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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[653]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/09(月) 00:51:34 ID:4m/KafPs >>651 まあ居ても居なくても成功なので、キャラ特性にはあっているんじゃないかな?と思ったり。 >>652 城山「手本を見せてやるから、よく見てろよ。これがクイックダッシュカットだっ!」 バタバタバタ…… 美津乃「クイック?」 白瀬の調理→9+ スペード10 =19 白鳥の調理→13+ スペード6 =19 瀬名の調理→12+ クラブ9 =21 井沢の調理→11+ クラブ8 =19 グリコの調理→ 3 + 4 + ハート9 =16 葛西の調理→ 2 + 3 + ハート2 =7 合計101。つつがなく下拵え終了。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 白瀬「ふぅ。さすがに21人分ともなると、野菜だけでも結構な量だねぇ」 山と積まれたジャガイモ、ニンジン、タマネギと3キロ超の米を前に、白瀬は腰に手をやり思案していた。 一人でやれといわれたら、とてもタダではできない量だったが、腕に覚えのある手下がいるなら話は別だ。 白瀬「んー。タマネギはそのまま井沢ちゃん、よろしく。ニンジンは瀬名ちゃん。ジャガイモはボクと白鳥ちゃんでやるよ。 男の子はお米研いで。ザルに入れて水入れながら掻き混ぜればいいから。こぼさないようにね」 白鳥・瀬名・井沢・グリコ・葛西『イエス!!!!!マム!!!!!』 元気のいい返事をし持ち場に散っていく手下達。 白瀬「ウンウン。いい返事だ。カントクの教育の賜物……。今の場合女性上官向けの返事だったから美津乃ちゃんの方か。 まー、あの2人が育てたにしてはいい子達だよ。元々の素質がいいんだね。きっと。……もったいない」 最後に一言、意味深なことをつぶやくと、自前の包丁を包んでいた布を解くのだった。
[654]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/09(月) 00:52:36 ID:4m/KafPs 瀬名「オーリハールコーン!!」 手にした短剣、もとい包丁が閃くと手にしていたニンジンが梅の形に切り分けられる。 白瀬「お正月じゃないんだからさ。その力はポセイドン族と戦うときまでとっときなさい」 季節はずれの梅の花が咲き乱れる様に白瀬は肩をすくめる。 だが作業の速さは申し分なく、21人分の人参はあっという間に煮られるの待つばかりとなっていた。 白鳥「瀬名ちゃん、やるなぁ。私も負けてらんない。いっくぞーぅt!秘技・白鳥の湖ィ!!」 叫ぶや否やその場でクルクルと回り始める。手には白刃きらめく菜切り包丁を握ったままである。 白瀬「ちょっ!?あぶなっ!」 白鳥「アン!ドゥ!トロワーッ!」 フランス語の掛け声と共に積まれていたジャガイモは次々と皮を剥がされ、一口大に切り刻まれていく。 白鳥「やったよ!モルテン!」 白瀬「……モルテンはガチョウだよ?気合で飛んでるけど」 白鳥「あ゛ーっ!」 根本的なところの間違いを指摘された白鳥が悲鳴を上げる。 その声を井沢は涙で顔をグシャグシャにしながら、グリコは親の仇の様に米を掻き混ぜながら聞いていた。 井沢「う゛〜。ゴーグルつけてやるんだった。めそめそ」 グリコ「ぬおぉぉぉぉぉっっぅ!!いつになったら濁らなくなるんだーっ!?」
[655]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/09(月) 00:53:44 ID:4m/KafPs 新平「よし。オレ達の役目は煮炊きが終わるまで、火を絶やさないことだ。料理は火力だ。火力こそ料理だ。わかるか?」 ゴニョ「なんとなく」 新平「よし。それじゃ早速実践だ。薪の準備からだ」 管理事務所から借りてきた鉈を構えてみせる新平。 赤松「斧とかでパカーンってやるんじゃないんスか?」 伊藤「婆さんが次々薪と動物っぽい薪と、動物を出してくるんだっけ?」 メロン「どこのバイト地獄(ヘル)の話だよ」 新平「マサカリは危ないんだよ。子供にはちょっと無理かな」 大場「確かにマサカリは危険だね。オレが野球筋を痛めたのもマサカリが原因だ。……やっぱすげえよ兆治は」 微妙に論点がずれている大場は置いておいて、新平が鉈での巻きの割り方をレクチャーする。 新平「こうやって刃を薪に当てて、鉈と薪を両方一緒に地面にぶつける」 ピボット「ふむふむ」 言われたとおりに鉈と薪をコツコツと数度振ると、徐々に刃が食い込んでいく。 新平「そこまで食い込んだら、鉈だけをしっかり持って地面に振って。叩き付けなくていいよ。鉈の重さで割れるから」 山森「よっ!ほっ!あっ♪」 パカンと乾いた音を立てて、薪は二つに割れ転がった。 新平「その調子。全部やらなくていいよ。細いのは最初の火力が弱いときにしか使わないから」 こうして料理の要である火力を得るべくファイアキープ隊は新平の指導の下、一心不乱に薪割りに取り組み始めたのだった。
