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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[732]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/18(水) 01:14:26 ID:VfHq6+Wc ゴニョ・赤松『シャクシャクシャクシャクシャク……ッ!!』 大きな破片を井沢が切り分けたのを、ゴニョと赤松が揃って志村喰いを披露する。 皮だけになったスイカを2人が高く掲げると、輪がどっと沸く。 その群れから少し離れたところで、砕けたスイカの破片を無言で食べる美津乃の前で城山は謝っていた。 城山「悪かったよ。いきなり割ってさ」 美津乃「シャクシャクシャク」 子供達も最初は口々に不満を訴えていたものの、いざスイカを食べ始めれば割れなかったことは綺麗に忘れ、 夢中になって食べていた。 興がそがれた秋津姫主従は祠へと帰ったので、今この場で一番ご機嫌斜めなのは間違いなくこの人である。 シーズンということもあり、食べるだけならいつでも食べられる。現に昨日の晩に自宅でも食べたのだ。 しかし、割るとなれば話は別。日常生活の中にスイカをまるっと一個買う機会も、 ましてやそれをバットでぶん殴っていい機会もそうそうあるわけではない。 それを奪われてしまった美津乃の怒りは、計り知れない。 城山「ごめんよー。機嫌直してってば」 美津乃「ツーンだ」 このまま美津乃のへそが曲がったままだと今後の合宿にも支障がでるかもしれない。 もし帰られでもした場合大切な足を失うことになる。それは避けたい。 城山「それじゃ――」 A 今度また来よう。その時またスイカ割りやろう(現在8月3週なので海水浴シーズンはもうすぐ終わります) B そんなに割りたいんだったら、買ってくれば。甘やかしてはいけない。 C わかった。スイカの変わりにオレを割ってくれ D こんなこともあろうかともう1個買ってあるんだよ! E その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします) 先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。
[733]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 01:52:02 ID:SmR4gA1M 未定age
[734]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 02:18:17 ID:sOrRO8gc C
[735]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 03:09:49 ID:j/+iecOY C
[736]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/19(木) 00:10:23 ID:qV4a23Vw >>733 お気遣いありがとうございます。 C わかった。スイカの変わりにオレを割ってくれ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ぶんむくれたまんまの美津乃の前に両膝をつく。 城山「……わかった。そんなに割りたいんだったら、スイカの代わりにオレを割ってくれ」 城山としては半分冗談、話をするとっかかりにするつもりの軽い気持ちの発言だった。 しかし、それはおよそ1年美津乃と付き合っているにしては甘い認識でもあった。 美津乃「……いい心がけじゃない。それじゃ遠慮なく」 しゃきんと手にはバールのようなもの。 城山「……ちょっ?!……まじ?」 美津乃「男に二言はないよね?」 先ほどの膝を付いた姿勢から、腰を浮かせそのままぺたんと尻餅をついてしまう城山。 バールのようなものがゆっくりと弧を描き、蜻蛉の構えを取る。 美津乃「キェェェェッッッ!!」 城山「ヒェェェェェッッ!!」 砂浜に美津乃の叫声と城山の悲鳴が響く。
[737]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/19(木) 00:13:55 ID:qV4a23Vw 先着数名様でこのスレに 美津乃の初太刀→!card+!card 城山の捌き→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 美津乃のカードの合計値より城山のカードの数値の方が高ければ回避できます。 また美津乃のカードの数値のいずれかと城山のカードの数値が一致した場合も回避に成功できます。 回避に失敗した場合、城山のカードのマークがスペードかクラブだった場合、空蝉の術が発動し、回避に成功します。 ジョーカーが出た場合、出した側に都合のいい判定となります。 ちなみに数値一致で回避成功が今回の心眼LV1の効果となっています。(効果はTPOまたは中の人の都合で変わります) かわせなかった場合、当然BADENDとなります。
