、Q》 電球の灯っていないロビーから、何故か光が漏れている。 《8〜10》 玄関扉が開く音が聞こえた。 《2〜7》 何もなし 《A》 ユブンタイの夜 《JOKER》 アンザーニを見舞う者達
[669]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 17:53:31 ID:??? ★夜イベント→ スペードK
[670]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 17:54:17 ID:??? ★夜イベント→ ダイヤ2
[671]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 17:54:49 ID:??? 新田が輝いているな。
[672]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 17:55:52 ID:??? >>669 お見事! やはり「新田の章」となるのか…
[673]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 17:56:31 ID:??? 今回の主役は新田
[674]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 18:39:30 ID:??? 帰ってきたらスーパー新田タイムになってるーw
[675]森崎名無しさん:2011/11/14(月) 19:41:38 ID:??? 新田 「カンピオーネからの連絡でスタートラインに立てた」 「フィオレンティーナでは借金から始まっていた」 「今までは勝てなくても自分のせいでは無いと言う思いがあった」
[676]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/14(月) 20:18:22 ID:??? > 夜イベント→ スペードK > 《K》 グラウンドに一人、新田が左足だけでボールを操ろうと頑張っている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉は寮の外へ、夜道を散歩しに出かけた。 何か別段目的がある訳でなく、強いて言えばシステムを考えるのに使った頭を冷やす為に。 喧騒はほとんどなく、静かなフィレンツェの夜は三杉の疲れた頭を好く癒した。 三杉(気温は高いけれど、吹く風が何とも涼やかで心地良い。 ・・・だが、こうしていて良いのだろうか? テストマッチはもう明後日だが・・・) 熱が冷めてくると、同時に現状も見えてくる。 今後フィオレンティーナというチームがどうなっていくのか、新しい監督とコーチは誰なのか? そしてバンビーノと中山の後釜に着く選手は一体どうなるのか? バンビーノの穴を埋める選手については一応の充てが無い訳ではない・・・が、それはまだ希望的観測の範囲内。 このようにまだ検討が出来ない不安要素が、フィオレンティーナには噴出している状態だ。 チームが徐々に・・・そして突如にズタズタになっていく気がして、三杉の心はザワついていた。 ザッ・・・! トンッ・・・ 三杉(うん? この音は・・・・・・) 心配が胸に膨らみつつあった三杉だが、突然耳に飛び込んでいた音がそれを忘れさせた。 それは地面を蹴る音、ボールを蹴る音・・・・・・こんな遅くなった時間に聞こえてくる物ではそうそうない。 三杉は微かに聞こえる音の方向へ、導かれるように歩いていた。
[677]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/14(月) 20:19:35 ID:??? 三杉(あそこは・・・市民グラウンドか。 ・・・こんな時間に一体誰がボールを蹴るというんだ?) 首を傾げながらグラウンドへと足を踏み入れた三杉は、そこに知った顔を見る。 そこには小さい身体の新田瞬が、汗だくになりながら不器用そうにボールを蹴っていた。 新田はボールの扱いはチームの中でもかなり巧みな方にまで成長している。 しかし今の彼は、本当に不器用・・・素人に毛が生えた程度の技術力しか感じさせない。 それも当然であろう。 新田は利き脚を一切使わず、左脚一本でボールを操ろうとしているのだから。 三杉「新田・・・」 呟く三杉に全く気付く様子なく、新田は今度はグラウンドの隅に向かっていく。 そこには吊るされたタイヤが在り、これを新田はまたも左足を使って力強く蹴り上げていた。 どうやら彼は利き脚でない左足を鍛えようとしているらしい。 新田が何を目的としているのか、三杉は考え・・・るまでもなく察していた。 ・・・と言うか、新田が三杉のアドバイスを察した結果、この秘密特訓があるとしか思えなかった。
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0ch BBS 2007-01-24