※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[354]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/29(火) 17:23:14 ID:??? イスラス「どういうことか説明してもらおうか、中山」 中山「…俺は、森崎を助けたい。救ってやりたい。今の俺が一番に望むものはそれなんだ。 アイツが必死に力を取り戻したい。その為なら手を汚すことすら構わないって言うのなら…… 俺はその手をとって助けてやりたいんだ。一緒に手を汚すことになっても構わないと言ってやりたいんだ」 バビントン「……中山。君ってば本当に森崎のことを……」 中山「卑怯な手段だというのは分かっている。だが、俺たちが元の世界に変えるためには一瞬の油断もしちゃいけないんじゃないのか? 自分の持つ力、才能に溺れることなく、常に最善の手を考え、場合によっては卑怯な手段も選んでいく。 ……そうしなければ勝てない相手がいる。上には上がいるというこの世界じゃ、そうやってでしか生きられない奴らもいるんだ!」 ストラット「中山……」 イスラス「…………」 中山の悲痛な叫びを聞き、沈黙する闇のオーブカルテット。と、そこへ彼らと同じ組織の一員である一人の少女と大柄な男が現れる。 ????「面白い話をしているじゃない。アタシ達も混ぜてくれる?下等なゴミ虫さんたち」 ????「ウキキ……仲良くケンカするのも悪くない」 中山「君は……クライネ」 この大陸に来たばかりで右も左も分からない自分たちの世話をしてくれた、高貴な雰囲気が漂う金髪の美少女。 その優雅な風貌とは裏腹に、容赦のない弓術で並み居る山賊を射殺していく姿は、中山の瞼に強烈に焼き付いていた。 クライネ「むっ、ゴミの分際で呼び捨てだなんて度胸があるじゃない」 中山「…気分を悪くさせたのなら謝る。ところで、何故君たちがここに?」
[355]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/29(火) 17:24:45 ID:??? ストラット「アンタらの任務は別のところだったはずじゃないか?」 クライネ「ええ、そうよ。アタシはサッカーなんてくだらない玉蹴りには参加しろって言われてもゴメンだわ。 あなた達も知っているでしょう。アタシたちの組織の本分は」 イスラス「……暗殺組織、か」 バビントン「小さい頃はつくり話だけのものかと思ったけど、裏の仕事を受け持つ組織はどこの国にもあるんだよね…」 ローロー「お前たちはサッカー。俺たちはアンサツ。役割分担、これ大事。ウキキ」 クライネ「ま、一応忠告だけはしといてあげる。下手な気は起こさないほうがいいわ。 おとなしく力あるものに従っておくことが、命を長らえさせることだと覚えておくべきね」 イスラス「…………」 バビントン「ううっ……」 クライネ「…力がないものは食われるのは何時の時代も当たり前のことだもの。 あの御方も、それが分かっているからあなた達を助けようとしたんじゃないかしら?」 鮮やかな金髪をかきあげながら、クライネは中山へと顔を向ける。 クライネ「この世の中には二通りの人間しかいないの。人に使えることしかできない無能と、それを動かすことが出来る選ばれたもの。 あなたは他の奴らと違って、そこらへんのところをよく理解しているようね。気に入ったわ」 品定めするような妖しい目線を投げかけるクライネに対し、中山は拳を固めて口を開く。 中山「忠告ありがとう。でも、1つだけ訂正させてもらっていいかな」 クライネ「……なにかしら?今回だけは特別に聞いてあげるわよ、ゴミ虫さん」
[356]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/29(火) 17:26:49 ID:??? 僅かに口の端を持ち上げて、クライネは中山に顔を近づけていく。 中山「(うっ……か、顔が近い……良い匂いがする……って、そうじゃない!) サッカーはくだらない玉蹴りなんかじゃない。俺の、俺たちの生き様を貫ける立派な戦いの手段だ」 クライネ「……うっざ。なーに熱く語っちゃって。寒気がするわ」 中山「どう思われようともこれだけは譲れないよ。君が弓の撃ち方に対していつも真剣になっているようにね」 クライネ「!! ……ふん、行くわよローロー。付き合ってられないわ。こんな熱血馬鹿さんたちには」 ローロー「ウキキ、分かった。…………中山、お前たちとの話、俺はおもしろかったぞ」 中山「え?」 ローロー「こんどはもっと話をしような。ウキキキ……」 不気味に笑う大男ローローはそう言うと、クライネの後ろをのそのそとついて行った。 ストラット「……で、どうするんだ?森崎たちの妨害の件は。しっかりと釘を刺されちまったわけだが」 イスラス「監視の目が行き届いている以上、下手な真似はできん。今回は中山の意思を尊重するさ」 バビントン「そ、そうだよね。ガーネフさんにもしもバレたらと思うと……この『仮面』も取り上げられちゃうかもしれないし」 ストラット「『闇』の力に心を支配されない制御装置も兼ねているんだ。今の俺達には必須の道具だ。大事にしなきゃな」 中山「そういうことだ。……とにかく今は自分の出来ることをするだけだ。 森崎も、ガーネフさんも、そして俺たちも考えるべきことは一緒なはずなんだから」 偽物の森崎を滅ぼし、本物の森崎の力を取り戻す。中山たちは改めて誓いを立てるのだった。
