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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[157]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/28(金) 01:40:19 ID:??? ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 早苗「勝ったッ! 神靈廟完ッ!! これで信仰も増えるでしょう!」 妖夢「(妖怪退治で信仰は増えないと思うけどなぁ……霊夢を見てる限り。 って、あれ?)霊夢、どうしたの?」 霊夢「………………」 ステージ3までをクリアした後、一旦休憩の為にと一時休息を取り。 その後、一気に6ステージまでクリアした霊夢一行。 早苗はテンションが上がっているのかにまにまと反町にはとても見せられないような笑みを浮かべてガッツポーズを取り。 一方で妖夢はなんともしらけた顔をしながら、霊夢の様子を伺う。 そして、その霊夢はといえば、何やら難しい顔をしながら腕を組んでいたのだが……。 霊夢「遅いわよ、自称幻想郷最速」 魔理沙「速いぜ」 早苗「あわっ、魔、魔理沙さん!?」 咲夜「私もいるわよ……」 早苗「うっ……(うわぁ、またこっち見てる……やだなぁ……)」 妖夢「魔理沙……それに咲夜さんも……。 もう大丈夫なんですか?」 その霊夢が声をかけた瞬間に返ってくる、この場にいた3人がよく知った声。 慌てて振り向けばそこには魔理沙がいとも平然と、当たり前のようにそこにおり。 更にその後方からは、全速力で飛んでいた魔理沙に離されかけていた咲夜が急いでこちらに向かってきている。 永遠亭で療養をしている筈の魔理沙に、その魔理沙の看病をしていた筈の咲夜がどうしてここにいるのかと早苗らは驚くが……。 一方で霊夢は涼しげな顔をしながら、頭をかきつつ言う。 霊夢「悪いけど、あんた達の出番ないわよもう。 6ボス倒したから」 咲夜「な……なんですってェェェ!?」 妖夢「(咲夜さん……凄いショック受けてる……)」 早苗「(多分妖夢さんは妖夢さんが思ってはいけない事を思っている気がする……)」 魔理沙「もう6ボス倒しただぁ? なんだ、随分とイージーな異変だったみたいだな」 霊夢「結構ルナティックだったわよ」
[158]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/28(金) 01:41:23 ID:??? 折角異変を解決できると思ったのにとさめざめと泣く咲夜を早苗と妖夢が困った顔で眺めつつ。 魔理沙と霊夢を軽口を応酬をしながら、遠くを見やる。 そう、6ボスは倒した。異変は解決をした、と言える。だが、まだ彼女たちがやる事は――やれる事はある。 魔理沙「泣くな、咲夜。 EX行こうぜ」 咲夜「! そ……そうね! まだEXステージがあるわね!!」 妖夢「(あ、復活した……そんなに異変解決したかったのかなぁ?)」 早苗「(だから妖夢さんが思っちゃいけない事だと……)」 Extraステージとは、異変解決とはちょっと関係ないようで、実は割と関係あるような。 要するに本編のおまけ的なステージである。 6ボスを倒したばかりという事は、即ちまだEXステージはクリアーをしていない。 それならばそっちを片付ければいいだけだ、と魔理沙は考えた。 逃した獲物を悔いるより、まだ出来る事をやる。 魔理沙「(だったよな、魅魔様……)」 霊夢「……あんた、何かあった?」 魔理沙「あ? 別になんにもないぜ?」 勘に優れる博麗の巫女は、どこか上機嫌で屈託のない笑みを見せる魔理沙に疑問を感じた。 それは、違和感を感じるという訳ではない。むしろ、元に戻ったと言う感覚だった。 霊夢「(……絶対なんかあったわよね、これ)」 魔理沙「そんな見つめるなよ、照れるぜ」 霊夢「はいはい、言ってなさい。 んじゃ、とっとと5人でEXボス蹴散らしに行くわよ。 早く帰ってお茶飲みたいんだから」
[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/28(金) 01:42:54 ID:??? 霊夢の視線を感じ、からかうように笑う魔理沙。 そして、そんな魔理沙に呆れながらも肩を竦めて苦笑をする霊夢。 そのあまりにもいつも通りの流れと、いつも通りのやり取りを見て、咲夜たちもまた笑みを浮かべる。 彼女たちは、当然のように気づいていない。 それはいつも通りだったが、だからこそ、おかしいのだと。 合宿中――或いはその前から、いつしか亀裂が入り始めた霊夢と魔理沙の関係。 それを考えれば、このいつも通りのやり取りこそがおかしいのだ。 だが、あまりにも自然な為にその事実に誰も気づかない。 では、どうしてそれが自然なのか――そこに何故違和感が発生しないのか。 どんだけ喧嘩をしても、相手を嫌いにはなりきれない。 どんだけ相手が情けなかろうと、それで軽蔑をする事は無い。 意地を張りあっててもつかれるだけで、誰も幸せになりもしない。 きっかけさえれば――きっかけが無くても、いつだって仲直りくらい出来る。 普通に話しかけて、普通にやり取りするだけ。 普通でいいのだ。 友達なんて、そんなもんである。 友達同士が仲良くしてて、冗談を言っていて、どうして違和感が発生するものか。 こうして、久方ぶりに博麗霊夢と霧雨魔理沙は笑いあった。 それを見守る3人も、それぞれ笑顔だった。 ※霊夢と魔理沙の 霊夢→(亀裂)←魔理沙 が 霊夢→(友達)←魔理沙 に戻りました。
[160]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/28(金) 01:45:23 ID:??? フィンガーフレアスパークズとか考えてたけど無駄に終わった〜という事で本日はひとまずここまでです。 長々とNPCターンが続いてすみませんでした。 明日はやっとこ反町の方に戻って、練習パートに入ろうと思います。 それでは、お疲れ様でした〜。
[161]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 01:46:38 ID:??? いい話だなー乙ー
[162]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 01:53:55 ID:??? 乙 力に頼るのは辞めたか。禁呪でフィンガーというと寿命削りながらパワーシュートでも打ったのかねw
[163]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 02:02:50 ID:??? 乙でした 良かった。本当に良かった……魔理沙達がちゃんと戻ってくれる……こんなにも嬉しい事は無い さて次は天才を凌辱するために秀才反町の華麗なるディフェンス特訓だ ファンタジスタ出そうがJOKAR出してブッ潰してやらぁ!
[164]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 02:07:05 ID:??? 乙でした 僕の見つけた真実はレイマリ。 あと魅魔様はあれですね、ツンデレですね
[165]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 08:26:39 ID:??? というか魔理沙ノートで読んでない部分多いなw 今回の反応から見るに、50ページ以降は忘れたんじゃなくて根本的に読んでないっぽい
[166]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 08:41:28 ID:??? いい話で終わってくれたけど危なかった GMが止めてくれなきゃ正解と選んでたAて大惨事だった… ガチストーリーのGMの思考は凄いからついてくのむづかしい
[167]森崎名無しさん:2011/10/28(金) 08:52:09 ID:??? 確かに参加側でも他の意思が入らないほうが良い時だったかもしれない そう思う時はあるね……より小説に近くなるから中の人の本意から外れてしまうと思うけど
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0ch BBS 2007-01-24