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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[108]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/31(月) 22:21:49 ID:??? ラムカーネ「本来は控えの連中がここまでやるとは正直思わなかったな。 これじゃあせっかく爆弾騒ぎの情報を流して主力たちを試合から消したとしても意味ねぇな。 ちっ。次はもう少し手痛い妨害を仕掛けて痛い目を味あわせてやるかね」 ガーネフ「おうおう恐ろしや恐ろしや。ホントにお前は敵には回したくない存在じゃ。 まぁ裏工作事態は楽じゃがな。あの『人形』は本当に良く働いてくれおるわい」 ラムカーネ「ああ。せいぜい利用させてもらおうぜ。奴らが大好きな『絆』の力ってやつをよ。うけけけ……」 いかにして森崎を貶め、サッカーに対する希望を失わせてやろうか。 昔から得意としていた他者への妨害に知恵を働かせる二人組だった。 バビントン「……ねぇイスラス。これってどういうことなの? ガーネフさんと森崎くんが話してたことって……」 イスラス「……」 オグマたちの様子を探るため、観客席をぐるりと回っていたイスラスとバビントンは信じられない事を聞いてしまった。 スランプに苦しむ自分たちを救い、力を与えてくれたガーネフ。そのガーネフの恩人であり、 偽物の存在の暴挙に苦しみ、命の危機とさえも言われている森崎の会話を偶然聞いてしまったのだ。 バビントン「嘘の爆弾騒ぎって……そうか。だからアリティアの選手たちは試合そっちのけで密かに動いてたんだ。 試合を中止にすることも出来るはずなのに、大会を楽しみにしていた人達のことを考えて……」 イスラス「……」 バビントン「で、でも……僕達が元の世界に変えるためには偽崎を倒さなくちゃいけない。 森崎くんも力を取り戻すために必死なんだからだから、仕方ないといえば仕方ないのかな…」
[109]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/31(月) 22:23:20 ID:??? イスラス「気にいらねぇ」 バビントン「……え?」 イスラス「つまり奴らは俺たちをそこまで信用していないってことだろ? 予定ではエキシビジョンマッチで俺たちが偽崎を叩き潰すことになっていたんだから」 バビントン「あ……うん。確かにそうだね」 イスラス「こんなこそこそした回りくどい援護なんか必要ねぇ。俺たちはここにサッカーをしにきているんだ。そうだろ、バビ」 バビントン「……うん。卑怯だよねこんなの。こんなことをされて勝っても僕はいやだ。嬉しくない」 イスラス「(奴から与えられた力に頼らざるをえない俺たちが思うのはおこがましいかもしれねぇ。 だが。俺は俺のサッカーに誇りを持っている。アヤックスアカデミーで学んできた…… リブタや三杉。…あいつらの助けで生まれ変わった俺たちの理想とするトータルフットボールを汚されるのはゴメンだ)」 バビントン「(2年前のアリティアカップ。どんなに苦しくても負けそうでも懸命に戦おうとしたアリティアの人たちの目を僕は忘れていない。 彼らとは全力で戦いたいし、それを邪魔するようなら全力で阻止したい。でも……どうすればいいんだろう。 今の僕達はガーネフさんの力を、闇のオーブの力を借りないとマトモな力は発揮できないし……)」 そこが最大の問題だった。ガーネフたちの思想は受け入れたくはない。だが、今の自分たちに彼らに逆らうだけの力はないのだ。 彼らに自分の弱みをさらけ出してしまったの運の尽き。今更後悔しても遅い。しかし黙って目の前の暴挙を見過ごすこともできない。 バビントン「…どうしようイスラス。このままじゃ納得できないよ」 イスラス「今、俺達がもっともすべきことは偽崎を倒すことだ。それを変えるつもりはない。 だが奴らに好き勝手やられるのが一番気に入らねぇ。……よし」 バビントンはイスラスに肩車をしてもらい、ぐるりと周囲を見渡す。 優れたゲームメーカーとしての卓越した視力と記憶力が瞬時にアリティアの選手たちの位置を把握する。
[110]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/31(月) 22:25:08 ID:??? バビントン「うん。一番近いところだとこのA-2の席に2人。それとあっちのC-3の席にもいたよ」 イスラス「分かった。お前はストラットたちの所に戻っていろ。あとは俺が済ませてくる」 バビントン「イスラスなら安心だよ。その『足』があればきっとあっという間さ」 イスラス「サッカーするとき以外には使いたくはなかったんだがな。ま、今回は特別さ」 ヒュッ……バビュン!! バビントン「(爆弾騒ぎは嘘の情報だってことをアリティアの選手たちに知らせること。それが今の僕達ができる唯一の事だ。 そして森崎くんと話すんだ。僕達を信用して欲しい。必ず偽崎を倒して君に力を取り戻させると。 でも……それでもまた僕達の気持ちを蔑ろにするようなことをするというのならば)」 バビントンは一度無理やりその役目を終えさせられた瑠璃色のミサンガをポケットから取り出し、じっと見つめる。 バビントン「(セレイン。僕は……もう一度君に会いたい。だけど、僕は君に嫌われるようなことだけはしたくないから)」 この体は闇に囚われてしようとも、心だけはまだ気高く輝かせていたい。 故郷で自分の帰りを待ってくれているであろう少女のことを思いつつ、バビントンは悲痛な顔でそう願った。 アンナ「アリティアの遅攻にフースバルのラインはじわりじわりと押されていますね」 ニーナ「このまま黙っているチームとは思えません。油断はできませんよ」 マリク「(確かに押しているのはこっちだしリードしているのも僕達だ。だけど……攻め手が無い。困ったぞ…)」
[111]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/31(月) 22:27:51 ID:??? 中盤でボールをコントロールするマリクはフースバルの選手以上に人知れず焦っていた。 カインやトーマスが疲弊している現状、シーダを攻撃の起点にする必要がある。 だが、彼女はあまりパワープレイに向いているタイプではないし、単純なロビングはまた石崎たちに跳ね返されてしまうだろう。 マリク「(こんなときマルス様やアベルがいてくれればミドルシュートをガンガン狙っていけるのに…)」 そんなとき、ベンチのジェイガンがサインを送ってくる。ふと視線を向けるとウォーミングアップをする選手の姿が見えた。 どうやらようやく監督も選手交代に踏み切る決心がついたようである。 マリク「(遅いよもう!これでようやく攻撃のリズムを整えられる。ところで誰が準備できているんだろうか…?)」 あーゆーレディ?→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→マルスとアベルの万全の布陣だ! ハート→マルスとオグマの安心の布陣だ! スペード→マルスとジョルジュの期待の布陣だ! クラブ→アベルとオグマの納得の布陣だ! クラブA→オグマとエリスの予想外の布陣だ!? JOKER→マルスと……なにィ!?ジェイガン自ら出場するつもりだとォ!?