[738]森崎名無しさん:2012/01/19(木) 00:14:21 ID:??? 美津乃の初太刀→ ハート9 + ダイヤ7
[739]森崎名無しさん:2012/01/19(木) 00:14:52 ID:??? 城山の捌き→ ハート8
[740]森崎名無しさん:2012/01/19(木) 21:45:18 ID:??? 白刃取りのつもりが間をすり抜けちゃったww
[741]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/20(金) 00:16:05 ID:NqvbtGqk >>740 たしかに惜しかったのは事実です。そして現実は非情です。 美津乃の初太刀→ ハート9 + ダイヤ7 =合計16 城山の捌き→ ハート8 =8。 数値一致もスペードでもクラブでもないため、回避失敗。 3年ぶりのBADEND5。城山真っ二つ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 速かった。ただただ美津乃の斬撃は速かった。 仕掛けさせておいて、紙一重でかわす、もしくは空蝉の術を使うという城山の後の先を取る企ても、その上を行く、 先の先のその一撃で全て水泡に帰す。 ぱかーん、とやたら軽い音を立てて、あわれ城山は浜辺に頭に詰まっていたオガクズをぶちまける。 美津乃「あちゃぁ。ホントに当たっちゃったよ……」 今までの経験からして、どうせかわすんだろうと思い込んでいたのが、まずかった。やっぱり経験則はあてにならない。 あわわと目の前で起こったことに慌てていると、ぶちまけられたオガクズから芽が出て双葉になって、見る見る成長すると、 立派なチューリップが咲いた。 美津乃「……はい?」 やらかしてしまった後悔も恐怖もどこかに吹き飛び、目の前に咲いたチューリップにぽかんとしてしまう。 その間にもタンポポやらグラジオラスやらコスモスやら、季節問わずありとあらゆる花が咲き乱れる。 アサガオとシクラメンとヒマワリが並び立つ画というのも中々にシュールなものである。 秋津姫「やれやれ。痴話喧嘩の後始末も楽じゃないのじゃぞ。まったく」 美津乃「ひ、姫様。痴話喧嘩って……。そんなんじゃないモン。 そ、それより、これは姫様のせい?」 秋津姫「せいとは、なんじゃ。おかげと言わんか。我の神通力がなければ辺りは血の海、成人描写ではない、残酷描写で がんばりセービングになるところじゃ」 美津乃「あ〜、やっぱり?
[742]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/20(金) 00:18:03 ID:NqvbtGqk 秋津姫「まったく。つまらぬことで我の手を煩わすでないぞよ」 美津乃「は〜い」 一歩間違えばポリス沙汰。上手く逃げおおせたとしても流浪の股旅人生になるところだったのだ、 今回ばかりは素直に美津乃も反省する。 秋津姫「そなたらももちっと仲ようできんか?見ていて歯がゆい」 美津乃「……う゛〜。そう言われても……最近シロちゃん、なんか余所余所しいって言うか、なんて言ったらいいんだろ。 ん〜。釣った魚にエサはやらないって感じ?かなぁ?そりゃ釣られた私も悪いけどさ。それに隠し事とかしてるような気もするし」 秋津姫「ふむ。そなたも、もうちっと素直になったほうがいいぞよ?別に高級な食事や高い品物でなくてもいいのじゃろ?」 美津乃「そりゃね。一緒に買い物したり、何か食べたりすることが大事なんだし」 秋津姫「そなたのその気持ち、城山には伝わっておらんぞ。そなたの言うこと全てを鵜呑みにしておる」 美津乃「えー。もう1年近くつきあってるのにー」 秋津姫「その証拠がコレじゃぞ?」 あたり一面に花畑がひろがる光景。城山の頭の中を具現化したのだとしたら、それはそれで幸せな人間なのだろう。 美津乃「…………」 押し黙る美津乃。これを見せ付けられると痴話喧嘩と言われても言い返す言葉もない。 秋津姫「素直になるのじゃ。それが互いのためじゃ。それでは城山を治して時間を戻すぞ。 アレイズ」 ピヨピヨピヨっと天使が降りてきて城山の肩を叩くと、うっすらと目を開く。 秋津姫「再会タイミングは選ばせてやろう。ちなみにBADENDペナルティとして先ほど習得した心眼LV1は失ったからの」
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0ch BBS 2007-01-24