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【円環の理に】キャプテン霧雨82【導かれて】
[163]森崎名無しさん:2011/11/13(日) 19:59:40 ID:MCTtczic C
[164]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 20:05:24 ID:??? >>C この前の異変について聞いてみよう 魔理沙「なぁ。結局この前の異変ってどういうことだったんだ?」 布都「む?博麗の巫女から聞いていなかったのか?」 魔理沙「ああ。話す機会がなくてな」 布都「そうか。この前の異変、それは…」 先着1名様で 布都の説明→!card と書き込んでください。カードで分岐します 10〜K→そうじゃな…どこから話したものか 3〜9→端的に言えば、我らが復活した…それだけのことよ A・2→あの尼の軛から我らはようやく解き放たれたのだ!わはははははっ!! JOKER→???
[165]森崎名無しさん:2011/11/13(日) 20:05:48 ID:??? 布都の説明→ ハートJ
[166]森崎名無しさん:2011/11/13(日) 20:10:09 ID:??? 聖人の引きは相変わらず強いな
[167]森崎名無しさん:2011/11/13(日) 21:11:07 ID:??? 地頭は悪くない可能性が微粒子レベルで存在している…?
[168]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 21:41:53 ID:??? >>166 ですねぇ。こいつら一体どんなチートを… >>167 神子「すまない、バカ以外は帰ってくれないか!」 あてんしょんぷりーず 注意! ここで語られる異変の真実は、かなり改変が加えられております。 元の神霊廟の設定を知りたい方は、設定のテキストファイルを読む、 もしくはググるといいかと思います。 信じちゃダメ。霧雨スレの設定だよ。
[169]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 21:42:55 ID:??? 布都の説明→ ハートJ >>そうじゃな…どこから話したものか 色々とぼかし話すことも出来た。 …しかし、博麗の巫女から自由に話を聞ける立場の人間と布都は見ていた。 ならば隠し立てをするだけ印象は悪くなろう。 布都「そうじゃな、どこから話したものか……」 ………… 遥か昔の日本、ある時に仏教という新たな宗教が入ってきた。 しかし、その時には古来からの神道があった。 仏教を受け入れたのが知っての蘇我の一族。 仏教に反対し、滅んだのが物部の一族。 その物部の中にあって、全く別の教えを崇拝していた存在がいた。 物部 布都。今現在、過去を語っている彼女である。 その彼女が道教信じるきっかけが、中国で仙人崩れであった霍 青娥であった。 彼女は道教の魅力、その超人的な力…そして、不老不死を説いた。 かの始皇帝が不老不死を求めていたことからもわかるように、この教えは権力者にとって魅力的な物だった。 布都『…しかし、我の影響力などたかが知れておる』 青娥『ならば、影響力のある人間を我らの同志にすればよいのです』 布都『それだ!……で、見当はついておるのか?』 青娥『ええ。聖徳太子……彼女であれば、我らの教えに賛同してくれるはずです』
[170]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 21:43:55 ID:??? この時、2人は重大なミスを犯した。 豊聡耳 神子。聖徳太子が如何ほどにバカであることを知らぬまま、計画を進めたのである。 神子は道教を信仰こそしたが、民衆には仏教を勧めていた。 この事を主計画者の2人は何と見事な統治法であろうかと驚嘆し、それを推し進めたのだが…。 屠自古『あれ、太子何配ってるんですか?』 神子『私が信仰している宗教のパンフレットだ。屠自古にも5枚やろう』 屠自古『5枚もいらないよ!…ったく、どれどれ……あれ?太子、仏教なんて信じてましたっけ?』 神子『えっ』 屠自古『えっ』 実際のところは、資料の取り違えであった。こんな誤解はよくあった。