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【ゴールデン】黄金のジノ8【イリュージョン】
[857]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/02(月) 08:04:30 ID:??? シュナイダーは、実家以外に自分の持ち家があり、基本的にはそこで生活をしている。 しかし、妹離れ出来ない性格に、基本的に人付き合いが悪いので、実家に戻る事も多々ある。 ハウスキーパーとして、住み込みのお手伝いさんがいる以外は、本当に味気ない生活を送っていた。 ジノ「こんな広い家に、一人かよ!勿体ない。」 シュナイダー「仕方ないだろうが。税金高いんだよ!」 むくれるシュナイダー。シュナイダーは、基本的にかなりの倹約家だ。 以前、貧乏な生活を送った時についた、節約癖。それが身に染み付いているのだ。 豪奢な家に、フェラーリという、富の証だが……シュナイダーにしてみると、車はビートル、家はアパートで十分だった。 しかし。否応なしに周りから、セックスシンボル的な扱いをされ、税金対策もあり、已む無くこうした華美なイメージを演出している。 「キャベツとジャガイモと魚があればいい。」 それがシュナイダーの哲学であり、贅沢は馴染まないものなのだ。 ジノ「………何から何まで意外だな。お前、そんな気遣いしてたんだ?」 シュナイダー「……子どもには、夢を見る時間が必要だ。」 ……実は小市民の皇帝。シュナイダーにしてみると、皇帝の称号というもの自体が迷惑なのかも知れない。 こうした華美な生活を許される人間が、華美な生活を送らなければ、華美な生活を許されるようになった人間が、生活をしづらくなる。 バイエルンは、FCハリウッドと呼ばれる、華やかなクラブだが……シュナイダーには、窮屈で仕方無いクラブであった……。
[858]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/02(月) 08:23:40 ID:OmcDf4Ns シュナイダー「まぁ、入れよ。マリー、お友達は来ているのか?」 マリー「プルと、プルツー?今、料理作ってるけど………」 ジノは、マリーを見た。マリーは、割烹着である。 ジノ「……ま、マリーちゃん……何故割烹着……」 シュナイダー「ワカバヤシが、引っ越し祝いにくれた。10着はあるぞ。」 ジノ「…………………」 ロリっちい外見のマリーに、割烹着は余りに凶悪だ………。 プル「あ、カールだ!」 プルツー「お久し振り。」 ……同じく割烹着姿の、双子……マリーと同じく、年齢よりは幼く見える。 見分け方は、プルツーのほうが、若干キツい顔立ちという位である。 プル「…………………」 プルツー「………………」 プル姉妹が、ジノを見る。 先着二名様で。 ★プルの印象 !card ★ ★プルツーの印象 !card ★ JOKER…なんと、恋人候補昇格! ダイヤ…良い印象 ハート…「(ああ、マリーの彼氏か。)」 スペード…特に感想なし。 クラブ…「マリー、彼氏連れてきたんだ?」 クラブA…「うん。殺そう。」
[859]森崎名無しさん:2012/01/02(月) 08:47:43 ID:??? ★プルの印象 クラブ10 ★
[860]森崎名無しさん:2012/01/02(月) 09:03:22 ID:??? ★プルツーの印象 ハート10 ★
[861]森崎名無しさん:2012/01/02(月) 09:56:10 ID:??? なんとなく二人らしい反応になったなw
[862]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/02(月) 11:32:59 ID:OmcDf4Ns ★プルの印象 クラブ10 ★ ★プルツーの印象 ハート10 ★ プルツー「(マリーの彼氏か。)」 シュナイダーと、同い年位だろう。マリーの紅に染まった頬といい、そう見て間違いない。 そうプルツーは、判断した。追々、自分達にも紹介してくれるだろうし、追撃は好ましくないだろう。 しかし、そんな彼女の奥ゆかしさを、姉は破壊した…………。 プル「マリーの彼氏かぁ。」 ぴきっ、と固まる三人。 いち速く動いたのは、プルツーである。 プルツー「ぬぅん!」 プル「おふう!」 プルツーの水月打ちが決まった。これ以上失言されて、むちゃくちゃになるのは勘弁である。 プルツー「じゃ、じゃあ、お料理の続きがあるのでー……」 ヲホホ、と笑いながら、プルツーがプルを運ぶ。 <痛ったぁーい!