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【ゴールデン】黄金のジノ8【イリュージョン】
[913]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 15:01:24 ID:??? フレア「…天使を舐めてもらっちゃあ、困りますねぇ。いくら魔王から力を借りているとはいえ、貴女の素体は、ただのピザ………」 ブルノ「ピッツァだってばよ!何故日本人は、パスタをスパゲッティと呼んで、ピッツァをピザと呼ぶんだってばよ!」 シカマル「知るか。ユーゴスラビア人。」 ブルノ「あ、俺は元はクロアチアだから。」 シカマル「欧州の火薬庫じゃねぇか!」 フレア「ますます守護しがいがありますねぇ。」 アリアドネ「…………………………ブルノくんのお父さんの親類が、イタリア人なのよね。ブルノくんの名前も、その大叔父から取って……」 ブルノ「そうそう。」 暫くブルノの生い立ち談義になる。 ブルノ「アリアドネも、昔は痩せてたってばよ。」 アリアドネ「やだぁ!」 照れ隠しにブルノを叩くアリアドネ。 ブルノ「ぶごっ!」 地面に叩きつけられたブルノが喘ぐ。 アリアドネ「……なんか白けちゃったなぁ。今の私じゃ、そのコスプレ女に勝てないし。」 フレア「……逃がすと思います?」 フレアは笑顔でアリアドネを見る。 アリアドネ「あらぁ、逃げられるわよ?………こんな風に。」 アリアドネが、手を上げる。……すると、周りの人間が一斉にブルノ達に襲いかかった。 シカマル「これは……」 ブルノ「呪いの護符だってばよ!護符を外せば元に戻る!」 フレア「……用意がいい事……!」 フレアが口唇を噛み締める。
[914]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 15:24:32 ID:??? アリアドネ「それじゃ、またお会いしましょ?……ニンジャくんに、コスプレ女に、あ・な・た(はぁと」 アリアドネが、ウインクを決める。 シカマル、フレア、ブルノ、護符人間、野次馬「目が……………目がァァァァァ………!」 ※クリーチャーが去りました。 フレア「………今のうちに殺っとくべきだったなぁ………。」 フレアは、アリアドネがいた方向を睨む。 ブルノ「フレア?フレアなら楽勝じゃないのかってばよ?」 フレア「相手の後ろについているのが、魔王である以上……私の手に負えなくなる可能性もある。」 ……普段尊大な天使らしくない言葉である。 フレア「……ヘッドロココ様や、神帝隊……そのクラスと互角といえば…… やっぱりヘラクライストかなぁ。」 フレアは、ブルノを見た。 フレア「………ハァ。スーパーゼウス様に頼んで、ヘラクライストを一機融通してもらうか。」 あー、私って守護天使の鑑よねー、と、聞こえよがしに言うフレア……。 そして、ブルノはヘラクライストとも契約した。………しかし、フレアは知らない。 ヘラクライストは、心を持たないロボットであり、聖ボットとして戦うには…… フレアを、12人同時に口寄せするクラスのガッツを必要とする事を……。 ※ブルノが『ヘラクライスト』を口寄せ出来るようになりました。
[915]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 15:52:06 ID:4b7Iu9Dk 何はともあれ、不審者を追い払い、任務完了した事は確かだ。 ブルノ「とりあえず、エミレーツクラブに戻るってばよ……疲れた………。」 シカマル「全く、とんだ厄日だ。」 まだ日は高い。とにかく、ロクな事がない以上、何もしないほうがいいに決まっている。 疲れはてた二人に、ユギトが告げたのは……… 先着一名様で。 ★練習 !card ★ JOKER…鬼ごっこ ダイヤ…やきう ハート…テニヌ スペード…畑仕事 クラブ…サッカー実戦 クラブA…実戦
[916]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 15:53:43 ID:??? ★練習 クラブ5 ★
[917]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 15:53:50 ID:??? ★練習 ハート5 ★