[656]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/09(月) 00:55:01 ID:4m/KafPs 先着数名様でこのスレに 山森の薪割り→10+!card 赤松の薪割り→5+!card 伊藤の薪割り→4+!card ピボットの薪割り→4+!card 大場の薪割り→4+!card メロンの薪割り→5+!card ゴニョの薪割り→6+!card 新平のの薪割り→!dice+!dice+!card と(!とcardの間の)スペース&(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 全員の達成値の合計が90を越えれば、カマドの準備は滞りなく進みます。 届かなくても夕食が少し遅れるだけで大事には至りません。なので折檻等はしなくても大丈夫です。 今日はここまで。 1日1チーム1描写。このあとに買い物と煮炊きしていただきます、か。 今月中にはどうにかしたいなぁ。どんどん何がメインだったのか忘れていくよ。 まあ元々全編埋めネタ風味、板の箸安めだから、それでもいいか。それじゃまた明日。おやすみなさい。
[657]森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:55:59 ID:??? 山森の薪割り→10+ スペードJ 赤松の薪割り→5+ ハートQ 伊藤の薪割り→4+ ダイヤ4
[658]森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:56:52 ID:??? ピボットの薪割り→4+ スペードA 大場の薪割り→4+ ダイヤ7 メロンの薪割り→5+ クラブA
[659]森崎名無しさん:2012/01/09(月) 00:58:58 ID:??? ゴニョの薪割り→6+ ハートQ 新平のの薪割り→ 6 + 4 + ダイヤ4
[660]森崎名無しさん:2012/01/09(月) 01:03:54 ID:??? 鉈を扱えきれてないピボットとメロンの二人には罰ゲームとして 空港 でいっしょに デート してもらおうかw
[661]森崎名無しさん:2012/01/09(月) 01:15:22 ID:??? >>660 このスレの中の時代だと静岡空港はないから成田か羽田に行けってことかw
[662]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/10(火) 01:48:11 ID:c1c8IxfY 山森の薪割り→10+ スペードJ =21 赤松の薪割り→5+ ハートQ =17 伊藤の薪割り→4+ ダイヤ4 =8 ピボットの薪割り→4+ スペードA =5 大場の薪割り→4+ ダイヤ7 =11 メロンの薪割り→5+ クラブA =6 ゴニョの薪割り→6+ ハートQ =18 新平のの薪割り→ 6 + 4 + ダイヤ4 =14 合計100。つつがなく準備完了。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 山森「えいっ!よっ!とぉっ!」 テンポ良く薪を割って行く山森。どうやらコツをつかんだらしく、鉈の持ち替えもスムーズだ。 ゴニョ「ホッ!……ホッ!……ホッ!」 その横でゆっくり自分のペースで薪を割るゴニョ。大柄な体型もあいまって鉈を振るう回数は山森よりも少ない。 そして無言で薪を割るマシーンと化しているのが赤松。 一心不乱に薪を振るう姿は鬼気迫るものがあり、おいそれと近づけない雰囲気である。 その雰囲気に、気おされテンパったのか、ここまで黙々と作業をしてきた大場が怪しい声を上げだす。 大場「フォォォォォォッッ!!クローーース……アウッ!!」 山森「またーっ!?」 山森の悲鳴が響く中、午前中に続き、二度目の軽量化。今回は一瞬にしてジャージを脱ぎブリーフ一丁に成り果てる。 伊藤「この馬鹿!」 ふぅふぅ言っている大場の首根っこをつかんで、カマド場から離れていく。 どうやら伊藤が脱ぎ捨てられたジャージを拾いに行くらしい。
[663]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/10(火) 01:49:13 ID:c1c8IxfY ピボット「……あーびっくりした。大場もいきなり脱ぐからなぁ。 あ、鉈から外れちゃったよ」 今の騒ぎ手元が狂い、鉈から薪がはずれ亀裂の入った状態で転がってしまった。 作業を再開しようと薪を拾い上げた瞬間。ピボットの脳裏に閃光が走った。 ピボット「……これが聖剣・エクスカリバーだぁーっ!」 高々と掲げた右の手刀を薪の裂け目目掛けて振り下ろす。 ピボット「ぐぎゃぁぁぁっ!」 聖剣を名乗った割にはピボットの手は薪の半ばで止まり、無数のささくれがチクチクと痛覚を刺激する。 メロン「アホなことやってんなよ。まったく……。 見てろ?これが本当の聖剣・エクスカリバーだぁーっ!」 同じく鉈を傍らに置いて右の手刀を振るう。結果、ピボットと同じ顛末をたどることになる。 鍛えられた肉体もなければ、修めた武術もない。ましてや女神(アテナ)に使える聖闘士でもない。 そんな矮小な人間風情が聖剣を語ったりしたらどうなるか。 それを身をもって示すことになった2人は薪割から早々にリタイヤするのだった。 新平「……何をやってるんだか。まあ薪割りはこんなもんでいいか。全部細くしちゃまずいしな」 作業の進捗状況を監督していた新平は作業の中断を皆に告げると、今度は薪の組み方を教え始めるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24