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【見開き1ページの】キャプテン森崎43【晴れ舞台】
[201]創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 22:41:51.85 ID:A2QYMdUs まあ翼もナトゥも勝てず、シュナイダーですら警戒したチャンドラーさん相手ではしょうがない
[202]創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 00:06:38.17 ID:Zvey9Qzb あけまして乙です
[203]創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 01:06:38.06 ID:mQ2klEQt ひでえよ、"../test/read.cgi/morosaki/1319375285/2" >>2ねいさん・・・ ピエール・・・ あけおめです・・・
[204]創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 18:51:05.95 ID:gRB5uUrT そういえばキャプ森ではナトゥレーザ出るのかな? コインブラが10番背負ってるから出ないか
[205]創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 19:53:59.25 ID:bBl0Xgrb 出ないって"../test/read.cgi/morosaki/1319375285/2" >>2が言っていたはず
[206]2 ◆vD5srW.8hU :2012/01/10(火) 14:10:14.42 ID:AYF1yluN まさかのフランス敗退。予選最終日のドラマに観客はおおいに喜び、今日もう一つの試合である ドイツVSメキシコでもメキシコによる逆転劇が見られるかも知れないと期待した。 だがこちらの試合は数時間前の物と比べて両者の力量差が大きく、奇跡は起きなかった。 パンッ! ポーンッ! ダダダッ! 放送「メキシコユース、素早いパス回し!エスパーニャくんを中心としたパスワークでドイツに中盤の主導権を渡しません!」 エスパダス「(ドイツとまともにやりあうのは自殺行為だ!悔しいがこれしかない…!)」 エスパーニャ「(望み薄だが、やる事はやらないとな)」 前半のキックオフ権を得たメキシコは最初から露骨な時間稼ぎを行った。 彼らは勝てば2位突破を果たせるが、その勝てばと言うのがとてつもなく難しいと言う事も理解していた。 初戦の全日本ユース戦でその傲慢さをあっさり粉砕され、その全日本相手にドイツが 一歩も譲らなかったのを見た彼らは最早自信など全く残っておらず、 どんなに無様な格好でも良いから勝たなければならないと言う想いに基づきある作戦を決めたのである。 それは1点逃げ切り。出来る限り多くの時間帯でボールをキープし、ドイツに攻撃させない。 そしてなんとかしてドイツから1点もぎとりそのままタイムアップまで逃げ込む。
[207]2 ◆vD5srW.8hU :2012/01/10(火) 14:10:33.77 ID:AYF1yluN これを弱気と言う者は多いだろうが、圧倒的な戦力差を理解した上で僅かな可能性に賭けた 潔い戦術とも言える。ただ惜しむらくはドイツもこういう事をされるのは予測済みであり、なんら慌てる事はなかった。 ボッコォオン!! ロペス「よし皆、投げ捨てDDTだ!!」 スアレス・アルベス・サラゴサ『おう!!』 ガッ!ガガッ! ギュイッポイッ! カルツ「何をやっとるんじゃあいつらは…」 やがてチャンスを見計らってからのロングボールが放り込まれた時、メキシコのアステカ5戦士達は 実に奇妙な動きをした。まるで組み体操の様に4人が人体でアーチを作った後 上部の一人が上空に放り投げられ、そのままジャンピングボレーシュートを打ち下ろそうとしたのである。 バッ! ドゴオッ!! ロペス「ぐぎゃああああっ!?」 ミューラー「何のマネだそれは?」 しかしミューラーにとってはそれは対処しやすい高い球からのシュートに過ぎず、 パワーで勝てる筈もないロペスは無残に吹っ飛ばされただけだった。
[208]2 ◆vD5srW.8hU :2012/01/10(火) 14:10:46.26 ID:AYF1yluN エスパダス「(くそっ、投げ捨てDDTラ・ケプラーダシュートでも駄目か!だが諦めずに何度も撃てばその内PKが…)」 シュナイダー「(そんな弱者の戦術で寝首をかかれる程甘い相手だと思ったのか?)」 そして始まるドイツの猛反撃。これにメキシコはシュナイダーの徹底マークで対抗した。 メキシコメンバー「(ポブルセンが出場停止で抜けているのは凄え有難いぜ。そうじゃなきゃ勝ち目はなかった)」 「(カペロマンとマーガスならエスパダスが何とかしてくれる!)」「(シュナイダーさえ封じ込めれば失点はない!)」 シュナイダー「(これもまた浅はかだ。反則で止めたとしても待っているのはフリーキックだぞ?)」 その分カペロマンなどが自由に動き回れるのだが、それはエスパダスのセーブ力でなんとかする。 これがメキシコユースのディフェンスプランであり、ドイツにはバレバレであったが最善の策と言えただろう。 カペロマン「良いのかい、そんなに引き篭もっちまって!サイドワインダーの餌食だぜ!」 グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! バッシュルルルルルルルルゥッ!! ギュイギュイギュイギュイギュイギュイィイイイイイン! エスパダス「(良く見れば大丈夫…そこだっ!)」 バッ! バコォオオオオオオオオン! 放送「カペロマンくんのサイドワインダー!しかしエスパダスくんナイスセーブ!まだ試合は動きません!」
[209]2 ◆vD5srW.8hU :2012/01/10(火) 14:11:02.20 ID:AYF1yluN シュナイダー「(いや、ここまでだ。様子見はもう十分…これ以上窮鼠にチャンスを与えるつもりはない。 シェスター、やれ。カルツ、フライハイト、準備をしておけ。もうこの試合は終了だ)」 シェスター「(オーケーシュナイダー!)」 カルツ「(ほんじゃま、お仕事しますか)」 フライハイト「(了解した)」 しかしバレバレと言う事はドイツは対処法を事前に用意してきたと言う事である。 メキシコに隠し玉は無し。そう確信したシュナイダーは迷う事なく味方達にサインを出した。 パンッ! ダダッ! バシュッ! 放送「メキシコユースまたも素早いパスワーク!再び慎重にチャンスを…」 シェスター「もらったァ!ニンポー・ホウセンカ!」 ギュワワワワワン! パシッ! エスパーニャ「(げっ!やっぱりこうされたか。まあ誰でも思いつく方法だよな…)」 放送「ああっとシェスターくんパスカット!エスパーニャくんに戻る筈だったボールを鮮やかに奪いました!」
[210]2 ◆vD5srW.8hU :2012/01/10(火) 14:11:21.65 ID:AYF1yluN メキシコメンバー「くっ…」「くそっ!」 ドイツの講じた対処法は単純だった。ただ単にエスパーニャをシェスターでマークし 彼をメキシコのパスワークから取り除いてしまうだけである。だがそのシンプルな策は メキシコも半ば予想済であり、悲劇的な事に彼ら側にはそれに対抗する術はなかった。 こうなってしまってはメキシコの士気がダウンするのは当然であり、それを見逃すドイツではない。 カルツ「ようっし!そろそろメキシコの首を貰うかァ!!」 ダダダダッ! メキシコメンバー「うっ、カルツが来たぞ!」「気をつけろ!奴にボールを渡すな!」 メッツァ「(ああ、あの走り方は囮だね。となると…やっぱりフライハイトか)」 ダダダダッ! バッシュウウウウウッ! 放送「ここでカルツくんが猛然とメキシコのPAに駆け込む!そこにメッツァくんがパス…ではない!? これはオーバーラップしてきたフライハイトくんへのパスでした!」 後はやる事は簡単だった。ドイツが持つ数多の攻撃パターンを駆使して敵を揺さぶり点を奪う。ただそれだけである。
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