[918]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 16:16:12 ID:4b7Iu9Dk ★練習 クラブ5 ★ クラブ…サッカー実戦 ユギト「よし。おまえら きけ。いまから しんぜんじあい を はじめる。」 ブルノ、シカマル「ふざけんなーッ!」 ユギトの声に、二人がしたもの。それは反発だった。 ブルノ「ユギト先生!俺達ガッツ切れだってばよ!」 シカマル「残り200以下のガッツで、何をしろってんだよ!」 二人の言葉に、ユギトは……… ユギト「喝!」 つむじチョップで応えた。 ユギト「おまえら、常時万全の状態で試合するわけじゃないだろう! おまえらに必要なのは、状況に応じた動き!静と動!シカマル!お前は、あの名忍・猿飛アスマの弟子だろうが!」 シカマル「ぐっ!」 ユギト「ブルノ!お前はお客様として、このクラブに来たのか!」 ブルノ「ぬっ!」 二人の反応に、ユギトは満足そうに頷く。 ユギト「試合するか?」 シカマル、ブルノ「おう!」 先着一名様で。 ★相手 !card ★ JOKER…ぜんにほん ダイヤ…ふらの ハート…きらめき スペード…一応 クラブ…モデナ クラブA…レアル・マドリー
[919]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 16:17:24 ID:??? ★相手 ハート3 ★ クラブAは何でこんなとこにきたんだよwwww
[920]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 16:30:50 ID:??? ★相手 ハート3 ★ ハート…きらめき高校 ユギト「宜しい。相手は、レアル・マドリーだ。」 ブルノ「……………………………………………」 シカマル「………俺達に、死ねと?」 二人が、ジト目でユギトを見る。 ユギト「(ウケなかったか………)相手は、高校生だ。ま、お前らのほうが強いから、まぁ心配するな。」 ブルノ「虐殺だってばよ!」 ブルノ。幼稚園児にゴールを献上した男。 シカマル「なら、楽出来るな。」 シカマル。大体が裏目に出る男。 ユギト「モブは、エミレーツクラブが45固定。名有りは、お前らだけだからな。 きらめきが、40固定。名有りは、高見、早乙女だ。下手すりゃ負けも有りうるから、気を付けていけ。」 ブルノ「楽勝、楽勝!」 シカマル「楽しみだな!」 ※続きは、また夜に。
[921]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 22:22:09 ID:??? 空港………… 伊集院「さすがに、日本とは違う暑さだな。」 高見「ああ。」 じめっ、とした日本の暑さでなく、カラッと暑い。 早乙女「しかし、伊集院もいい所あんなぁ。」 虹野「UAEのチームのユースと試合なんて。」 ……早乙女と虹野を完全無視し、高見と伊集院は話し込む。 高見「レイ、荷物持ちじゃんけんしようぜ。」 伊集院「馬鹿者。自分の分は自分で持て。僕の荷物を持ちたいなら、持たせてやってもいいが。」 高見「ばーかばーか。」 伊集院「……子どもめ。直人、早くその癖を直せ。」 ………いつしか名前呼びで呼びあう二人………。 虹野「………怪しいよね、高見くんと、伊集院くん………」 美男同士なら、絵になるが………直人は、直人に失礼でない言い方をすると、微妙な容姿だ。どこかあか抜けない。 早乙女「………微妙だよなぁ………伊集院にしろ、直人にしろ、受けを想像したくない。」 如月「……案外、伊集院さんが強気受けで、高見さんがヘタレ攻めとか……いや、寧ろ逆でも萌えるわ………。」 ……眼鏡をくい、と上げながら、如月未緒が呟く。 以下、妄想。
[922]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/01/11(水) 22:43:22 ID:??? 〜伊集院ヘタレ攻め 伊集院「……庶民。僕がここまで君を連れてきた理由は、分かるな?」 ホテル最上階の、スウィートルーム。高見は、窓の景色を見ている。 高見「知りたくもねぇよ。」 伊集院を一瞥もしない高見。伊集院は、高見を後ろから抱きすくめる。 伊集院「……君は、全て知っているのに、全て知らないふりをするのだな。」 高見「…………離せ。」 伊集院「嫌なら、君は最初から来ない。」 アッー 〜伊集院強気受け 伊集院「………いつまで部屋に居座るつもりだ。さっさと帰れ。」 高見「えー?もう少しで、おっくせんまんを聴けるのに……」 伊集院「今時ロックマンというのもなかろう。……さて。」 高見「?」 伊集院「帰らないなら、少し付き合ってもらうか。」 高見「あ、急に用事を」 伊集院「そう言うな。」 アッー 如月「ふ、ふふ、どっちもいいわ………」 インスピレーションが湧く……そう言いながら、如月は二人を見ている。 彼女は文芸部であり、女性向け官能小説家でもある。 同じく高校生官能小説家である、黒田マナカは、自他共に認めるライバルだ。 ※『妹は思春期』全10巻。野球好きならば、思わず笑う名前ばかりです。
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0ch BBS 2007-01-24