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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
[166]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 22:32:01 ID:hD0V+L9U A
[167]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 22:35:02 ID:??? アンネローゼ側の寄り道をしたいけどどっちだっけ?
[168]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 22:56:12 ID:pPbkNzjk A なるべく調べてみたが、位置情報はないなあ…。 そうでなくても、ここで【妹にすぐあいに行かない】のはやばい。
[169]森崎名無しさん:2011/10/04(火) 23:56:32 ID:??? BとCはどっちかがアンネローゼで、どっちかがベーネミュンデだったと思うよw 判定次第では時間オーバーとか有り得るし真っすぐ行って正解。
[170]森崎名無しさん:2011/10/05(水) 00:04:09 ID:??? タイムオーバーまでいかなくとも、ここまで「真っ先に妹を選ばない」選択をしてきたことで 行動理念が大きく揺らいでるからねえ。
[171]森崎名無しさん:2011/10/05(水) 00:10:32 ID:??? うん。将来的な事を考えたらここはアンネローゼにあっておきたいんだけど、 それよりはまず行動理念を補強する数少ないチャンスを補強するほうが大事。 ここはまあ、これまでのツケを払ったものだと思っておこう。
[172]銀河シュナイダー伝説:2011/10/05(水) 00:11:00 ID:4gvioZwQ >>167 どちらかですよ。1/2なので挑戦するのもありかもしれません。 >>168 まあ、わざとわからない表現をさせていますからね。これで湖畔とか立派な屋敷とか 書いちゃうともろバレなのでw >>169 はい。そんなに焦っても何もいいことなんてありませんよ。 わからない時は知っている人に聞けばいいというのは、中の人が何度も書いてますね。 >>170 yes!BとCは罠です。 A.当然まっすぐ行く。 シュナイダー(下手に道を変えると迷う可能性もあるしな) 基本的によく手入れのされた庭園やのどかなあぜ道が続く西苑だが、時折森林などの視界の悪い 場所もある。道に不慣れな事も考慮してまっすぐ道を進む事にする。 〜〜〜
[173]銀河シュナイダー伝説:2011/10/05(水) 00:12:24 ID:4gvioZwQ 〜〜〜 そこは草原に囲まれ、花々の咲き乱れる小さな庭とそれに似つかわしい小さな純白な屋敷だった。 シュナイダー(屋敷のセンスはまともなままだな。よかった…) 妹のセンスはどちらかというと少女趣味である。それが自身に過分な地位と権力が与えられた時、 精神がねじれたり突如成金の拝金主義に変わったというのではあまりにやるせない。 しかしそれは杞憂であったようで、彼女は何歳になっても彼女のままであったようだ。 〜〜〜 マリー「お兄様〜!」 タッタッタ、と駆けながら春風と共に飛んでくる美少女。 黄金に煌く細い髪が陽光に反射し、まるで光を背負っているようにも見える。 シュナイダー「マリーか。息災だったか?」 帝国臣民として、ある程度節度を持った言葉で挨拶を交わそうとするが、 マリー「兄様。マリーと2人っきりの時はそんなつまらない格式はいらないのです」 ばふっと蒲公英色のエプロンドレスのまま飛びついてくるくるまわり、そんな事をいう。
[174]銀河シュナイダー伝説:2011/10/05(水) 00:13:24 ID:4gvioZwQ シュナイダー「そうか…すまなかったな、マリー。元気にしていたか?」 昔の…まだ何も知らない少年の頃のように、いとおしい妹の細く輝く光を優しく撫でながら、 ようやく彼は、彼の仮面を脱ぎ去る。 マリー「あ、そうそう。アンネローゼ様からケルシーのケーキを戴いたの。紅茶を用意するから テラスでいただきましょう」 ようやく兄が兄へと戻った事に大満足した彼女はビスクドールのような染み一つ無い顔に満面の 笑みを浮かばせそう誘うのだった。 〜〜〜 クライネルト伯爵夫人の庭園はまるで小人のそれのように小さく可愛らしいものだった。 シュナイダー「他の屋敷に比べると随分と小さいようだが…不都合はないのか?」 思わずそんな事を聞いてしまうシュナイダー。 彼の見るところ、マリーの屋敷の使用人は首筋で切りそろえた黒髪の少女が1人いるだけで 主人のいないシュナイダー本邸よりも人数は少ない。
[175]銀河シュナイダー伝説:2011/10/05(水) 00:14:59 ID:4gvioZwQ マリー「うん、大丈夫。あんまり大きいとお掃除が大変だから」 久しぶりに兄とただ2人で話すことがよほど嬉しいのか、妹姫は体全体で喜びを表しながら そう返事をする。 シュナイダー「掃除?そんなものはメイドにでも…」 マリーに入れてもらった紅茶を口に含みながらそう口にするシュナイダー。口の中の紅茶には 何種類かのハーブが入っているようで、僅かに鼻腔へさわやかな風が吹きぬける。 マリー「だめよ。自分の事は自分でする!お父様の教えでしょう?」 年のころに比べて小さくたおやかな指先を揺らしながら答える。 シュナイダー「変わらないな。マリーは」 この僅か5年でどこまでも変わってしまったカールハインツは自分よりも大きく運命が変わった 彼女が変わっていないことに眩しさすら感じる。 マリー「お兄様も変わらないよ。だってこうして私に会いにきてくれたでしょ?」 ケルシーのケーキに舌鼓を打ちながら嬉しそうに答える。 シュナイダー(変わらない…か。確かに彼女と共にいれば私は変わらない…いや、変わった自分すら ただの兄へと戻る事ができるようだ) 彼女の笑顔は自分にとってどんなに大切なものだったのか、最も基本的な事を思い出すシュナイダーだった。 〜〜〜
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0ch BBS 2007-01-24