[357]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/29(火) 17:29:17 ID:??? クライネ「ふんだ。なーにがサッカーはくだらない玉蹴りじゃない!さ。ばっかみたい」 ローロー「ウキキ…でも、案外やってみると楽しいぞ。アイネも楽しいって言ってたし」 クライネ「なっ……あ、あいつったら、任務のことを忘れて呆けてなんかいないでしょうね。 はやく定期報告を済ませに行くわよ。いつまでもこんな騒がしい所に留まっていらんないわ」 ローロー「そうだな。急げ急げー」 クライネ「(……サッカー、か。ふん、くだらない……)」 ほんの一瞬、スタジアムの方を振り返るクライネ。フィールドでは本日の第2試合である 南葛ウイングスと東邦タイガースの試合が始まろうとしていた……。 森崎「さてと、次の試合に備えてバッチリデータを収集しなくてはな」 控え室を引き払い、アリティア選抜用の席に移動した森崎たちは まもなく始まろうとしているウイングスとタイガースの試合を待っていた。 近くの席には先ほど戦ったフースバルの面々も座っている。 森崎「うーむ、せっかくの機会だから誰かを誘って観戦しようかな?」 ☆どうしますか? A フースバルの選手たちを誘ってみる B アリティアの選手たちを誘ってみる C 森崎有三は一人で観戦したい。誰も誘わない D 観戦すら時間が惜しい。一人で自主トレーニングにいこう! 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[358]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 17:31:27 ID:w1/6WUQ+ A
[359]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 17:56:27 ID:Y1kSy3RI A
[360]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 22:04:01 ID:??? 中山さん…誤解が解けるのは遠い未来かと思うと悲しいのう…。 ところでレベルアップ判定なのですが、カタリナの力は34スレの496で 既に7に上がっていますので、今回で8ではないでしょうか。
[361]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 22:33:32 ID:??? それにしても結果としてジェイガンは名采配だったね。 次回もジェイガンに任せるべきかな
[362]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 22:52:09 ID:??? 監督補正もつくしジェイガンを育てる意味でも次も監督まかせでいいと思うな。 今回みたいにマルスアベルがスタメンから外れてもビハインドになれば出さないまま終わることは無いと思うし
[363]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/01(木) 09:42:53 ID:??? >>360 失礼しました!ステータスの方はしっかりと修正しておきました。 中山については、誤解となるか真実となってしまうかはこれからの森崎次第ですね。 >>361-362 これから先、相手チームには監督補正があるのがほぼ前提となってきますからね。 ただ、フースバル戦のように思わぬ苦戦をするリスクもあるので要注意です。 ============ >A フースバルの選手たちを誘ってみる ☆南武フースバル 【栗栖・小豆沢・新田・大森・小林・田中・輝林・石崎・木村・早田・土屋・陽子】 ※上記の中から『1人』同行したい仲間をお選びください。 ※チームを問わず他の選手達が同行してくることもあります。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24