※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
銀河シュナイダー伝説9 ~出帆篇~
[157]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 21:25:12 ID:??? いつもの容姿検定→ スペードQ
[158]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 21:25:28 ID:??? おお美人だ!
[159]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 21:57:46 ID:??? 美形かもわからんぞ *なお容姿と能力は反比例
[160]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 21:59:29 ID:??? いや、女性であることは確定してるからw
[161]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 22:25:49 ID:G990W74Q >>158 珍しく?女運がありますね。 >>159 ああ、男装の麗人もいいかもしれませんw >>160 はい。そうですね。 いつもの容姿検定→スペードQ 封筒から出された履歴書には様々な情報が記載されていた。 ヘルダー「実際に合流するのは『メイアフラウ』内でしょうが、円滑な関係をいち早く築くためにも 彼女のデータは頭に入れておくべきでしょう」 しかし、それらのデータよりも印象的なものがあった。3Dホログラフに表示された彼女の全体像。 まるでエメラルドを思わせるような深い緑に輝く瞳と、ややブラウンがかった栗毛の髪は、彼女の 色素の薄い肌によくマッチしており、もし貴族の中に彼女がまぎれていたとしても彼女の美しさに 何の支障も無いように思われた。
[162]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 22:26:52 ID:G990W74Q シュナイダー(…まあ、だからといって能力に問題があるようでは論外だが) そう思いながらホログラフから目を離し、履歴書の中身に目をやっていくと、士官学校の下部組織に あたる専科学校の運営部門でかなりの成績を出している少女で今年18歳。一般的な専科学校生と 同じ准尉であった。 ヘルダー「子爵の立場に相応しい女性を探し出すのは難しかったようですよ。では、貴方は これから用があるでしょうから、面倒な手続きは全てこちらでしておきます。 至急ノイエ・サンスーシへ向ってください。」 そういわれるとあっさりと返されることになる。 ~~~ 時間にして45分。士官学校と最も壮麗な皇帝の玉座の位置はそんなに遠くない位置にあった。 第36代皇帝フリードリヒ4世。四半世紀前に銀河帝国皇帝の地位に着いた彼は既に50という年を 大きく過ぎており、まだ18歳でしかないマリーやアンネローゼの親と言っても問題の無い年齢差であった。 しかし、まだ60には遠く及ばないはずである彼は既に老人のような面立ちをしており、やや童顔である マリーとは爺と孫のような関係といっても良い。
[163]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 22:27:55 ID:G990W74Q シュナイダー(………) 今、目の前にいる男はつまるところ彼からマリーを奪い去った男である。しかし、シュナイダーが 子爵位を得ることが出来るようになったのも、こうして門閥の道を歩む事が出来るようになったのも、 なにより、マリーというかけがえの無いものを守ってくれているのも彼であり、彼を恨む事は出来ない。 シュナイダー(…だが、個人を許す事は出来ても制度そのものを許して良いのだろうか?) 知ってしまった事実。王や貴族が甘い汁を吸うためにどんな過去があったのか…そして、今からも それは変わらないであろう。 シュナイダー(だが、私が…貴族であるということは、少なからず弱者から搾取するということか…) 不意に矛盾に気付く。自分が憎む制度そのものに自分から飛び込もうというのだ。 シュナイダー(………私が貴族になる事のよって得る富は、農奴階級や一般市民より搾り取ったもの。 …いいのか?それで?) ブンブン!と首を振るシュナイダー。今はそんな事を思っている場合ではない。目の前にいる老人に 傅くシュナイダーはこの間に何があったのかを思い出せないまま、子爵位を得るのだった。 ~~~
[164]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 22:29:10 ID:G990W74Q ~~~ フリードリヒ4世「そちはマリーの兄であったな」 シュナイダー「御意」 フリードリヒ4世「これより空へ向うのであろう。構わぬ、妹姫に会ってゆけ」 きっと、彼からの餞のつもりなのだろう。最後にそう述べると、よろよろと危なっかしい足取りで 退出していく。 シュナイダー(妹に会いに行くにも許可が要る…か) 彼女は皇帝の所有品であるかのような扱いにやや苛立ちながらも通された宮殿の西苑へと向う。 ~~~
[165]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 22:30:43 ID:G990W74Q そこは皇帝の寵姫たちのための空間であり、そこだけでも小さな街と同じくらいの大きさがあった。 医者や高級文官などの一部を除き、男子禁制であるが故に付き添いの文官もいつの間にか消え去り、 ここからは1人である。 シュナイダー(確か聞いた話ではこのまままっすぐ行けば着くとのことだが…) 移動手段はランド・カーとなるのだが、既に運転が出来るようになった彼は… どうしますか? A.当然まっすぐ行く。 B.少し北よりの道を行く。 C.少し南よりの道を行く。 D.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[166]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 22:32:01 ID:hD0V+L9U A
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24