[112]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 22:28:46 ID:??? あーゆーレディ?→ ダイヤ9
[113]森崎名無しさん:2011/10/31(月) 22:29:21 ID:??? あーゆーレディ?→ スペードQ
[114]森崎名無しさん:2011/11/01(火) 00:13:30 ID:??? バスターウルフ!
[115]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/04(金) 00:18:40 ID:??? >>114 オッケーイ! ============ あーゆーレディ?→ ダイヤ9 >ダイヤ→マルスとアベルの万全の布陣だ! マリクの目に写ったのはチーム一の総合力を誇るであろう黒豹アベルと 卓越した指揮力を持ち、優れた戦術眼を持つ大黒柱マルスだった。 この二人が出てくれればそれだけでアリティアのチーム力が格段に跳ね上がることは間違いない。 そんな期待が持てる実力者の二人は、ウォーミングアップをこなしながら 先ほど自分たちの目の前に現れた謎の青年との会話を思い出していた。 アベル「マルス様。本当にさっきのあの者の言葉を信じるのですか?」 マルス「……断言することはできないけれど、僕は彼が嘘をついているようには思えなかった。 どんな理由があるのかは分からないけれど、僕達を妨害しようとする存在がいると彼は言った。 もしもこの爆弾騒ぎが狂言だとしたら、どうしてわざわざ僕達に真実を教えてくれたんだい?」 アベル「それは……異なる情報を流すことで我々を混乱させるつもりなのではないでしょうか」 マルス「それなら試合が終わってからでも問題はないはずだ。対戦相手の関係者にしろ、ドルーアの残党にしろ、 あのまま黙っていたほうがどちらにせよアリティア選抜にとって不利にしかならなかったはずなんだ」 アベル「確かにそうですね。私やマルス様が試合に出られない状態が長く続くことはそれだけピンチを招くことになるはず」 マルス「これは僕の勝手な感なんだけどね。彼は、とても真っ直ぐとした良い目をしていたんだ。 自分の意志を曲げることのない、強い意志を持った好感の持てる目だった。 この大会に参加してくれている多くの選手達が持つ、サッカーを愛する者たちの目だったんだ」
[116]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/04(金) 00:20:44 ID:??? アベル「ならば私はその言葉を信ずるのみです。騎士の位を返上したとは言え、 このアベル。マルス様への忠誠の誓いはまだこの胸に抱えておりますゆえ」 マルス「……裏切られる悲しみや悔しさを忘れたわけじゃない。僕も君もドルーアの侵攻に長い間苦しんできたんだから。 それでも信じてみたいと思う。あのイスラスと名乗った青年の言葉をね」 アベル「もしもの場合は私が道を切り開いてみせましょう。主君の進むべき道を支えていくのが騎士の誉れとなるのですから」 マルス「ふふっ、君はもう騎士じゃないのにね。でも嬉しいよ。ありがとう」 アベル「では少しだけ訂正を。君主の進むべき道を支えていくのが商人の誉れということでお願いいたします」 マルス「ああ、頼りにしてるよアベル。それじゃあそろそろ行こうか!」 アベル「もう一つの戦場。この広いフィールドの中でも黒豹の見事な狩りをお見せいたしましょう」 ザザッ! アンナ「おっとここで選手交代のボードが出ます。ここはカインくんに変わってアベルくんが、 そしてトーマスくんに変わってマルスくんが入ります!」 森崎「マルスとアベルか。これ以上にない助っ人だぜ。さて、このままマリクにボールを一旦切ってもらうか?」 ☆どうしますか? A 相手のコートの左サイド(早田側)に奥深くに蹴り込んで試合を切る。 B 相手のコートの右サイド(木村側)に奥深くに蹴り込んで試合を切る。 C せっかく押し気味なのにもったいない。このまま攻撃続行! D 交代させる選手に納得が行かない。ジェイガンに選手変更のサインを送る 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[117]森崎名無しさん:2011/11/04(金) 00:23:39 ID:CURM74uU A
[118]森崎名無しさん:2011/11/04(金) 00:24:32 ID:M1MY+pNI B 早田のカミソリパスが怖い
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0ch BBS 2007-01-24