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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[268]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 00:59:54 ID:??? >A.「外の世界のチームだっていつでも見知った敵と戦える訳じゃないんだ。 その不安は甘えだよ」 あえて厳しく諭す ================================================================================================================ 穣子「……むぅ」 普段は柔和な反町も、しかし、ことサッカーに対しては真摯である。 その点をよく穣子らからは超がつく程のサッカー馬鹿としてからかわれたりもするのだが……。 とにもかくにも、反町は今回の穣子の弱気な発言を甘えだと断定し厳しく注意した。 反町「俺は外の世界でもサッカーをしてたけど、大会に出れば毎試合を見知った敵と戦える訳じゃない。 大会に初出場する無名のダークホースだっているし、 遠くの地方で予選を勝ち抜いてきたからロクな偵察も出来ず、戦う羽目になる場合だってある。 それを考えれば実際に目で見て主力プレイヤーの実力を見れた分、今回のアルゼンチン戦はずっとマシだ」 妹紅「そっか、外の世界は広いんだもんねぇ……。 ……ところで、ロクな偵察も出来ない場合ってどう戦うの?」 反町「試合の中で相手の特徴を把握していってそれに合わせる方法もあれば、 自分たちのスタイルを貫いて戦う方法もあります。 戦い方は監督の方針やチームの特色次第ですよ」
[269]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:01:07 ID:??? 無論、反町もまだ中学生。 そんなに多くの場数を踏んだ選手とは言えないが、それでも幻想郷の選手達よりはずっとずっと経験豊富である。 特に強豪中学である東邦学園の主力選手(3年生の大会途中まで)だったのだから、その経験たるや穣子らでは到底及ばない。 穣子「んー……確かに……あんたの言う通りかもね。 偵察も出来なかったってよりはずっとマシだわ」 反町「それにこの先、トーナメントに進出すればアルゼンチン以外にも外界の選手を主軸にしたチームがある筈だ。 そのたびに泣き言言ってたら仕方ないぞ?」 穣子「はいはい、わかりました。 (ほーんと……サッカーに関しては厳しいというかなんというか……いい顔すんのよねぇ。 普段はヘタレなのに。 いや、最近は変わってきたかしら?)」 厳しい口調で鼓舞して〆る反町に、その言葉を素直に受け取る穣子。 真剣なまなざしをして語る反町を、穣子は少しだけ頬を染めて苦笑しつつ眺め、こうして夜は更けていくのだった。 ※穣子の反町への評価値が+1されましたが、既に限界なので反町の支持率が上昇します。 反町支持率:50→51
[270]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:02:14 ID:??? 早苗「(反町君は今頃何をしているでしょう……もうお休み中でしょうか?)」 魔理沙「何ぼけ〜っとしてんだ早苗、霊夢じゃあるまいし」 早苗「あっ、いえいえ、何も……ちょっとした考え事です」 そして視点は切り替わり、再び幻想郷へと舞台は移り変わる。 完全復活を果たした魔理沙に祝!自機復活を果たし感無量の咲夜を加えた総勢5人(一部半人含む)は、 EXステージも速攻で攻略。 というか5人がかりでボスを取り囲んで雨あられの弾幕を浴びせるとかマジ鬼畜。 何? ボスが可哀想だって? 問題ない、妖怪は退治するものだ。 そんなこんなで無事に異変も解決した一同は、ひとまず永遠亭へと戻ってきていた。 既に体調は万全となった魔理沙がここにいる理由は無いのだが、 置いて行ったみまノートを回収しにくる為にここまでわざわざ戻ってきたのである。 そして、無事に回収をした一同は全快をした魔理沙の快気祝いとして酒盛り中。 用事が全て済んだ以上、早めに戻った方がいいのではないかという考えもあったにはあったのだが……。 何せ外界に行くには紫の力が必要。 しかし、紫を呼んでも一向に現れないのだから、霊夢達としても外界に向かう手段が無い為、 完全に幻想郷で足止めされている状況だったのだ。 咲夜「まぁ、うちのチームは私たちが抜けても強いし問題は無いでしょう。 リーグ突破くらいは」 妖夢「そうですね。 まさかリーグが超強豪ばかりで埋め尽くされるという事も無いでしょうし」 霊夢「(……何かしらねぇ。 すっごい嫌な予感がするんだけど……)」 因みに、リーグの組み合わせが決まる以前にこちらへと戻ってきていた一同は、 予選突破くらいは楽勝だろうと一部を除き気楽に考えていたという。 ……現実にはこれなんて無理ゲ?と言ってもおかしくないリーグに配置されたとは知らずに。
