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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[440]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/10(土) 16:43:26 ID:??? 沢田の判断→ スペードK >スペード・クラブ→バンビーノにドリブルで攻めさせる 沢田「お願いします、バンビーノさん!」 バンビーノ「ようやく出番か」 アンナ「沢田くん、まずは右サイドハーフのバンビーノくんにボールを預けます」 森崎「む、あの男は……」 後半早々沢田からボールを託された細目の選手に森崎は注目する。 出会ってそうそう森崎に敵意を向けてきたことが印象深いバンビーノだが、 合宿中は共にスタミナ練習をし、途中で力尽きた森崎を介抱してくれたこともある不思議な男である。 早田「あいつは確か元ミランの選手らしいな」 新田「そういえばサンパウロのトップチームにもミランから移籍してきた選手がいましたね。 ストラットといって丁度年齢も同期みたいです」 森崎「へぇ、そいつはどんな選手なんだ?参考までに聞かせてくれよ」 新田「交流戦くらいでしか会話をする機会がありませんでしたから詳しくはわかりませんが…… 試合をした感覚では、間違いなく世界トップクラスの選手でした。 おそらくあのバンビーノという選手も相当な実力の持ち主でしょう」 早田「怪我が原因で都落ちか。サッカーに限らずプロスポーツの世界じゃよくある話だろうがな。 開催したばかりの日本リーグの中じゃ間違いなく主戦力になる選手だろうな」 早田をそこまで言わしめた理由は森崎にもすぐに分かった。 彼の小さく刻む独特なドリブルを、南葛ウイングスの選手たちはまったく止められる気配が無かったからである。
[441]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/10(土) 16:44:54 ID:??? 来生「くっそぉ!さっきからちょこまかちょこまかと!」 井沢「長野、ライン際に押しこめ!俺もすぐにフォローに向かう!」 長野「そうしたいのはやまやまなんだが……ぐっ!!」 バンビーノ「遅いな」 ギュッ…ギュンギュンギュンギュンギュン!! 長野「(どっちで来る!?右か、左か、右か、左か…!?)」 バンビーノ「(右、左、右……右だ)」 バゴォッ!! 長野「ぎゃあ!?」 何度も左右に振られ、完全に体勢が崩された長野を悠々と吹き飛ばしつつ抜き去っていくバンビーノ。 アンナ「す、凄まじいフェイントの嵐!これがあの元ACミランのエリートたる所以なのか! 南葛の左サイドラインをあっという間に切り崩して進んでいきます!!」 岩見「なかなかやるな。だが、どんなに優れた名声を得ていようとも大事なのは今の状況だ。 お前も俺達と何ら変わりない。プロリーグ発足1年目のルーキーだってことを覚えとけ!」 バンビーノ「ふん…口だけは一人前か。気に入らないんだよ、そういう御託は!」 アンナ「ここでタックルに定評のある岩見選手のチェックが入る!バンビーノ選手、抜けるか!?」
[442]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/10(土) 16:46:08 ID:??? 細目とスネ髪→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→これがエリートの力!バンビーノが岩見を吹き飛ばしPA内に突入! スペード→岩見を吹き飛ばし抜きさるが、突然バンビーノがバランスを崩す! クラブ→岩見のタックルがバンビーノを止める!しかし岩見の反則に… JOKER→岩見「(男相手にこの手は使いたくはなかったが…)」バンビーノ「!?」
[443]森崎名無しさん:2011/12/10(土) 16:47:26 ID:??? 細目とスネ髪→ ハートA
[444]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 00:47:25 ID:??? 細目とスネ髪→ ハートA >ダイヤ・ハート→これがエリートの力!バンビーノが岩見を吹き飛ばしPA内に突入! ============ 南葛高校。全国王者V3の快挙を成し遂げた伝説の名高い南葛中学卒業者が多く所属する高校である。 この高校の卒業者の多くが、そのまま南葛ウイングスへと入団することになった。 他のチームと違い、バックボーンに企業を持たないこのクラブは地元住民の協力のもとで成り立っている。 そしてこの岩見の父が務めている南葛病院からも、経営資金を援助してもらっているのだ。 岩見「(何の因果か、こうしてプロ選手としてサッカーを続けられる理由ができてよかったよ。 このままなんとなく親の仕事を継ぎ、なんとなく医者になるのもどうかと思っていたしな)」 思い返せば、南葛中学時代がサッカー選手としての自分のピークだったかもしれない。 高校時代は岬や新田が、彼らが海外へと研修に行ったあとは修哲トリオや高杉がチームの中心となり輝いていた。 いくら成績が優秀だろうとも所詮は学校の部活動。医者を目指す自分がそこまで熱中することもない。 チームの主力になりえないと分かった頃からか、岩見は自分に言い訳をしてサッカーから目を逸らしていたのだ。 岩見「(医者の勉強を続けながらって条件だけど、親父の了承もちゃんと得られた。 あの頃失った、中学時代に輝いていた俺のサッカーへの情熱をもう一度取り戻すんだ!)」 岩見は自分の全身全霊を駆けたタックルをバンビーノの足元へと仕掛ける。 そのキレは中学時代に多くの選手を足止めした頃よりもさらにメスのような鋭さを増していた。 だが、それでも現時点の岩見は所謂『全国クラスの選手の一人』でしかない。 一流クラブのドリブラーとして名を馳せていたバンビーノの前では流石に分が悪すぎた。
