※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[817]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:19:54 ID:??? >>816 どぅおーもー。 そうですね、カンピ選手達にも当然ドラマが続きます。 単なる敵チームメンバーという記号にさせず、考えて行動選択をさせたいです。 ============================================= 翌朝、三杉達は指定の貸切バスに乗り込んで移動していた。 行く先の詳細は知らされていないが、車で1時間弱とのこと。 移動の方角から考えると、フィレンツェを飛び出してピサにまで出張るのかどうか…という所であろう。 しかしバスに乗っている選手達は、当然ながらそんな事に関心はない。 今日行われるテストマッチの事が半分、いまだ回復の情報のないアンザーニへの心配が半分。 ある程度の余裕がある者でも今後の不安で頭がもたげる様で、流れ行く風景や行先に気を留める者は居ない。 三杉淳はと言えば、彼は沈んだ表情で窓の外へ顔を向けている。 本当ならば、監督が普段するようなミーティングのおさらいをするべき所だろう。 だが彼はそれをする事が出来ず、ボーっと何を見るでなく意識を散漫にしているのだ。 三杉(アンザーニ監督………) 昨日までの2日間、彼はキャプテンとして監督の代理として、自分のやるべき事を一通り成し得た。 しかしやるべき準備を終えると、彼の心は自然とアンザーニへの心配に向き、戻れなくなっていた。 試合を控えているとはいえ、余りに自分が薄情だったのではないかと責める気持ちが生まれていた。 三杉(監督ならば『自分の為すべき事をやれ』と言っただろうとは思うし、それはきっと正しいだろう。 けれどこれは…人として自分を許したくない気持ちは理屈じゃあない………。) 人間は鉄で出来ているわけではない・・・その事を三杉は今更に知った。
[818]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:21:32 ID:??? やがてバスが停車し、目的地への到着を告げる。 降りた所には広大な駐車場、巨大な建造物が在ったが、人の気配が全くと言って良いほど無かった。 それどころか最後の数分は他の車の姿が一切なかったのだが…違和感に気付いた者が何人居ただろうか? 妙な雰囲気に圧倒され立ち尽くしていると、間もなく建造物から女性の案内人が出て来た。 そして『こちらです』と愛想良く誘導をしてくれるので、三杉達は黙って付いていく。 オルミーガ「到着したそうだ。」 ナムリス「そうか、ご苦労だった。 …では行こうか、ピャタコーフ。 ミルチビッチ、サビチェビッチは例の観戦席で父君を待て。 オルミーガ、お前もな。」 サビチェビッチ「それが命令なら聞いてやるさ。」 ミルチビッチ「…………。」 ムスッ ナムリス「そんなに不機嫌そうな顔をするなよ、ミルチビッチ。 お前の出番は後半からだ。」 ミルチビッチ「そんな予定ではないと聞いているが?」 ナムリス「フフッ、必ずそうなる。」 そう答えると、愛想の皆無な彼らの反応を背にナムリスはピャタコーフと共にロビーを後にした。
[819]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:23:09 ID:??? 5分少々歩かされた三杉達は、グラウンドへと到着していた。 好く芝が整備され、水捌けも良さそうな見るからに上等のグラウンドに。 …案内人が一礼して去り、三杉達が芝に足を踏み入れると……… 対局方向のベンチから、見知った顔が何人も混じった集団が出てきた。 彼らは皆、赤と黒…ACミランのカラーをリバースしたようなユニフォームを着用している。 ダラピッコラ「ミゲル・・・・・・」 カルバリョ「よっ、ロマーノ。 ヴェネちゃんも調子はどや?」 レントゥルス「はは・・・あんましかなー。」 マルコ(フィッツウォルタ…) フィッツウォルタ(悪いけどマルコ、もうボクはキミに構っていられない。 それよりも・・・) 三杉(うん・・・? フィッツウォルタ・・・・・・僕を見ているのか?) 新田(イスラス、今日はアンタを乗り越えさせて貰うぜ。) イスラス(威勢が良さそうだな・・・・・・クック) ディッテンベルガ(ナカヤマか・・・彼には負けたくないな。) 中山「シニョーリ、ディッテンベルガ、そしてクスタか・・・」 ミュラー(守備、攻撃、いずれにも負けたくない相手ばかり・・・勝てるのか、我々は?) ブンナーク(クスタにレビタンか…今日のゴール前も厚苦しそうだな。) クスタ(守る・・・カンピオーネのゴールはお前達の好きにはさせんぞ、フィオレンティーナ。) レビタン(二度ト負ケテハヤラナイ、れびたん燃エテキタ。)
[820]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:24:25 ID:??? バンビーノ(あいつ、アルシオン・・・・・・アル、か・・・。 やっぱり・・・。) アルシオン(・・・・・・・・・・・・) スペルマン(やっぱりキミだったのか……エフゲニー・クラウド… キミの心が戻っていたのなら、こんなに嬉しい事はないけれど…ボクは…) ピャタコーフ(・・・・・・・・・・・・) 因縁が余りにも強すぎる為であろうか・・・ カンピオーネとフィオレンティーナの選手達は、互いに睨み合ったまま微動だにしなかった。 ・・・いや、それは正確ではない。 カンピオーネには何人かの例外も存在していた。 その内の一人が、フィオレンティーナのキャプテンである三杉にこう話しかける。 ナムリス「どうやら誰も言わないようなのでボクが・・・・・・今日は宜しく、フィオレンティーナの皆さん。 キックオフの予定は10時から・・・つまりあと30分そこそこだね。 それまで好きにアップでもミーティングでもしていると良いよ。」 三杉「ああ・・・そうか、どうもありがとう。 宜しく、ええと・・・」 ナムリス「ボクはナムリス・ユブンタイ、以後お見知りおきを。 いい試合をしよう、ミスギ。」 三杉「宜しく、ユブンタイ。」 ナムリスの挨拶に応え、三杉は続けて・・・
[821]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:25:49 ID:??? A カンピオーネの他の選手に話しかけた。 B ジョアンが何処にいるか尋ねた。 C ブルノが何処にいるかを尋ねた。 D 三杉「今日の試合、お前達に勝ち目は100%ないぜ!」 爆勝(笑?)宣言した。 E 余計な事はせずに引き下がった。 サッサとアップを済ませてキックオフを待つのだ。 F そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[822]森崎名無しさん:2011/11/25(金) 14:27:35 ID:9TORgFmY E
[823]森崎名無しさん:2011/11/25(金) 14:28:34 ID:q18SKa/Y A
[824]森崎名無しさん:2011/11/25(金) 14:40:23 ID:RX9Qqx06 A
[825]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/25(金) 14:45:38 ID:??? > A カンピオーネの他の選手に話しかけた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナムリス以外のカンピオーネ選手に話しかけます。 会話したい相手を以下の中から1名選んで投票してください。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) [ピャタコーフ、シニョーリ、イスラス、アルシオン、 フィッツウォルタ、レビタン、ディッテンベルガ、クスタ、カルバリョ] ※最初に2票に到達したキャラと会話します。
[826]森崎名無しさん:2011/11/25(金) 14:47:41 ID:RX9Qqx06 フィッツウォルタ
[827]森崎名無しさん:2011/11/25(金) 14:50:20 ID:9TORgFmY クスタ
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24