故に、布都たちは神子のバカさに気付かなかった。 そして…バカ故に、神子は超人的な能力を後先考えずギャグのために行使した。 身を張ったギャグが最初に偶然笑いを取ってしまったのがいけなかったのだ。 そして、神子はあっさりと瀕死になった。道教を信仰したからとて、すぐに不老不死になるわけがないのだ。 慌てた青娥と布都は、神子を尸解仙にすることを決定。 いつか民衆が聖人を求めるその時に復活するようにしたのだが…。 布都『……なぁ。青娥殿。思ったことを喋ってもいいだろうか?』 青娥『なんでしょう?』 布都『太子…いや、道士は……実は、物凄くバカだったのではないだろうか?』 青娥『……………』
[171]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 21:44:56 ID:??? 気付いた時は既に遅かった。 計画の主軸…統治者たる神子は実際はただのバカであり。 布都も丸薬の飲用のしすぎで身体が持たなくなっていた。 布都『…私も尸解仙となろう。万が一、道士がバカでなかった時に仕えるために』 青娥『そうですか。…それじゃあ私と芳香もしばし眠るとしましょう。 屠自古さんはどうなさいますか?』 布都『あ奴も近々死ぬだろう。やはり尸解仙とすべきであるな。 …ただ、復活にちょっとした細工を加えてくれ。 もし復活した時に道士がバカであれば……これぐらいの仕返しは構わんだろう』 青娥『そうですねぇ。そうでしたら私たちの企みは全ておじゃんですし』 布都『うむ………………』 そして、他の聖人たちもまた眠りについた。 いつか、民衆が仏教の限界を感じた時、真実の統治者として再臨するために。 …しかし、その計画も神子によって頓挫することになる。 アホの神子は計画や道教のことを全て一々細かく日記に記しており、それが全員の死後発見されたのだ。 それを見た関係者一同は、計画云々よりもこんなバカを復活させてはマズいと霊廟を封印したのであった。 その事実を知った他の聖人たちは、とうとう神子のバカさに気付いた。しかし、もうどうしようもない。 どうにでもなれと、そのまま眠り続けた。 屠自古『……まさか、復活できなくしてあるとは思いませんでしたよ』 布都『いや、我と青娥の承認を受ければ復活は出来るようにしてある。 道士がバカであると伝えなかった腹いせじゃ』 屠自古『いいですけどね。壊れやすい身体よりこっちの方が便利そうだし』
[172]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/13(日) 21:46:16 ID:??? 布都『こ、堪えておらんだと!?』 そして、長年の果て。 聖徳太子の行った業績は、信じられなくなっていった。 神秘の失われた外界では、伝説にあるような超人的な力などあり得ないと思われたのだ。 幻想となった聖徳太子、その霊廟は幻想郷へと移ることとなった。 青娥『とにかく外へ出たいですね』 屠自古『かれこれ1000年超えてますからね』 布都『なぁに、この世界では寺などあるわけがない。封印はいつでも解けるであろう。 焦らずともよい。それより、外に出たら何をするか、その計画を詰めようではないか』 青娥『私、喫茶店をやってみたいです』 神子『もちろん私がオーナーだな。うむ、店名も決まったぞ!』 一同『(不安しかない……)』 甘かった。聖人の復活を危惧する者は、幻想郷にもいたのである。 それが命蓮寺のメンバーたち、そして白蓮。彼女らは霊廟の上に命蓮寺を建て、もう一度封印を行った。 これに腹を立てたのが、屠自古と布都であった。 布都は言うまでもなく、屠自古の母も物部であり、元々あまりいい印象は持っていない。 そこに来てのこの封印延長である。もう少しで外に出ようという時であっただけに、2人は命蓮寺を敵視した。 布都『む?押さえつけている力が弱まってきたぞ!これは我らに恐れをなしたに違いあるまい!』 屠自古『絶好のチャンスを逃すか!やってやんよ!!』 白蓮がいない間、必死に封印を解こうと奮戦した屠自古と布都。 その結果が、神霊が湧きだすと言う異変であったのだった――
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0ch BBS 2007-01-24