なにすんのよぉーッ! <お姉ちゃんがいらない事言うからよ! ギャアギャアと、プル姉妹が叫ぶ……。 シュナイダー「……………………」 マリー「………………////」 ジノ「………………////」 残された三人は、俯くばかりであった………。 先着一名様で。 ★シュナイダーの反応 !card ★ JOKER…シュナイダー「……貴様に、二、三質問したい。」 ダイヤ…シュナイダー「(諦念、か。)」 ハート…シュナイダー「(…ローエングラム監督……。貴方も同じ思いを抱いたのですか?)」 スペード、クラブ…シュナイダー「…………まだまだ認めん!勝負だ、ヘルナンデス!」 クラブA…シュナイダー「貴様、部屋から一歩も出さんぞ!」マリー「なにィ!」
[863]森崎名無しさん:2012/01/02(月) 11:33:21 ID:??? ★シュナイダーの反応 ハート9 ★
[864]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/02(月) 12:19:49 ID:??? ★シュナイダーの反応 ハート9 ★ ハート…ラインハルトを思い出した シュナイダー「(……ローエングラム監督。貴方も同じ気持ちだったのですか?)」 ラインハルトが、酔席のついでに話した事…… ラインハルト「卿には、確か妹がいたな。……私には、姉がいる。」 シュナイダー「はい。」 ラインハルト「……姉は早くに見合いをしたが、誰にも頑として首を縦に振らなかった。 私は、姉が誰を好いているのかは、概ね見当はついていたが……それを聞く事は、何故か憚れた。」 シュナイダー「…………」 ラインハルト「何故なら、それは私の無二の友……今は、教師をしているが……。ジークフリード・キルヒアイス。彼だったからだ。」 シュナイダー「………」 ラインハルト「大学を卒業し、教師になる事が決まったキルヒアイスは、私に告げた。 姉と結婚する。必ず幸せにしてみせる。 聞けば、古くからの付き合いだったらしい………。私は、彼を無言で殴ったよ。 何故私に一言の相談もなかったのか……。悲しくもあり、反面、彼の気遣いが嬉しくもあり……。 気が付くと、二人とも血塗れで倒れていてな。」 薄く笑うラインハルト。その目は、優しい光を放っている。 ラインハルト「私は、彼で良かったと思う反面、何故彼なのか……複雑な気分であったな。 ……卿にも、近く、このような事態が起こるかも知れぬが…… それが、卿に近しい人間であれば良いな。もし、挨拶に来たら、思い切り殴ってやれ。 卿は、私の大切な人間だ、などと言いながらな。」 ラインハルトはそう言うと、声を上げて笑った。 因みに、ラインハルトも既婚者であり、聡明な奥方がいる。彼女が出過ぎず、取り仕切る為、ドイツユースは合宿においても磐石だ。 ラインハルト「卿らも、早く相手を見つけるといい。」 蛇足を加え、酔席は終わった。
[865]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/02(月) 19:50:51 ID:OmcDf4Ns シュナイダーとジノは、『親しい友』とまでは言えなくとも、互い認めあうライバル。 なまじ半端な男にマリーを取られるよりは、まだジノに奪われたほうがマシだ。 シュナイダー「…………………。」 絵空事、そして不快な妄想だが………… 仮に、マリーとジノが結婚し、ジノがブンデスリーガに挑戦したら……? そして、それがバイエルンならば………? ならば、マリーもこの家に居着き、将来的に子が生まれても、この家で生活出来る。父母も呼び、三世帯同居でもいい。 ジノは次男だし、シュナイダー家に養子に迎えてもいいわけだ。 シュナイダー「(………不快な妄想だが、現実味はあるな。)」 そもそもが、二人の気持ちも固まっていない状態でやる話ではない。 しかし、シュナイダーにしてみると、半分はそれが現実だ。 シュナイダー「(………よし。)」 シュナイダーは、ジノに歩み寄る。 シュナイダー「……貴様に質問がある。貴様、国外リーグに移籍したいと考えた事はあるか?」 ジノ「………え?」 『2』票にて。 A イタリアで満たされている B プレミアリーグ C リーグ・アン D ブンデスリーガ E リーガ・エスパニョーラ F エーデルヴィジ G Jリーグ H その他
[866]森崎名無しさん:2012/01/02(月) 19:53:26 ID:qWSIk60M A
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0ch BBS 2007-01-24