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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
[442]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 01:57:38 ID:beBm6l6A 何の思惑があるのかはわからないが、人として最低限な事はこなしておこうとシュナイダーは メイン・スクリーンにその通信先の人物を映し出す。 命の恩人?→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤ エル・シド・フォン・ピエールがそこに立っていた。 ハート ジークムント・フライハイトがそこに立っていた。 スペード ブライアン・クライフォートがそこに立っていた。 クラブ ステファン・フォン・レヴィンがそこに立っていた。 となります。
[443]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 01:58:27 ID:??? 命の恩人?→ ダイヤQ
[444]銀シュナ:2011/10/12(水) 02:05:20 ID:??? 棚ぼた的にいろんな意味でシナリオの鍵を握るペーターさんと知り合うことが出来たところで今日はここまで。 おやすみなさいませ。
[445]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 03:12:19 ID:??? 追い風が吹いてるなあ。
[446]森崎名無しさん:2011/10/12(水) 08:10:40 ID:??? ピエールはどのくらいの貴族なんだろ 原作ではシュナイダーより遥かに金持ちだったけど
[447]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:34:51 ID:beBm6l6A >>445 クラブ連続がかなりまずい展開になるようにJOKER、ダイヤの展開はかなり良い展開になりやすく なってますからねぇ。 >>446 びっくりするくらいの貴族ですよ。 命の恩人?→ダイヤQ ダイヤ エル・シド・フォン・ピエールがそこに立っていた。 ディスプレイに現れたのはシュナイダーよりもやや黄色みの強い黄金の髪を肩甲骨近くまで伸ばした 青年。余裕を思わせる碧眼の瞳は、柔和にも見え、シュナイダーと同じように生まれながらに 何かを持った人物にも思えた。 シュナイダー「まずは貴艦の援護に感謝する。私の名前はカールハインツ・フォン・シュナイダー中尉だ」 見た目的に貴族のオーラを纏う彼に対し、ある程度は譲歩してみせる子爵。
[448]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:35:53 ID:beBm6l6A ピエール「気にしなくてもいいよ。今回の戦いはこちらの勝ちだろう。勝ち戦で兵が消耗するのは みていて忍びない。私の名はエル・シド・フォン・ピエール中尉。君の事は聞いているよ」 何かを含む物言いに僅かに訝しむシュナイダーだったが、それを形にするよりも速く、 ピエール「まだ戦いは継続中だ。悪いけど細かい話はまた今度」 向こうから連絡して来たのに結局自己紹介以外は何もせず連絡をきってしまうピエール。 シュナイダー(…これは外交における相手の思考を引きつける為の方法の一つだな。こちらの気を 向こうに寄せ付けるための方法だ) 外交能力においては既にかなりのものを持つ彼は、ピエールの選択の意図をそう読む。 つまり、彼はこちらに何らかのアクションを期待しているのだ。とはいえ、それが罠ではないとは 限らない。シュナイダーには目に見えない敵が数多くいるのだ。 〜〜〜
[449]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:37:24 ID:beBm6l6A 〜〜〜 モニカ「叛乱軍が撤退を開始してきました」 それから数十分後、新たなる動きがあったようで敵軍は後方へ去っていこうとしていた。 シュナイダー「では掃討戦後に占領作戦へ移行だな。動けるか?」 もう一発食らうと撃沈の可能性があるとはいえ、掃討戦において反撃を食らうことは少ない。 そう判断したシュナイダーがそう言葉にするが、 モニカ「いえ、提督からは相手が引いた時点で深追いはするなということです。この地は 敵陣地内。どこに伏兵がいるかはわからないという事です」 シュナイダー「…そうか。ならば仕方ないな」 そういいながら、アーデルンカッツ提督がエル・ファシルの占領作戦を中止したことに対し あまり反応を見せないまま艦の応急処置を急がせるのだった。 〜〜〜
[450]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:40:34 ID:beBm6l6A 〜〜〜 モニカ「被害状況でました。艦の第6区画は破棄せずこのままイゼルローンで修理される事になります。 また、死者1名、負傷者5名。人的被害としては少ないといっても良いでしょう」 シュナイダー「……そうか。死んだか…」 戦争において死人が出るのは当然のことだ。シュナイダーにしろモニカにしろそれが士官学校や 訓練学校で嫌というほど頭と体に叩き込まれており、そういった一般人的な感覚はかなり 麻痺している。、それでも数時間前までは生きていた人間が死んだと報告されるのは 心に突き刺さるものがあるのだが。 シュナイダー「遺体は?」 モニカ「冷凍保存の処理中です。イゼルローンの合同慰霊碑に納められることになるでしょう」
[451]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:43:32 ID:beBm6l6A シュナイダー「宇宙葬ではないのか」 モニカ「生前の遺言のようです。…お会いになりますか?」 シュナイダー「いや、いい。私はこれから幾多もの戦友や部下達を殺していくだろう。そんな 人間がどの顔をさげて会いに行けばいいというのだ?」 モニカ「………」 シュナイダー「そんな顔をするな、准尉。軍人が涙など似合わないぞ」 モニカ「…はい。」 シュナイダー(まだ正式な軍人になって半年。机上の死ではない知り合いの死だ… 平静でいろというのはやはり無茶か) 彼女を前線に連れてきたのはシュナイダー自身である。まだ18歳でしかない彼女の涙の理由を 作ったのは自分であるという認識くらいは持っているシュナイダーはやや居心地悪そうに 椅子に座りなおすのだった。 〜〜〜
[452]銀河シュナイダー伝説:2011/10/12(水) 13:44:32 ID:beBm6l6A 〜〜〜 一方…… モリサキ「なんだ。結局、エル・ファシルまでは進攻してこないじゃねーか!」 そう騒いでいるのはエル・ファシルで待機していた黒髪が印象的なモリサキ・ユーゾー。 本来なら再占領後、瓦礫の撤去や帝国軍が仕掛けたトラップの解除、残ったデータの洗い出しなどの 戦後処理を終えた後に引き返し、新たな辞令を待つ身になるはずだったが、フェザーンから経由された 『エル・ファシル再進攻』の情報によって、最も近くにいたアル・サレム艦隊とその下部組織に 所属するモリサキは、そのまま迎撃軍に任じられていたのだ。 マツヤマ「いや。だけど恐らくこれがアル・サレム提督と敵軍提督の意図だろう。 提督としては『エル・ファシルを守りきったから勝ち戦』、敵軍の提督としては 『敵軍を引かせたので勝ち戦』。両方が勝つことの出来る数少ない妥協点さ」
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0ch BBS 2007-01-24