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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[548]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 16:40:12 ID:??? ジェイガン「(ゴードンよ。お前が残していった仲間たちは今、力を合わせ懸命に戦っておるぞ。 森崎殿もライアンもお前の死という試練を乗り越え、一皮むけたようだ)」 森崎の姿に過去に戦死した部下の姿を重ねてみてしまったジェイガンは誰にも気付かれないように少し涙ぐむ。 森崎「この試合に勝てば優勝争いに単独トップで立てる。気を引き締めろ!よし、いこう!いこうぜみんな!」 一同「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」 ※DF陣はナポレオンを重点的にマークするようになります。 〜ウイングス控え室〜 早苗「みんな、よくきいて。ミーティングを始めるわよ」 南葛ウイングスのマネージャー兼監督代行。中沢早苗。 元は応援団長のリーダーで仲間内からは『アネゴ』と畏怖されていた彼女だったが、 中学、高校を経てより本格的なサポート業を学ぶべく自主的にこの南葛ウイングスのマネージャーを務めていた。 それもこれも彼女の初恋であり、この世で最もサッカーを愛し 愛されているであろう選手、大空翼を支えていくためである。 同じく日本を代表する世界クラスの若手選手、三杉淳の彼女である青葉弥生は看護の資格を目指し。 ワールドユース大会の中継時に知り合った松山光の彼女、藤沢美子は栄養士の資格を得るために、 それぞれ最愛のパートナーを支えるためにと日夜努力を続けているという。
[549]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 16:41:54 ID:??? 彼女たちに負けないようにとこれまでマネージャーと監督業を兼業で働いてきた早苗だったが、 今の自分の知識程度では二足のわらじができるほど楽な仕事ではないと分かっていた。 公式戦負けなしの無敵のチームのマネージャーを勤め上げてきたスキルは計り知れないものがあったが、 やはり監督業というものは勝手が違う。選手たちを納得させてまとめ上げるだけの威厳を備えるには早苗には貫禄が足りなかった。 そこで、大会前にチームオーナの市長に監督を用意して貰う約束を取り付けてきたのである。 早苗「あの東邦タイガースを倒せたのも監督あっての偉業ですよ。感謝しています」 早苗はそう言うと控え室のイスに座っている人物を見上げて微笑んだ。その人物とは―― 南葛の監督といえば→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→元南葛SC監督の城山だ!(実績強) ハート→元南葛中学監督の古尾谷だ! スペード→元南葛高校監督の高橋だ! クラブ→元南葛SC監督の城山だ!(実績弱) JOKER→黒いサングラスに濃い口ひげ。ま、まさかあいつは――!?
[550]森崎名無しさん:2011/12/13(火) 16:45:19 ID:??? 南葛の監督といえば→ ハートK
[551]森崎名無しさん:2011/12/13(火) 16:45:42 ID:??? 南葛の監督といえば→ ハート5
[552]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 17:02:50 ID:??? 南葛の監督といえば→ ハートK >ハート→元南葛中学監督の古尾谷だ! ============ 古尾谷「ん?そうか?お前たちが中学の頃もそうだったが、 自主的に動き、考え、そして結果を出してくれる。それだけだと思うんだがな」 南葛中学V3を果たした名将。世間ではそう知られている古尾谷だったが、 彼は選手たち自らが積極的に意見を出し合い、時に対立することはあっても 最終的には一つの目標に向かって集結できる柔軟性を強く評価していた。 だが、選手たちにとってはその古尾谷が作り出す自由で朗らかなチームの雰囲気があってこそのものだと思っていた。 森崎派閥と翼派閥に別れ、互いに穴を見つけては牽制しあうチーム事情を大人の彼がまったく知らぬ訳はなかった。 職員室に個別に呼んで指導し、徹底したチームワークづくりを命じることも出来たはず。 それでも古尾谷は選手たちの自主性を信じ、静かに見守ることを選んだ。 結果、森崎と翼は反発しつつも力をあわせて強敵東放学園を破り、栄光のV3を獲得したのである。 古尾谷「先の試合もそうだ。試合の流れを相手に掴まれ、追いつかれてしまったとしても お前たちは諦めなかった。負けそうになっても下を向かず勝利を信じて戦い続けた。あの時のようにな」 滝「今思い返せば、結構好きでしたけどね。あのピリピリとしたムードも」 井沢「そうそう。でもあれだけ我武者羅にならないと居場所を得られなかったもんな」 来生「よくあれだけ無茶ばかりやって優勝できたよな俺たち。まぁそれもこれも俺がエースとして覚醒したからだよな!」 中里「その森崎殿とこうして試合することになるとは。これも運命のめぐり合わせか何かでござろうか」 ナポレオン「おい、くだらん昔話はその辺にしてミーティングを続けようぜお前たち」 自分には全く理解出来ない、したくもない森崎の話題を延々と続けられてナポレオンはイライラと口を割り込んでくる。
[553]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 17:04:37 ID:??? 高杉「そうですよ監督。締めるところはびしっと締めてくださいよ」 古尾谷「そ、そうだな。スマンスマン。よし、マネージャー。ホワイトボードをこっちに」 早苗「はい」 フォーメーション設定→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→普段と同じく4-3-3のカウンタータイプで構える スペード・クラブ→5-3-2でPAを徹底的に固めていくぞ JOKER→早苗「突然だけど、今日付けで新加入した選手を紹介するわ」