[271]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:03:25 ID:??? さて、こうして酒盛りをし始めてから一刻ほど。 普段は騒がしく宴会をするのが通例である幻想郷の乙女達も、 今日は和気藹々と年頃の女の子らしく(一部年頃からかなりいってるっぽい人もいるけど)ゆっくりとしたペースで談笑しながら飲んでいた。 しかし、この5人の中で未だに不和である者たちがいる――東風谷早苗と十六夜咲夜である。 酒盛り中もお互いそれなりに言葉は交わすものの、それはやはり他人行儀に近いもの。 数少ない人間同士の友人としてそれなりに付き合ってきた2人の関係を考えれば、やはり違和感を感じるものであった。 咲夜「……ねぇ早苗」 早苗「うひぃっ、は、はい、なんでしょう?」 そして、この状況を打破する為に――十六夜咲夜は動いた。 大人な女である彼女は、如何に早苗に同性愛者的扱いをされようと、歩み寄れるだけの心の余裕があったのである。 逆に早苗といえば、歩み寄られては引っ込んでしまう程咲夜の接触を恐れていた。 常識が戻り反町という美男子(早苗フィルター通し済み)と相思相愛になった今、女に言い寄られるなんて考えたくもない事だったのである。 咲夜「……どうしてそうも私を避けるのよ」 早苗「いえ、あの、咲夜さんは一人の人間としては尊敬もしていますけれど、その、私はそういう趣味もありませんので……。 ……ええ、別に差別をしている訳ではありません。 ただ、趣味ではないんです。 ごめんなさい、ごめんなさい……」 魔理沙「……おい、なんなのぜこの空気。 いくらお前、私らの間で男が少ないからって……」 霊夢「(何かしらねぇ……魔理沙は言うなって空気を感じるわ。 二次創作的に考えて)」 妖夢「えっ……咲夜ってそういう人だったんですか?」 咲夜「違うわよ! だから、どうして早苗はそうも私を同性愛者に仕立て上げようとするのよ?」 こうして勃発するのは女同士の言い争いである。 咲夜としてはただ単に早苗と以前の関係に戻りたいという思いがあるが故の行為が。 やはり早苗から見ればどうしても言い寄られているように見えてしまう。 というか、なんかもう生理的に無理という感じになってしまう。 だが、この言い争いは結果から見ればいい方向へと向かった――。 2人は言いあいをする事によって、ようやく真実を知る事が出来たからである。
[272]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:04:26 ID:??? 早苗「だって咲夜さん! 私に愛の告白をしたじゃないですか!!」 霊夢「……うわぁ」 咲夜「ちょっ……!? い、いつよ!? してないわよそんな……そ、そんな目で見ないでよ霊夢、魔理沙、妖夢!! してないしてない!! 告白なんてしてないわよ!!」 魔理沙「おい早苗、その告白っていつされたんだよ? 咲夜めっちゃ否定してんぞ」 早苗「いつって不夜城カップの決勝の後ですよ! 私のキャプテンマークと鉢巻を交換して……。 あの鉢巻で愛の告白してきたじゃないですか! 他の人に見つからないようにか知らないですけど、白い糸で丁寧に刺繍して!!」 ……… ……… ……… 咲夜「は? ……鉢巻? 不夜城カップの後の……刺繍なんてついてたの、あれ?」 早苗「……咲夜さんが作ったんじゃないんですか、あの鉢巻?」 咲夜「え……い、いいえ、違うわよ?」 妖夢「そういえば決勝戦で鉢巻してましたっけ、咲夜さん。 私もあれを作ったのは咲夜さんだと思ってましたが……」 霊夢「そうねぇ……だって、紅魔館でそういう細かい仕事するのってあんたの役目だし」 咲夜「確かにそうだけど……あの鉢巻は違うわよ。 あれは小悪魔が作ったもの。 私だけは特別にお嬢様から直々に鉢巻を受け取ったけれどね」 魔理沙「……おい、それって……」 早苗「もしかして……レミリアさんが送ったんですか? あの……鉢巻は……」 咲夜「そ、そうよ? で、だからなんなのよその刺繍って。 何が縫ってあったの?」 ……… …… …
[273]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:05:26 ID:??? 早苗の説明から30分後。 そこには泣き崩れ酒を浴びるように飲む咲夜と、いたたまれない表情でそれを慰める4人がいた。 魔理沙「な、今日は飲もう。 飲んで忘れようぜ、咲夜……」 咲夜「だから次の日に美鈴に昼食を持っていった時に盛大なため息を吐かれたんだ! だからパチュリー様にも蔑んだ目で5日くらい見られ続けたんだ! だから小悪魔に悲しそうな笑顔で肩を優しくたたかれたんだ! だからしばらくお嬢様が私が日頃つくのを拒んで霊夢の所にばかり行っていたんだ! だから三杉にも冷笑されたんだ! だから妹様にも有無を言わさず弾幕ごっこを仕掛けられたんだ! だから……」 霊夢「あー……そういやあの決勝戦が終わってしばらく、ずっとレミリアうちに遊びに来てたっけ。 