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銀河シュナイダー伝説9 ~出帆篇~
[106]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 22:31:46 ID:xI4O070g ~~~ 歴史は続く。シュナイダー達が一般に教えられている農奴階級のほとんどがそれ以前は一般的な 階級の人物であり、思想や行動、その罪により落とされただけでなく、時には貴族たちのいわれの無い 言いがかりによって識者すら落とされることのある体のいい労働力の獲得法となっているという事実。 それに、7代痴愚帝ジギスムントⅡ世の浪費と贅沢、14代流血帝アウグストⅡ世の残虐性と不公平性が 歴史に記される事実とは異なる統治をしていた事なども書かれており、その治世が決して理性的とは いえない事実があった。 シュナイダー(………) 本も後半になっていくと各代の皇帝の治世だけではなく、貴族における平民への対応が中心になっていく。 そこには歴代の貴族たちの生活とその裏側が如実に考察されており、他人から権利や富を効率的に 搾取する方法や、敵を排除していく歴史的事実。いかなる時代であれ…たとえそれが先のアウグストⅡ世の 世であれ甘い汁をすすってきた貴族というものは確かに存在し、そのためにいかなる方法をもって 成してきたかという手段が書かれており、人の思考が変わらないという今、それは確かに使える方法だと シュナイダーには思われた。
[107]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 22:32:47 ID:xI4O070g シュナイダー(だが、これを使うということは私も彼らと同じになるということか…) 確かに権力は欲しい。それがマリーを守る最も効率的な方法なのだから。しかし、権力とは 守るものであると同時に奪うものでもあるのだ。 つまり… シュナイダー(ゴールデンバウム王朝ですら…奪える?) 今まで一度も考えた事の無い甘美な誘惑がシュナイダーの鼻先を掠めるのだった。 ☆☆☆ ●裏工作能力85 → 95 となりました。 裏パラメータ『叛意指数』があることが判明しました。更に大きな変動が起こりました。 ※普段は上下が小さいため書いていません。またこれからも書く予定はありません。 ~~~
[108]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 22:33:51 ID:xI4O070g ~~~ 最後の行を読み終えたとき…シュナイダーの瞳には今までとは異なる紫闇の炎が燃え盛っていた。 もしこのまま放っておけば燃料をなくしいずれは消え去るものであったが、もし…その炎が消える前に 新たな燃料が加わることがあれば… シュナイダー(……ん?) 最後の行を読み終えるころ、まるで栞のように一枚の紙切れが挟んである事に気付く。 そこには 『読んだということは知ってしまったという事だね。君には2つの選択がある。 もし…君が現在に疑問を持ったのならば、ここに連絡を入れて欲しい』 という走り書きととある電話番号が書かれていた。
[109]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 22:34:52 ID:xI4O070g シュナイダー(………) どうしますか? A.自主練をする。 B.フライングサッカーの練習をする。(選択後、誰かを誘う事が出来ます) (フライングサッカーの大会がなくなったため成功率はがくんと下がりました) C.寮内をぶらぶらする(誰かに出会うかも) D.生徒会に顔を出す。 E.士官学校敷地外に出る。 F.誰かに会いに行く(誰に会いに行くかも明記ください) G.走り書きに書かれていた連絡先に連絡を入れてみる。 H.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[110]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 22:37:00 ID:DoLo79fg Gリスク高いのわかってるけど、シェスター好きなんだよね。
[111]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 22:37:24 ID:evEZBXho G
[112]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 22:44:47 ID:??? あー、まさかとは思っていたが、やはりイベントフラグがあったか。 これ、前に検討されたみたいな「学生時代一番最後の自由行動した後に読む」 だったら、「もう時間がない」でイベント自動スルーだったんかな。
[113]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 23:13:47 ID:xI4O070g >>110 難易度的には超高難易度です。ぶっちゃけ同盟で完全勝利を目指すより難しいと思います。 >>112 はい。正確に言うとこれからすべき事の一切が出来ないので間に合ったか?といわれると微妙ですが。 G.走り書きに書かれていた連絡先に連絡を入れてみる。 シュナイダー(……この番号を治安局に知らせるという選択もあるが…) 一瞬でも仲間を売ろうという選択を思い浮かべるのは彼の中の常識が随分と打ち破られている 証拠なのだろう。 しかしながら最終的には彼自身のためかもしれないが、今のところシュナイダーにばかり利点のある 行動をしてくれている彼に対しある程度の恩も感じている彼はそうする事無く連絡を取って みることにする。 シュナイダー(寮内の電話はまずいな。一度外出して人のいなさそうな公衆電話からかけるか…) 裏工作を上げた事によりリスクの回避については文句の無い彼は何時の時代でも残っている 公衆電話へ向う事にする。 ~~~
[114]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 23:14:48 ID:xI4O070g ~~~ ツーツーツー… 電話の先に繋がったのは如何にもな電子音だった。 シュナイダー(……なるほど。用意周到なことだ) 普通であればそこで諦めるのだろうが、あの本に分れて書かれていた数字の羅列を打ち込んでいくと そこから回線が自動的に中継され更に電話音が鳴り響く。 ???「…シュナイダーかい?」 電話先の男の声は非情に懐かしく、それでいて忘れる事の無い男のものだった。 シュナイダー「よくわかったな」 ???「ああ、あの情報屋でね」 シュナイダー(…つまり私があの情報屋でしていた事は筒抜けだということか。……いや、 彼が後見人として私という存在を保証していたと言う事だろうな。本当におせっかいというか マメというか)
[115]銀河シュナイダー伝説:2011/10/03(月) 23:16:01 ID:xI4O070g 何の保証も無いシュナイダーに対し、彼らが彼らにとってはかなり安い講義料でシュナイダーの 面倒を見てくれていた理由にようやく気づいた…いや、そういう想像に現実味を得た彼は そう結論付ける。 シュナイダー「でだ。あの連絡先の意味はなんだ?」 シェスター「そのままの意味だよ。君はあの本を読んで何を感じた?」 シュナイダー(………) どう答えますか? A.ゴールデンバウム王朝は悪で中から治療していく必要がある。 B.ゴールデンバウム王朝は悪で貴族体勢そのものが腐敗の温床だ。 C.ゴールデンバウム王朝はとにかく潰れるべきだ。 D.別に何も感じなかった。 E.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
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0ch BBS 2007-01-24