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【幽玄なる】キャプテン霧雨81【死の香り】
[724]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 20:56:24 ID:??? まあ、ぬえがいるもんね<応えない理由
[725]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 20:56:28 ID:??? カペロマンの答え→ クラブJ >>……… カペロマンは一瞬視線を魔理沙から別のものへと向け…。 開きかけた口を閉じる。 カペロマン「………どうして、か。なかなか難しいな。 強いて言うなら…青龍杯という大会がそれなりに大きかったからな。 俺の力試しってところさ、付き合せちまって悪いね」 ぬえ「は、はぁっ!?お前、そんな理由で…!」 魔理沙「ぬえ、ストップ!参加したのは私の意思だって言ったろ! ……カペロマン、本当に力試しって理由だけであのチームに挑んだのか?」 部屋にあった新聞の山を知っている魔理沙は、重ねてカペロマンに確認する。 あれだけの資料を集めていたカペロマンが夢幻フラワーズとの試合のリスクを知らないはずはない。 そう思って踏み込むのだが、カペロマンの答えは変わらない。 カペロマン「ああ」 魔理沙「………」 A 他に聞くことがある。話題を変えよう B もう寝るか C その他 現魔理沙ガッツ 50/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[726]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 20:57:50 ID:??? >改めてみるとやっぱり夢月と幽香がひどすぎるww 文章だけ見ると幻月が中の人宅に飛んできそうだな
[727]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 21:01:58 ID:9OO4/Tpg C ぬえに席を外してくれるよう懇切丁寧におねがいして、 席を外してくれたらもう一度カペロマンに夢幻フラワーズに 挑んだ理由を尋ねる
[728]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 21:10:00 ID:JbzWnDUY C ぬえに席を外してくれるよう懇切丁寧におねがいして、 席を外してくれたらもう一度カペロマンに夢幻フラワーズに 挑んだ理由を尋ねる
[729]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 21:41:50 ID:??? >>726 今日の夢が怖くなってきました。添い寝してくれる美少女求! >>C ぬえに席を外してくれるよう懇切丁寧におねがいして、 席を外してくれたらもう一度カペロマンに夢幻フラワーズに挑んだ理由を尋ねる 魔理沙「(さっき一瞬、ぬえの方に視線を向けてたよな…。ってことは、ひょっとして?) そうだ。そろそろ休もうと思うんだけど…ぬえさ、さっき言った理由で怪我したって皆に伝えてきてくれないですか?」 ぬえ「何で敬語…?」 魔理沙「い、いやぁ。お世話になるわけですからね、ハハハ。 そういうわけでどうでしょうか?そろそろ教団も始まる時間だと思うのですが」 珍しくこの日の魔理沙は察しがよかった。 カペロマンが話さなかった理由はぬえがいるからだと読み、ぬえに席を外してもらうよう丁寧に用事を頼む。 この場に他にそれができるものはいない以上、仕方ないとぬえは腰を上げる。 ぬえ「わかった。それじゃあ行ってくるね」 魔理沙「おう!行ってらっしゃい!」 カペロマン「やれやれ……そんな大したもんでもないんだがな」 魔理沙「それは私が決める。さ、教えてくれ」 見送り…視線をソファに寝ているカペロマンへ戻す。 その意図がわからないほど、鈍くはない。カペロマンは仕方ないかと苦笑しつつ、口を開く。
