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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[459]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 22:29:41 ID:??? 弱点はえーりんが教えてくれるから大丈夫
[460]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 22:38:30 ID:??? (弱点)おしえてえーりん!
[461]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 22:41:53 ID:??? (弱点)おしえてめーりん!(無茶振り)
[462]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 22:43:02 ID:??? 本当に無茶だw
[463]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 22:46:57 ID:??? (弱点)おしえてーおりん!(は居なかった)
[464]森崎名無しさん:2011/11/02(水) 00:45:46 ID:??? 翼「弱点なんか教わらなくてもリグルさえいれば問題ない!」
[465]森崎名無しさん:2011/11/02(水) 00:46:18 ID:??? 三杉「君は何を言っているんだ」
[466]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/02(水) 01:00:15 ID:??? ガルバン「くそっ! 前半戦だけで5失点も喫してしまうとは……!」 ガルトーニ「(俺がもっと頑張れていれば良かったんだけどな……完全に俺はこのチームの穴だ……)」 ディアス「……気にするな、ガルバン、ガルトーニ。 前半で俺達だって点を取れてねぇんだ」 パスカル「……監督、後半からはどう攻めるんです? このままじゃ……」 バルバス「うむ……」 ハーフタイム中、アルゼンチンJrユースの面々は浮かない表情でいた。 圧倒的格下だと思っていたフランスを相手に、天才ファン=ディアスは1点も取れず。 逆にフランスはアルゼンチンを攻めに攻め、5得点を挙げていたのである。 こんな状況では普段陽気なディアスといえど、その表情に笑みが浮かぶ筈もなく。 ただただ悔しげに歯噛みをしながら、パイプ椅子に腰かけ体を休めている。 この状況をどのように打破すればいいのか――パスカルがバルバスに問いかけた瞬間、不意にロッカールームの扉が開いた。 永琳「あら……随分と暗いわね、みんな」 パスカル「エ、エイリンさん……こんな時に一体どこに行ってたんだ? しっかり体を休めないと……」 永琳「大丈夫よ、簡単に倒れるようなヤワな体はしていないから。 ……ディアス君、それに皆、はい、これ」 ディアス「おっ、サンキュー」 パスカルの言葉を受け流しながら、永琳は肩から下げていた袋の中から多量のドリンク剤を選手達に配り始めた。 八意印の栄養ドリンク――疲労回復に効果覿面なこのドリンクのお陰で、 ディアスは毎試合ある程度の無茶は出来るだけの体力を確保しつつ試合に挑み続ける事が出来ていたのである。 永琳「ところで監督さん。 例の件だけど……」 バルバス「上手くいったか!?」 永琳「勿論。 これで後半戦、多少なりとこちらが有利な状況を作れる筈だけど……」 バルバス「……恐らく逆転は不可能だ、と言いたいんだろう? わかっている」 ガルバン「な……何の話ですか?」 バルバス「……いいかお前たち、試合はこの1戦だけで終わる訳ではない。 最終的にリーグを勝ち抜ければ、フランスに負けようが関係は無いのだ。 そこで後半戦は少し戦い方を変える」 ディアス「……どうするつもりなんですか」 バルバス「うむ……それはだな……」
[467]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/02(水) 01:01:19 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「さぁ〜、ハーフタイムを終え、両チームの選手達が再入場を果たして参りました! フランスは果たしてどこまでこの点差を広げる事が出来るのか! アルゼンチンは逆に、どれだけ点差を縮める事が出来るのか!? いよいよ後半開始です!」 観客「これは10−0とかもあるで」「フランス! フランス! フランス!」「さとりんペロペロしたい」 「Vやねん! フランス!」「もう許してやれよ……」 ナポレオン「へへへ、後半もひと暴れさせてもらうかな」 ピエール「……後半は落ち着いて行けよ。 