えらい機嫌悪いと思ったけど……」 妖夢「これは……同じ従者として、凄く咲夜さんの気持ちがわかります。 なんというかもう、見てられない……!」 早苗「……いや、あの、なんかごめんなさい。 本当ごめんなさい。 黙ってた方がよかったでしょうか……」 魔理沙「遅かれ早かれわかってた事だろ。 早苗が気にするこっちゃねぇよ」 咲夜「うぅぅ……おっ、お嬢様ァ〜……」 従者として優れ、忠誠心も高い事で知られる十六夜咲夜は、しかし、どこか抜けている少女(?)だった。 レミリアから思いの籠った鉢巻を送られて、それを早苗と交換してしまう程度には、抜けていた。 そして、その結果としてレミリアからの施しを無為にしてしまったと知った咲夜は、それはもう泣いた。 もう瀟洒とか完璧とかパーフェクトとかそんな事いってられる次元じゃないくらい泣いた。 でも誰も引かなかった。それだけ咲夜は傍目から見ても痛々しく、弱弱しかった。
[274]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:06:27 ID:??? 早苗「ま、まあまあ咲夜さん……私が言うのもなんですけど、その後もレミリアさん、咲夜さんの練習に付き合って下さったんでしょう? レミリアさんももう許してますよ」 咲夜「グスッ……ほ、本当? なんだかこの展開だとこの後私は凄く不幸になりそうな気がするんだけど……」 魔理沙「許して貰えてないんなら練習にも付き合わんだろうに……。 まぁ、大会が終わって紅魔館に帰ってから謝って今まで以上に尽くしゃなんとかなるんじゃねーか?」 咲夜「そうかしら……うぅぅ……」 霊夢「……なんなら私からも言っておくわよ。 つーか、気づきなさいよ幾ら白い糸で刺繍されてたからって!! あんたにだけレミリアは手渡ししたんでしょ!?」 早苗「それに気づけないのが咲夜さんの咲夜さんたるゆえんですね……」 妖夢「こ……こういう時は体を動かすに限ります! サッカーしましょう、サッカー! さあ、咲夜さん!」 魔理沙「そうだな、丁度酒も抜けてきた。 咲夜、やるぞ! 外の世界に行ってヒューイにポジション奪われましたってんじゃレミリアに合わす顔もねーだろ!」 咲夜「うぅっ……そ、そうね……体を動かして……う、うぅっ……お、お嬢様ァァ〜ッ!!」 霊夢「(……無理やり特訓パートに持っていったわね)」
[275]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/30(日) 01:07:31 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★新自機カルテット「4人コーチだけどカードは1枚」→!card★ ★咲夜「ここでクラブA出たらどうしよう」→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 咲夜のカードのマークが JOKER→???「兄弟……お前に日なたの道は似合わない……」 地獄からの住人がやってきた…… ダイヤ→咲夜「やはりタックルで負けてられないわ」 ハート→咲夜「キープ力を上げればヒューイと差別化できるわよね」 スペード→咲夜「パスカットが出来れば万能になるわ」 クラブ→咲夜「ううう…お、お嬢様ァ〜、咲夜は悪い子です〜」 二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。 JOKERの場合は、自動的に相手のマークと一致になります。 二つのカードの合計値が、 35→自責の念が咲夜さんの力となる……! マークに応じた技、更にドリブル技・パスカット技・新スキルを取得し全能力+3。 31〜33→パーフェクト咲夜さん! マークに応じた技、更にドリブル技・パスカット技を取得し全能力+2。 26〜30→咲夜さん十六夜! マークに応じた技、更にドリブル技・パスカット技を取得し全能力+1。 22〜25→咲夜さん従者! マークに応じた技、更にパスカット技を取得。 18〜21→咲夜さん瀟洒! マークに応じた技、更にパスカットフラグを取得。 11〜17→咲夜さん感謝! マークに応じた技を取得(クラブの場合は何もなし) 2〜10→まるで効果無し。 咲夜「おっ、お嬢様ァ〜……!」
[276]森崎名無しさん:2011/10/30(日) 01:07:57 ID:??? ★新自機カルテット「4人コーチだけどカードは1枚」→ ハート6 ★
[277]森崎名無しさん:2011/10/30(日) 01:08:06 ID:??? ★新自機カルテット「4人コーチだけどカードは1枚」→ クラブ3 ★
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0ch BBS 2007-01-24