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【円環の理に】キャプテン霧雨82【導かれて】
[573]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:46:51 ID:??? ―聖人チーム控え室 アル「………」 一人、聖人たちの助っ人の少年は何も考えていない様子でフィールドへ視線を向けていた。 その意識は、昨夜の会話に引きずられていた。 ……… ???『今度試合をするというのは本当なのか?』 アル『………はい』 ???『仕方のない奴だ。それで、相手は?』 アル『こちらに』 言うほどには仕方ないという様子を見せず、微笑を浮かべる初老の男。 静かに、アルの手渡したメモを見……。そこにある2つの名に目を止めた。 初老の男『ほほう……フランスを優勝に導いた立役者…。 そしてあのドリブルを見せたFWか。なかなか興味深い相手だな。 仕上がりはどうだ?』 アル『………良好と言ったところですね。 いずれも目的には足りえませんが、身体能力には光るものがあります。 あとは実戦でどこまで実力を発揮できるか』 初老の男『この郷の住人としての特質を持っているということか…。 それと、今の報告には蛇足があったな。 お前は連中に関しては事情は抜きで手を貸しているだろう』
[574]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:47:52 ID:??? アル『…すみません』 初老の男『フ…まぁよい。お前にもそろそろ表舞台に出てもらう。 これはそのウォーミングアップとしよう。試合の結果には拘るな』 アル『わかりました』 初老の男『(さて、あの2人はこの芸術品をどこまで高めてくれるか……)』 ……… ……にゃん…? 青娥「アルにゃん?」 アル「……ああ。すみません、少し意識が飛んでいたようです。 …もうすぐですか?」 青娥「にゃ」 アル「そうですか」 頷き、立ち上がる。 勝たなければならない理由は、もはやない。 だが…それでも、アルは協力を取り下げなかった。
[575]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:49:16 ID:??? 布都「アル殿がわざわざ練習を見てくれたのだ。しっかりと活躍せねばな」 屠自古「道士、チョンボしたらとりあえず殴りますんで」 神子「ひょえー」 芳香「アイスキャンデーうまうま」 青娥「芳香、食べ終わったら柔軟するにゃん!」 アル「………」 この、妙に和気藹々とした空間。 それはまるで喫茶店の空気をこの場に持ってきたようで。 本来の彼がいるべき場所にはそぐわないものだった。 だが、だからこそ。この空気の中でサッカーをしてみたかった。 アル「(それに、私服姿が近くで拝めるからな)」 そういう目的もないわけではなかったが。 ……………
[576]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:50:27 ID:??? 実況「さぁ、いよいよ始まります妖怪と聖人の親善試合! 観客の入りはよくないですが、元気に実況していくぞー! まずは妖怪チーム!とうとう魔理沙が妖怪認定だ!! 謎の切り札という妖怪もおり、実に楽しみなチームになっています!」 ○−○−○ 魔理沙 響子 ぬえ −−−−− −−−−− ○−○−○ 毛玉MF アリス 小傘 −−−−− −−−−− ○−○−○ マミゾウ チルノ 毛玉DF −−○−− 一輪 −−○−− 雲山 実況「対するは聖人チーム!こちらは新人選手が多く、実力は未知数です! この幻想郷の洗礼を受けて、大丈夫なのか。これも楽しみだ!!」 −−−−− −−○−− 芳香 −−−−− ○−○−○ 青娥 アル 黒毛玉MFT −○−○− 黒毛玉MFU 布都 −−○−− 屠自古 ○−○−○ 黒毛玉DFT 黒毛玉DFU 黒毛玉DFV −−−−− −−○−− 神子
[577]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:51:27 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 魔理沙「おおう…暇人が多いな」 青娥「マリにゃん。お久しぶりにゃん。今日はいい試合にしようにゃん」 屠自古「あっちの味方したって聞いた時は腹が立ったけど…。 店を潰す条件の撤回のために動いてくれたみたいだし、ありがとう」 布都「そうじゃな…。お主には礼を言っておこう。 ……それと、例の件は墓の下まで持って行かれい」 神子「ヤッホー猪塚くん。これが一張羅だ。すごいだろう」 魔理沙「怒涛のように話しかけられてちょっと困惑してるが…。 うん、まぁ……上手くまとまってよかったぜ。 それと神子、お前はその服装だとバカっぽくないからやっぱジャージ着とけ」 マミゾウ「ほほう、ぬえ。お主の師匠は聖人たちと仲睦まじそうじゃぞ?」 ぬえ「………別に」 マミゾウ「そういえば、ほとんど会話もせず過ごしておったな!すまぬすまぬ! しかし、夜の方はこれで本当に大丈夫なのか、淫獣」 ぬえ「死ねっ!」 審判「……あの、コイントスしていいですか?」
[578]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:52:32 ID:??? 遠慮がちに声を割りいれてきた審判に、両チームの選手たちが整列する。 聖人チームのその中に……見知った顔があった。 喫茶店に最初に来たその時に、魔理沙に警告した金髪の少年。 魔理沙「…あ……」 アル「店を潰さずに済むようにしたことだけは評価する。 ………こっちは表だ」 魔理沙「(こいつもサッカーするのか……?)じゃ、じゃあ裏で」 その姿に、何か妙な気配を感じながらも。 魔理沙はそれを上手く言葉に出来なかった。 思考に沈むうちに、コインは天高く舞い………。 先着1名様で とうとうここまで来ました!→!card と書き込んでください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→妖怪チームの先攻 スペード・クラブ→聖人チームの先攻 JOKER→それぞれの毛玉に異変が!
[579]森崎名無しさん:2011/11/20(日) 23:53:10 ID:??? とうとうここまで来ました!→ ハートA
[580]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:58:55 ID:??? とうとうここまで来ました!→ ハートA >>妖怪チームの先攻 コインの結果は裏。 妖怪チームの先攻となった。 両チームの選手とも、それぞれのポジションに散らばっていく。 実況「さぁ、先攻は妖怪チーム! この親善試合、果たして勝利するのはどちらのチームなのでしょうか! 新顔たちの実力も気になるところです!」 観客「魔理沙ーっ!いけーっ!!」「アリスまでいるぞ!」「チルノーっ!!」 「今回イッチリーンが超ヘマったってマジ?」「さぁ?」 「あの神子って子、上品っぽくて可愛い!」「とじにゃん!とじにゃん!!」 「セイガニャンニャーン!!」「どっちもがんばれーっ!!」 実況「数は少なくとも熱烈な声援の中! 今、キックオフだーーーーーーーっ!!!」 ピッ……ピィィィィィィッ!!! 魔理沙「…よし、響子!」 バシッ 響子「わ、わわっ、どうすれば…?」
[581]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/20(日) 23:59:58 ID:??? 実況「まずボールを受け取ったのは、響子くん! 完全に未知なこのチームにどう挑むのか!?」 魔理沙「(指示を出すか)」 A 私だ、私に! B お前が上がっちゃえ! C ぬえにパスだ! D 一旦アリスに! E 小傘を使え! F その他 現魔理沙ガッツ 1020/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[582]森崎名無しさん:2011/11/21(月) 00:00:54 ID:1cBZrDto D
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0ch BBS 2007-01-24