[730]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 21:42:51 ID:??? カペロマン「確かに、疑問に思うのももっともだな。俺の挑戦の理由をさ」 普通に考えれば、悪手に過ぎる方法。 夢幻姉妹とまともに戦うのであれば、もっと戦力を…それこそ、守矢恋色トラベラーズ総出でもなければ厳しい。 何故カペロマンはこうも不利な条件で戦おうとしたのか。魔理沙が参加する前は、一人で挑もうとしていたのだ。 魔理沙「ああ、それで、教えてくれるんだろ?」 カペロマン「…俺は負けたかったのさ。この世界でサッカーをするために。 それはもう、紙一重なんてレベルじゃない。虐殺され、蹂躙され、無様に負けたかった」 魔理沙「どういうことだ?サッカーをするために、負ける?」 カペロマン「この前の人里杯での俺の動きの悪さ、キャプテンなら気付かないはずがなかっただろう? ……しかし、それでも勝ててしまった。優勝してしまった。 それじゃあダメなんだ。チームの強さに満足し、弱い相手を倒し満足し、強くなろうとすることを止めたら」 魔理沙「いや、それだって練習は出来るだろう。強くなれないわけじゃない」 カペロマン「強くなれないさ。チームの強さに胡坐を欠き、勝てると慢心して練習してる限りは。 この世界のサッカーがあんなもんだと思ってしまえば、もう後は落ちる一方さ。 実際どうなってたかは知らないが、俺はそう感じた。このまま俺は埋もれる一方だってな」 魔理沙「いや、今のお前の実力はかなり高い。そんなことは…」 カペロマン「だから、キャプテン。それはあの試合のために鍛えた結果だろう?違うか?」 魔理沙「いや………違わないな」
[731]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 21:43:54 ID:??? カペロマン「だろう?それがなかったら、今も人里杯の時と変わらず、さ。 それに納得がいかなかった。俺は幻想郷のサッカーに負けたかったのさ。 二度と負けない、俺が必ず打ち倒す…そう思えるほどに。 そうすれば、俺はこの世界にいる間、執念を得られる。強くなろうとする執念を。 幸いにして、夢幻フラワーズはそういうチームに思えた。俺が1人だろうが遠慮なく叩き潰してくれるとな」 魔理沙「・……」 だから、わざわざ夢幻フラワーズに挑んだと。 それはあまりにも自らへの負担も考えていない…凡そ冷静なカペロマンの考えた事柄だとは思えなかった。 どうしてそこまで強くあろうとするのか、魔理沙にその理由はわからない。 しかし、カペロマンが降参しようとしなかった理由とその意志は納得できた。 カペロマン「そういうわけだ。キャプテンの負け戦には付き合わないと言って、逆に付き合わせてしまったってことさ。 あんたが何と言おうが、これは俺一人で挑むべき試合だったかもしれないな」 魔理沙「そんなことを言うなよ。私が倒れるまで頑張った甲斐がないじゃないか。 ……でさ、得られたのか?その執念を」 カペロマン「…いや。得られなかった」 確かにスコアは2-6。圧倒的な実力差で負けた。 ここまではカペロマンの予定内だった。 しかし、夢幻フラワーズに対して絶対にリベンジするという執念を得られたかと言えば…それは違った。 カペロマン「………どうも、執念を抱けるような連中ではなかった気がするぜ」 魔理沙「…でもさ、それでよかったのかもしれないぜ」
[732]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 21:44:54 ID:??? カペロマン「どうしてだ?」 魔理沙「お前の言うこともわかる。理由はわからないけど、強くなりたいって気持ちもわかる。 でも、執念に任せて自分だけ強くなろうとしたら……孤立するしか、ないからさ」 霊夢への対抗心や強くなりたいという思いから、ひたすら練習・特訓に打ち込んだが…。 その結果がフランスでの扱いである。 魔理沙は今のチームでは仲良くやっていきたかった。それが難しいことだとしても。 カペロマン「くくっ、キャプテン。あんた泣いてるぜ。経験者は語るって奴か?」 魔理沙「う、うっせえ!茶化すな!」 カペロマン「……だが、ありがとうな。少なくとも、俺は今の自分の弱さを理解できた。 それだけは進歩だと、そう思っておくさ」 いつも通りに皮肉げに笑うカペロマン。 だが、その笑みの中には…魔理沙というキャプテンへの信頼があるような気がした。 魔理沙の気のせいかもしれなかったが。 ※カペロマンの感情度が上がりました 魔理沙「(どうしてそんなに強くなりたいのか…理由を聞いてみようかな…?)」 A いや、まだきっと教えてくれない。黙っておこう B 気になるのでさっさと聞いちゃうぜ! 現魔理沙ガッツ 50/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[733]森崎名無しさん:2011/11/05(土) 21:45:45 ID:/iioz41A A
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