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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[434]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 18:31:38 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? ジョン「あ……あ……あっとぉ!? これはフランス……アルゼンチンの攻撃を阻みましたァ!! ボールを奪ったのはドゴール選手! これは凄い! そのパワータックルにパスカル選手弾き飛ばされましたァ!!」 観客「お……おおお! い、いいぞドゴール!」「ドゴール! ドゴール! ドゴール!」 「あれ? ピエールとナポレオン以外が活躍してる……」「どういう事なの……」 パスカル「ぐぐっ……い……いたた……」 ディアス「(……俺なら抜けた、が、パスカルだと少し厳しいな。 ……しかし、なんだったんだ今のは? フランスってのは数少ない主力しか見る所の無いチームじゃなかったのか?)」 永琳「(これは……)」 こいし「やったー! ドゴちゃん最高! よし、こっちの反撃だよ〜!」 ドゴール「マッ!」 このドゴールの守備に驚いたのは、攻撃をしていたアルゼンチン。 そして、実況席と観客たちである。 事前情報でもイタリア戦の様子を見る限りでも、フランスJrユースの中心選手以外はただの数合わせ程度という認識しかなかったのだから。 パスカルのドリブルを中心選手ではないドゴールが止めた事に驚愕をしても仕方がないと言えるだろう。 だが、アルゼンチンJrユースはここから更にフランスの実力に驚き続ける事となる。 バシッ! バムッ! ジョルジュ「ふ……よくやったドゴール。 後は大陸一のこの私に任せておきたまえ」 パルス「いいからそのボールを寄越したまえ! いい子だから!」 ジョルジュ「いいや渡さんさ。 そら……走れ、フェレーリッ!」 パルス「うわぁ〜、目がぁ〜、目がぁ〜……!」 バシュッ! シュピィイイイイイイイインッ!!
[435]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 18:32:38 ID:??? ドゴールからボールを受け取った左サイドハーフ、ジョルジュ。 自称・大陸一のサッカー選手と豪語する彼は、しかし、そう大した実力を持たない選手であった。 だが、彼にはなぜか異常なまでに上手いパスコースを探す能力とそこに通すだけのキックコントロールの実力があった。 まるでパス以外の才能をどこかに置いてきたかのような彼のパスは、アルゼンチンのカットを縫うようにして逆サイドのフェレーリへと届く。 フェレーリ「うおおおおおお! 俺はスーパーカー! 俺はスーパーカー! 俺はスーパーカァァァァァァアアアアア!!」 ズダダダダダダダダダダダダダダッ! シュバァァァァアアアアアアアアッ!! ガレヤ「な……こ、こんな……!?」 バサロ「う……ウソだろ……!?」 そして、ボールを受け取った右サイドハーフ、フェレーリは走った。 彼は守備力も無かった。得点力も無かった。パスセンスも無かった。ただし、脚だけは速かった。 その瞬発力、加速力、最高速度を生かす為の練習を合宿で積んできた彼の高速ドリブルは――。 ディアスや永琳との練習でドリブラーと相対する経験が多かったアルゼンチンのDF達すらも奪えない程に速く、鋭かった。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? ジョン「こ、これは凄いッ! フランス……フランスJrユースがアルゼンチンを押しているッ!! フェレーリ選手、速い速い! 一気にサイドを駆け上がってしまったァ!! なんという突破力! こんなドリブラーがフランスにもいたのかァ!? フランス、いきなりの得点チャンスですッ!」 永琳「(……イタリア戦とは見違えるような動き。 一体これはどういう事かしら……? ……疑問は尽きないけれど、とにかく……今は守りきる事が肝要!) ガルバン君、止めに向かって! PA内は私がフォローをする!」 ガルバン「了解!」 フェレーリ「(よし……ボールを運べた! 後は……)ナポレオンッ!!」 ナポレオン「おっしゃあっ!!」 ガルバン「ぐっ……くそっ!」 永琳「(……パスは平凡もいい所、か。 ふむ……)」
[436]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 18:33:40 ID:??? サイドを突破したフェレーリは、ガルバンが襲い掛かる前にボールを素早くゴール前に駆けこむナポレオンへとパス。 グラウンダーのボールを受け取ったナポレオンはそのままワントラップをしてから大きく右足を上げ。 しかし、その前にはここまで戻ってきた永琳が立ちはだかり、全身でシュートコースをブロックしている。 ガルトーニ「た…… た す け て え ー り ん ! 」 永琳「そうそう簡単にゴールは許さない……!」 ナポレオン「(決める……! 決めてやる……! ここまでボールを繋がれて、決められねぇで何がストライカーだ!! 食らいやがれ! これが俺の……!)」 ブワァァァアアアッ!! ナポレオン「ハイメガキャノンシュートだァァァァアアッ!! うがあああああああああああらああああっ!!」 バゴッ……ギュガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!! 永琳「うっ……ああああああああああああああああっ!?」 ガルトーニ「エ、エイリンさん……みぎゃあああああああああああああっ!?」 バギャガガァッ!! ズバアアッ!! ピピィイイイイイイイイイイイイイイーッ!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! だが、永琳はこのナポレオンのシュートを止める事は出来なかった。 メガキャノンシュートでは世界は取れない。 チームのストライカーとしての面子も保たれず、それどころか1点も取れないまま試合を終える可能性もある。 イタリア戦でそう感じ、幻想郷の反町、ウルグアイの勇儀、イタリアのフランのシュートを見た彼は。 この大会に向けて開発していたメガキャノンシュートを更に昇華させた。 威力を上げ、破壊力を増し、スピードを伸ばしたそのシュートはゴールネットを突き破り。 ゴールが決まった事を知らせる審判の笛が、高らかになったのだった。 フランスJrユース 1−0 アルゼンチンJrユース
[437]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 18:34:55 ID:??? 一旦ここまで。
[438]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 18:41:29 ID:??? 反町「良い特化だ感動的だなだが無意味だ」 バシュ!
[439]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 18:43:04 ID:??? 森崎板ルールにおける最適解、特化戦術で来たかー。 まあ、この世界じゃ実際にオータムがこれで大暴れしたもんな。
[440]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 18:43:35 ID:??? どこかで見たような特化型チームだw
[441]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 18:58:47 ID:??? 早速パルス大佐が決め台詞だしてるw
[442]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 19:18:33 ID:??? ハイメガキャノン…なんて聞き覚えのある名前w
[443]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 19:19:29 ID:??? このナポレオンは妹いるなw
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0ch BBS 2007-01-24