[445]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 00:48:51 ID:??? バンビーノ「邪魔だ!!」 ズダダダッ!ギュンギュンギュンギュン!!バァン!! 岩見「ぐおおぉ!!」 アンナ「岩見くん吹っ飛ばされた!バンビーノくんの独走はもはや誰にも止められないのか〜!!」 バンビーノ「(迷いのない思い切りの良いタックルだったな。……思い出すぜ、あいつのことを)」 強力なタックルをはねのけることこそ、ドリブラーとしての自分の意義である。 その糸の細い目を少し釣り上げてバンビーノは笑った。 バンビーノ「(足の方も問題なさそうだ。あの医者、本当にいい仕事をしてくれる。よし、まずは1点返させてもらうぞ)」 ズダダッ!! さらに速度を上げて南葛ゴールへとドリブルを続けるバンビーノ。 これに対し、南葛のキーパーのメクネスはDF陣をゴール前に結集させて守りを固める。 メクネス「ヘイタカスーギ!ナカザート!シッカリヤリナサーイ!」 中里「任されよメクネス殿。いざ参る!」 高杉「俺がいる限りこれ以上は進ません!」 バンビーノ「無駄だ!俺を止めるつもりならもっと人数を要ししてくるんだな!」
[446]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 00:49:51 ID:??? SHOT-GUN→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→二人のマークを振り切り、メクネスと一対一に! スペード→中里と高杉の協力ディフェンスがバンビーノからボールを弾かせる! クラブ→高杉のパワーディフェンスがバンビーノを食い止める!しかし反則を取られてPKを与えてしまう! JOKER→と、ここにきてバンビーノがバックパス。そこに走りこんでくるのはミハエルだ!
[447]森崎名無しさん:2011/12/11(日) 00:50:16 ID:??? SHOT-GUN→ スペード6
[448]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 01:17:09 ID:??? SHOT-GUN→ スペード6 >スペード→中里と高杉の協力ディフェンスがバンビーノからボールを弾かせる! ============ 中里「(むぅ…この男、危険な臭がする。なにか罠をはっているのだろうか?)」 バンビーノ「どうした、足が止まってるぞ。抜いて欲しいのか?」 高杉「くっ…舐めるなぁ!!」 ガバァッ!! バンビーノ「(かかったな…!)」 中里「いかん!高杉殿、ここは拙者に任せるでござる!」 バンビーノの挑発に乗り、怒りを顕にして突っ込む高杉。 しかし咄嗟に何かの危険を感じ取った中里が高杉の襟首を掴む。 高杉「ぶぎゅる!?」 急な首元の締め付けに高杉は鶏のような声を上げながら足を振り上げる。 それが丁度バンビーノの視界を阻害するバリケードになってくれた。 一瞬の隙を察知した中里は素早くバンビーノの後ろへと回りこむ。 中里「例え並外れた常人といえども前後を囲まれれば迅速な対応などできまい」 バンビーノ「なっ…!?」 高杉「(あれ?いつのまに中里のやつ回りこんで…だが、都合よく取り囲めたぜ) いくらフェイントが巧かろうとそれをばらまけるスペースがなければ無力だよな!だあっ!!」
[449]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 01:18:12 ID:??? ガゴゴッ!! バンビーノ「ぐぐっ!」 中里「反則には気をつけるでござるよ高杉殿!」 高杉「分かってるさ。俺はこう見えても優しい男なんだ…よっ!」 バァン!! バンビーノ「なっ…しまった!?」 前後からじわじわとプレッシャーをかけ続け、バンビーノの集中力を切れさせることに成功する高杉と中里。 森崎「おおぉ!?中里はまだしも、高杉のやつがあそこまで守備が巧くなってるとは驚いたぜ」 新田「中里先輩がうまく高杉先輩のパワーを先導してコントロールしてますね。 デカイってのはそれだけでFWに与えるプレッシャーは半端ないんですよ」 早田「(…そうなんだよな。次藤がいい例だ)」 森崎「中里の技術と高杉のパワーがうまく咬み合っていやがるな。厄介だぜ…」 アンナ「さァ、バンビーノくんから弾かれたこぼれ球を先に確保するのはどちらのチームか!」
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0ch BBS 2007-01-24