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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[326]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:05:57 ID:??? さすがに強くなりすぎだなw
[327]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/31(月) 00:06:11 ID:??? ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }!}} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『2回勝てればいいボーナス。1回勝てればふつうのボーナスをあげようと i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったら2回勝って更にJOKERを出してた』 |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった… ,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉 |/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった… // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ オリベイラさんの2枚JOKERだとかヒューイの超覚醒だとか / // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
[328]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:07:59 ID:??? もうここで全能力+1と必殺タックル発動率あがるだけでも十分やがなw
[329]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:13:19 ID:??? これはディアス涙目の展開だろww
[330]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:18:01 ID:??? これは>>299が現実になってしまうのか…? ところでヒューイって中里の好みのタイプだったよね?
[331]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:18:09 ID:??? 自機キャラになって異変解決したから調子上がったのか とりあえずボーナスは何だろうブロック技かな グラディウスでも盗ってお嬢様と仲直りしたいな
[332]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 00:28:06 ID:??? これはサンタナ外伝の対戦相手に地獄イレブン追加か?
[333]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/31(月) 01:51:03 ID:??? >★阿部瑠→ ハート8 ドリブル 55 +(カードの数値)+(高速ドリブル+4)=67★ >★咲夜→ JOKER タックル 57 +(カードの数値)+(切れたナイフタックル+3)=75★ >≦−2→咲夜さんマジ瀟洒。 >※咲夜がJOKERを出して勝利した為全能力+1、更に「切れたナイフタックル」の発動率が3/4に! ============================================================================================= ズダダダダッ! シャシャシャーッ!! 魔理沙「へぇ……」 霊夢「ふーん……」 早苗「これは……中々……」 妖夢「上手い……!」 霊夢、早苗、魔理沙、妖夢――いずれも幻想郷界隈では、言わずと知れたドリブルの名手として知られる選手達である。 そんな彼女たちが息をのみ関心をする程には、阿部瑠のドリブルは上手く、巧みで、速かった。 それは選手のタイプとしては、小手先のテクニックで翻弄する霊夢や早苗。 持ち前のパワーで強引に突破をする魔理沙と違い、どちらかと言えばスピードを生かす妖夢のそれに近い。 妖夢の芸術的なドリブルには及ばないまでも、それでも高速で繰り出されるフェイントは読みにくく。 如何な咲夜でも、このボールをカットするのは難しいかと思われた。 咲夜「(確かに上手く速い――しかし……!)」 ギュッ! ズバァァァァアアアアアッ!! 咲夜「たァァァァァアアアッ!!」 阿部瑠「アオ――――――――ッ!!」 バシィィ―――ッ!! しかし、十六夜咲夜はその阿部瑠のドリブルを完璧に堰き止めた。 ボールをこぼれ球にするのではない、完全なる勝利。 それは正しくパーフェクトメイドと言うにふさわしいまでの、完全なる勝利だった。
[334]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/31(月) 01:52:12 ID:??? 咲夜「……ふぅ」 霊夢「へぇ……随分気合入ってるわね。 今なら私でも抜くのはちょっと厳しいかな?」 咲夜「今も昔も抜けないわよ……私は紅魔スカーレットムーンズの守備を担うボランチ。 バイタルエリア以下は全て私の世界――あらゆるボールは私のものよ」 妖夢「(私じゃ相手にもならないですね……パルスィなら……。 いや、パルスィでも厳しい……?)」 ボールを奪い、立ち上がった咲夜に浴びせられるは仲間たちからの勝利を喜ぶ声。 それに対して咲夜は瀟洒に笑みを見せ、片手をひらひらと振りながら喜びを分かち合う。 先ほどまで泣いていた少女(?)と同一人物とは、とても思えない振る舞いである。 そして、一方で立つ瀬が無いのは阿部瑠と呂出井の2人である。 勝負の結果はいずれも惨敗、悔しい程にまで咲夜に対して彼らは歯が立たなかったのだ。 阿部瑠「悔しい事やってくれるじゃないの……やれやれ、イイ男がこんな結果じゃ示しがつかないな」 早苗「どちらかといえば咲夜さんが絶好調だった……という感じですから、気にされる事ではないと思いますよ?」 呂出井「いいよなぁ……人を慰める余裕がある人は……。 どうせ私なんか……」 咲夜「貴方達にも貴方達の使命があったのでしょうけれど……私にも私の誇りと矜持がある。 紅魔館の一員、レミリア=スカーレットの従者としての矜持がね……。 見ず知らずの選手にそう簡単にやられる訳にはいかないのよ」 阿部瑠「その主君の厚意を裏切ったのに……まだ主君の為に戦えると信じているのかい?」 咲夜「当然でしょう。 ……先ほどまでは私は確かに落ち込んでいたわ。 けれど、それを悔いている間は無い……時は金なり、ただ悔悟をして時間を浪費するよりも、私はお嬢様の為に懸命に動く。 それこそが私がここに今いる意味なのよ」 阿部瑠「なるほどね……それがお前さんの強さの秘訣って事か……」 完全で瀟洒な従者――十六夜咲夜。 彼女は誰よりもレミリアに尽くし、レミリアを慕い、レミリアの為に存在していた。 その従者としてのプライドこそが彼女の強さの源であり、生きる意味でもある。 咲夜の言葉に阿部瑠と呂出井は感慨深げにため息を吐き、頬をかいて頭を下げる。
[335]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/31(月) 01:53:24 ID:??? 呂出井「主君の為に常にあり続ける……それこそが騎士の役目……それなのに私ときたら……」 阿部瑠「やめておけ呂出井……俺たちはもはや、日なたの道を歩けない……」 咲夜「……貴方達の事情は聴かないわ。 聞いても意味が無いしね」 阿部瑠「そうしてくれると助かる。 約束通り、勧誘はもうしない……俺たちはもう、お前の前に姿は現さんよ」 魔理沙「そういやお前ら、結局何者だったんだ? 幻想郷の奴らじゃねぇよな?」 呂出井の肩を抱きながら、そのまま背を向けて歩き出す阿部瑠。 恐らくはもう今後、会う事は無いだろうという予感を誰もが持つ中。 不意に魔理沙が問いかけると、阿部瑠はくるりと振り返り呟いた。 阿部瑠「言ったろう? 俺たちは……地獄からの使者さ。 日なたの道を歩く者たちに俺達の姿は見えない……俺達に幻想郷も外の世界も関係ない……」 咲夜「………………」 阿部瑠「十六夜咲夜。 友を、仲間を――主君をお前のその力で守ってやれ。 ……俺の分まで」 咲夜「…………ええ。 さようなら、阿部瑠」 そうしてまた、阿部瑠は歩き出した。 彼はもう振り返らず、咲夜ももう声をかけなかった。 ……… …… …
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0ch BBS 2007-01-24