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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
[214]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:10:21 ID:cVrr7pfk 〜〜〜 F.ナイトハルト・デューター・ミュラーとフェザーン。 479年度卒業生代表である、ナイトハルト・デューター・ミュラー。 彼は様々な部署からの引き合いの後、どういうわけかフェザーン駐在弁務官事務所の駐在武官補という 待遇でフェザーン回廊唯一の有人惑星、フェザーンに勤務する事になった。 文官「ここからは基本的に武器の携帯は禁止なのでブラスターはお預かりします」 言動と所作は身分に対して過大に恭しいものであったが、そこには有無を言わせぬ強さがあり、 拒否する事は不可能であった。 〜〜〜 彼にとってはつまらない毎日が過ぎる。もちろん行うべきデスクワークは毎日が膨大であり、それに 集中していれば一瞬にして一日が過ぎてしまうのだが、軍人としてそれは不本意であり、本当に 何で自分がここに招聘されたのだろうかと疑問は尽きない。
[215]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:11:22 ID:cVrr7pfk ミュラー「上の考えは自分には理解しがたい事…ということか」 別段失点を犯した覚えも無い。それにこの部署での扱いは中尉としては格段の待遇であり、 まるで接待を受けている気分になる事も一度や二度ではない。 ミュラー(…つまりはそういうことなのか?) ようやくそう思い始めたころ、ようやく事態に変更が起きる。 ???「君がミュラー中尉だね。話には聞いている」 弁務官事務所にやってきたのは色黒の大男。文官にしてはしまった体付きをしているが、その所作や 言動から、彼は武官ではなく文官である事が見て取れる。 ミュラー「…貴方は?」 スキンヘッドのやや鋭い目つきの男に遠慮なく尋ねる。
[216]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:12:22 ID:cVrr7pfk ???「失礼した。私の名はルビンスキー。アドリアン・ルビンスキーというものだ。今はしがない 補佐官をしている。」 力強い声は自身の表れなのだろうか?彼は威風堂々ミュラーを直視する。 ミュラー「補佐官殿でしたか。失礼しました。」 補佐官という名前だけでは箔はないのだが、このフェザーンにおいて補佐官というのは フェザーン自治領主の補佐官…つまり実質的なナンバー2であることを示していた。 ミュラー「それで、私に何の御用ですか?」 運命が戸を叩く音がする。恐らくこの数ヶ月間はミュラーがどういった人物かを見定める 期間だったのだろう。どうやら知らぬ間にそれに合格した彼は、ようやく自分の運命が 大きく変わる音を聞くのだった。 〜〜〜
[217]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:14:07 ID:cVrr7pfk 〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 うとうととしてしまうのはあまりなれない宇宙酔いのせいだろうか? 無重力の世界自体は、フライング・サッカーにも使われているドーム内でいくらでも体験しているため 慣れていないはずはないのだが、真の宇宙とは黒く、静寂で、そして無慈悲であった。 アナウンス「レンテンベルク要塞まで残り3分。乗船の皆様は手荷物を忘れぬようお願いいたします」 恐らく普段は民間にも貸し出しているのだろう。如何にもなテープガイダンスが鳴り響く。 シュナイダー(長かったな。) 首都星オーディンからこのレンテンベルク要塞までは片道で3週間。直進距離を連続ワープで 移動するのであればもっと速くに着くのだろうが、この小さな輸送艦にはそんな機能はついておらず、 時には補給のため、時には乗員の健康管理のため、何度かの寄港を繰り返した後、ようやく ゲルハルト・アーデルンカッツ提督の率いる艦隊との合流ポイントであるレンテンベルク要塞 にたどり着く。