[554]森崎名無しさん:2011/12/13(火) 17:17:58 ID:??? フォーメーション設定→ スペード2
[555]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 18:41:19 ID:??? フォーメーション設定→ スペード2 >スペード・クラブ→5-3-2でPAを徹底的に固めていくぞ ============ 古尾谷「昨日の東邦戦でも分かっただろう。今のお前たちの守備の弱点が」 中里「それぞれの得意分野以外を攻め立てると為す術なし…ということでござるか」 メクネス「浮き球ならいくらでもカモーンなんだけどネ。ドリブルばっかで攻められたらしんどいヨ」 高杉「相手にミドルシュートを打たせるように仕向けれられれば俺がブロックしてやれるのに」 古尾谷「そこでだ。今回は5-3-2というフォーメーションを使う。具体的にはこうだ」 滝「こ、これは…!」 ・南葛ウイングス(5-3-2/指揮レベル12+監督補正3) −−−@−−− @メクネス −−−C−−− C高杉 B−E−D−A B中里 E関口 D田代 A岩見 −−−−−−− −−−−−−− F−−I−−G F滝 I井沢 G長野 −−−−−−− −−−−−−− −−H−J−− Hナポレオン J来生 −−−−−−−
[556]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 18:42:26 ID:??? 長野「完全に防御寄りの布陣ですね」 中里「しかし、これならばそうそうPA内に切りこまれはしないでござろう。 人数をかけてあっという間に取り囲んでしまえば容易い」 メクネス「それを嫌がりクロスを上げてきたらジ・エンドね♪」 高杉「適当なシュートは俺が叩き落すしな。 アリティアの連中はサイドからのクロスの攻撃が多かったし、これはもらったぜ」 滝「気を抜くなよ高杉。森崎のことだ。すぐに対応して何か対策を用意してくるはずさ」 岩見「俺達も柔軟に相手の戦術に合わせて守りを敷いていくんだ」 来生「それで、攻撃の方はどうするんですか?」 古尾谷「守備に割合をかける以上、前線へと繋ぐパスを送ることは難しくなる。 ナポレオン、来生。お前たちの突破力ならば自らゴール前まで切り込めるはずだ」 ナポレオン「前線でボールを奪ったらそのままいっても問題ないんすね?」 古尾谷「自分の体力と相談しつつな。言っておくがスタミナ配分ができないような奴は容赦なく交代させるぞ」 早苗「あなたたちはもう『プロ』なんですからね。明日の試合のことも考えない向こう見ずなことはしないと思うけれど」 来生「わ、分かってますよそのくらい」 滝「来生。ドリブルが封じ込められそうになったら俺を使え。サイドから切り込んでみせるさ」 早苗「以上でミーティングは終わりよ。井沢くん。キャプテンとして最後に一言お願いね」
[557]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 18:43:30 ID:??? 早苗に『キャプテン』と呼ばれたことがよほど嬉しいのか、 井沢はぷるぷると体を震わせながら仲間たちの中央へと立つ。 井沢「この試合で勝ったほうが単独で優勝争いを抜け出せる。絶対勝つぞ!南葛ーーー!!」 一同「「「「「「「「「ファイオウ!!」」」」」」」」」」 古尾谷「(どんなに敗色濃厚だろうと乗り越えてきたお前たちだ。この試合も必ず勝てる)」 早苗「(翼くん。私は今頑張ってるよ。翼くんも…夢を叶えるために頑張って!)」 2勝という絶対的なアドバンテージを得るためにも、お互いに負けられない一戦。 南葛ウイングスのメンバーは無敗の誇りを胸に抱いて円陣を組み、ピッチへと向かっていった。
[558]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/13(火) 18:44:41 ID:??? ラムカーネ「おーおー。右も左も懐かしい顔ぶればっかだぜ。何年経っても変わらんなぁ」 ガーネフ「腐れ縁もここまで来れば大したものじゃな。昔が恋しくでもなったのかのう?」 観客席の済に佇む2つの影。ラムカーネとガーネフは、森崎を監視するため今日も特設スタジアムを訪れていた。 ラムカーネ「そりゃあ恋しいね。過去ってのはそいつの生きてきた証そのものさ。 そいつを無かった事にする奴と違って俺は過去を見捨てたりはしねぇよ」 ガーネフ「……ふぇふぇふぇ。お主も儂も過去にこだわり続けてこそ、この力を得たのかもしれぬのう」 ラムカーネ「過去がなきゃ今はない。そして今がない奴には未来がない。 俺は未来を手に入れる。そのためにもあのまがい物を消して本物にならなくちゃいけねぇんだよ」 ガーネフ「頑張りなされ。お主の欲望の成就は儂の欲望でもあるのじゃからのう。ふぇっふぇっふぇっ」 ラムカーネ「(ありがたく思え。お前の選択がいかに間違い、愚かだったか。 敗北に塗れるところを俺が直々に見ていてやるからよ。ケッケッケ…)」 ラムカーネの視線は自分と全くの瓜二つ。違うのはこれまで自分が奪い、手に入れてきた 栄光を表すかのような一房の髪の束の輝きだけである。 ガーネフ「しかしアリティアにはあのアベルという厄介な奴がいるからのう。 前大戦でも儂のカワイイ手駒たちを次々と八つ裂きにしおってからに…」 ラムカーネ「安心しな。既に手は打ってあるさ。まさか奴らも身近に俺たちの手のものがいるとは思っていまい」 ま、お楽しみはハーフタイムまでとっておくさ。うけけけ……!」
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0ch BBS 2007-01-24