前半で3本もシュートを撃っているんだからな」 ボッシ「(俺も1点くらいは決めたいけど……駄目かなあ……)」 こいし「このまま無失点勝利だよ、お姉ちゃん!」 さとり「……そうね、こいし(ただ……アルゼンチンがこのまま終わるとも思えないけれど……)」 ディアス「……まさかこんな情けない戦い方をしなくちゃいけないなんてな」 永琳「戦い方に情けないも何もないわ。 最終的に勝てば、経過などどうてもいいのよ。 ……作戦通りに頼むわよ、ディアス君」 ディアス「わかってるよ。 (確かに……ここから逆転を狙いに行くのは厳しいからな……)」 ハーフタイムが終わり、フィールドに現れる両チームの選手達。 片や既に勝利をしたかのようなムードでいるフランスJrユース。 片やもはや逆転は絶望的だと悟り、しかし、それでも一縷の望みを繋ごうとするアルゼンチンJrユース。 それぞれのチームはポジションに散らばり、フランスのキックオフでの試合再開となるのだが……。 ピエール「(む……? 主審が……)」
[468]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/02(水) 01:02:27 ID:??? ジョン「えー、なお、前半で主審を務めていたカネウケトッテ=マスネン氏が謎の腹痛で緊急搬送をされた為。 後半からはキレイーナ=ケッパク氏が主審を務める事となります。 いやぁ〜、南沢さん。 このような事があるんですねぇ」 南沢「どんな時にも事故や不幸というのはつきものですからね。 まぁ珍しいケースですが、こういう事もあるでしょう」 永琳「(そうそう……事故や不幸はどこにでも転がっているものよ。 ふふふ……)」 ピエール「(……主審が変わろうが変わるまいがやる事は同じだ)」 なんとハーフタイム中に前半主審を務めた審判が謎の腹痛を訴え、後半からは違う審判が代行として主審を務めるという。 この珍しい事例に観客席はざわめくのだが、まぁ持病か何かを持っていたのかもしれない……お大事に、の一言で済んだ。 真実は闇の中である。 ピィーッ! アクシデントはあったものの、試合には影響がない。 主審の笛が吹かれるとフランスは再び攻勢に出、まずはフェレーリのドリブルでサイドを突破しようとする。 だが、この突破は失敗に終わった。 フェレーリ「俺は速い俺は速い俺はスーパーカー! スーパーカートリオォォォオオオオオオオオオオオオオオッ!!」 ディアス「うるせぇな叫ぶな!」 永琳「F1セブンの方が好みよ」 ズザァァァァッ! バシィッ!! フェレーリ「……ぷすん」 どれだけ高速ドリブルが上手くても、流石にディアスと永琳という実力者2人を抜くのは難しかったのである。
[469]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/02(水) 01:03:28 ID:??? ジョン「あっとぉ!? これはフランス、攻撃失敗! アルゼンチン、今度は突破を阻みました! さぁ、果たしてここからどうやって反撃をしてくるのか……っと、おっとぉ、これは……?」 バムッ! バシィッ! パンッ! 永琳「さぁみんな、落ち着いてボールを回していくわよ!」 パスカル「オーライ!」 パルス「ふははは、素晴らしい。 最高のパス回しだと思わんかね」 ピエール「な……何?」 ナポレオン「……何考えてやがんだこいつら」 5点差。そして、残り時間は後半45分のみ。 同点に追いつくにしろ、逆転を狙うにしろ――或いは、得失点差を縮める為にも点差を少しでも詰めるにしろ。 アルゼンチンJrユースは、攻めなければならない状況にあったのは確かだ。 しかし、アルゼンチンはなんとここで自陣でのパス回しを始めたのである。 これにはフランスJrユースの面々も目を丸くして驚き、観客たちも騒然とする。 何故、限りある時間を無駄に浪費しているのか……誰も理解が及ばなかった。 ボッシ「も、もしかして……これ以上点差を広げられたくないから……キープして時間を稼いでいる、とか? お、俺達って前線での守備力が殆ど無いし……」 ピエール「……それは考えにくい。 まだ時間も残っている。 あいつらがいくら上手かろうと、いずれ俺やコイシあたりがボールを奪うのは明白だ。 自陣で奪われてしまえば、それこそ致命傷になる。 悪手にも程があるが……」 それから十分が経過しても、アルゼンチンは一向に攻める様子を見せずパス回しを続けた。 これに対してフランスは、やや引いた位置で守り積極的にボールを奪いに行く事はしなかった。 相手の考えが読めなかったのもあったし、5点のリードがある以上、時間が潰れてくれるのはありがたい事だったからである。 だが、この事態に一人、我慢が出来ないものがいた。
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0ch BBS 2007-01-24