[218]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:15:12 ID:cVrr7pfk 遮光フィールドの張られた窓の外には勾玉のような形状をした要塞からガイドビーコンが 送られてきており、無音の世界で輸送艦とそれを護衛する数隻の巡航艦が引き寄せられる。 周りを見ると自分と同じようにアーデルンカッツ艦隊に配属されることになった幾多もの新米の士官と、 そのついでに移動させられたのであろう幾人かのベテランを思わせる強面に人達。 ベテラン勢は馴れたものなのだろう。手早く準備をすると再び重力の井戸に落ちることを予想し、 自分の座席についているシートベルトを着用する。 …ドスン…… シュナイダー(回りを見ていて助かったな) 突如発生したGに新米の士官たちがしたたかに背中や腰を打ち付ける中、シュナイダーはあっさりと その中を潜り抜け、ついに士官としての第一歩を踏みしめるのだった。 〜〜〜
[219]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 00:16:13 ID:cVrr7pfk 〜〜〜 ???「モニカ・クロイツァー准尉であります!」 背筋の伸びた教本どおりの敬礼で迎え入れるのは、履歴書に載っていた少女であった。 それはホログラフで見るよりも華奢に見え、尚且つ透けていたグラフィックに肉質を与えたものであり、 ありていに言えば美人であった。 シュナイダー(………さて、何事も初めが肝心だ。どう返事しようか?) どうしますか? A.カールハインツ・フォン・シュナイダー中尉だ。よろしくな。無難に挨拶をする。 B.すまないが君の命を預からせてもらう。少し気障に構えてみる。 C.なんだ、女か。自分で指定したはずなのに何故か落胆してみせる。 D.成績表は見せてもらった、中々に優秀みたいだな。褒めてみる。 E.男ばかりの職場につかせてしまいすまない。いきなり謝る。 F.チェンジ!冗談をいってみる。 G.背筋を伸ばしても胸は目立たないな。と内心で思ってみる。 H.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[220]森崎名無しさん:2011/10/06(木) 00:19:11 ID:y3gQhm1g A あー、前にも予想はあったけど、リヒャルトの血筋かあ。どう活用してくるかね。 あくまで貴族(皇族)の意識を持っているなら、共闘もできそうなものだが。 ちなみに大航海時代ですが、Wはキャラによって地域を回る順番が違うので、 まだ複数キャラ攻略しやすいと思います。昔のはちょいキツいですねw
[221]森崎名無しさん:2011/10/06(木) 00:22:37 ID:Xki1bGD+ A
[222]森崎名無しさん:2011/10/06(木) 00:31:09 ID:??? Gなんて選んだらナイフ飛んでくるんじゃないかw
[223]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 01:31:46 ID:cVrr7pfk >>220 まあ、ルルの立ち位置はここしかありませんからね。 前皇太子の嫡孫。つまり、彼に父親がいても問題ありませんし……いや、多分死んでますがw 大航海時代は2週目以降のマリアを除いてすべてアフリカ→新大陸→インド洋→東南アジア(ここで少し分岐) →東アジア→地中海→北海の順番でクリアしましたw というか新大陸内の交易及び、新大陸⇔アフリカ間の交易が便利すぎです。一年ほど頑張ればすぐに 戦列艦が買えちゃうから、悪魔を打つ矢(うろ覚え)と奇跡のペンダント(うろおぼえ)を とれば基本的に海戦で負けることはありませんし。インド洋で望遠鏡と天球儀を取ればもっと簡単ですね。 >>222 実際に口にするわけではないのである程度は大丈夫です。まあ、上官なのでその気になれば パワハラ、セクハラし放題ですし。(基本的に完全な男性社会です)
[224]銀河シュナイダー伝説:2011/10/06(木) 01:32:48 ID:cVrr7pfk A.カールハインツ・フォン・シュナイダー中尉だ。よろしくな。無難に挨拶をする。 こういうとき奇をてらわないのがシュナイダーの長所であった。 簡単に自己紹介をすると、よろしくなと言葉を沿え、早速辞令書に書かれていた自身に用意された 艦へと向う。 〜〜〜 モニカ「これが、この艦『メイアフラウ』のデータです。」 要塞内の移動エレベーターの中、シュナイダーから一歩引いたところでカツカツと小気味の良い 軍靴の音を響かせ着いてくる少女が緊張を隠せないまま資料を渡してくる。 メイア・フラウ(旧式駆逐艦) 耐久力 380 機動力 70 索敵能力40 バリア力40 装甲値 10 消費資材50 最大積載量 400 武装 光子魚雷(弾数4) 最適射程(3)攻撃力190 通常射程(2)攻撃力150 通常ビーム(弾数∞)最適射程(2)攻撃力165 通常射程(1)攻撃力120 対空機銃(弾数20)最適射程(0)攻撃力100(対艦載機戦のみ攻撃力200)
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0ch BBS 2007-01-24