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森崎ミニ劇場!
[133]モギリの人:2011/11/26(土) 16:33:09 ID:UHxlPuns B.ガルトーニ「ヌガガガガーーーーー!」倒れこんだ体勢から無理やりジャンプし、再びボールは零れる! ガルトーニ「ヌガガガガーーー!!!」 クリスマンの放ったショートドライブは監督であるファン・ディアスの得意とするシュートでもあった。 ガルトーニ「このシュートだけは入れさせるかーーーー!!!」 彼の叫びはは嗚咽となり、既に死に体であったその体を無理やり引き起こす! キュルン!!! それはショートドライブ特有の鋭い曲線によって倒れていた彼では絶対に取るのは不可能な軌跡であったが それでも、監督の得意とするシュートで失点するという事だけはさせたい彼は最後の力を振り絞り 片手をそれの軌道上に伸ばす事に成功する! ズキン!!! しかしシュートの威力と回転力、それに重力による加速がボールに与えた荷重は片手で押さえられるもの ではない。その無茶の代償として右腕の筋を伸ばしてしまった彼はそのままうずくまるように倒れこんで しまう! ディアス「ルジェリ、サムエル!フォローだ!!」 ルジェリ「りょ、了解!」 サムエル「任せて!」
[134]モギリの人:2011/11/26(土) 16:34:53 ID:UHxlPuns ピッチの外からそう命令するディアスに反応した2人はフォローに走るが、トータルフットボールの 脅威はここからが本領発揮であった。 バステン(敵FW)「二流DFしか用意できなかった自分たちを恨むんだな!」 フリット(敵MF)「イスラスが駄目でもクリスマンが駄目でも俺達がいる!!」 空っぽになったゴールに向け、幾重もの予防線を張っていたオランダは絶妙としか いえないタイミングで波状攻撃を仕掛けてくる! 雑魚DF対オランダ名無しの結果!? A.雑魚にも五分の魂!何とかピンチ脱出! B.空っぽのゴールを守れるほどアルゼンチンDFは優秀ではなかった。無常にもボールはネットに突き刺さる C.その他 先に1票入ったものを選択します。
[135]森崎名無しさん:2011/11/26(土) 16:40:01 ID:dY9/l2Zw B
[136]モギリの人:2011/11/26(土) 17:28:18 ID:UHxlPuns B.空っぽのゴールを守れるほどアルゼンチンDFは優秀ではなかった。無常にもボールはネットに突き刺さる バステン(敵FW)「我らオランダの底力を嘗めるなーーー!!」 ギュワワワーーーーン!!!! 組織戦において無類の力を発揮するオランダのフォロー率を甘く見ていたつもりはないのだが、 それでもまだ、目算が甘かったといわざるを得なかった! ルジェリ「う、うわぁーーーー!」 サムエル「ひゃああーーー!」 渾身の力を込めて放たれたバステンのグラウンダーシュートはルジェリとサムエルをやすやすと 吹き飛ばすとそのまま誰もいないゴールマウスのなかに吸い込まれていき… ザパーーーーン!!! 実況「き、きまったーーーー!!!アルゼンチンが超絶技巧で先取点を取れば、次にオランダ ディアス「ちぃ!流石にやすやすとは勝たせてくれないか……それより心配なのは……」 ちらりとこの大会無失点だったGK、ガルトーニの方を見る。
[137]モギリの人:2011/11/26(土) 17:29:20 ID:UHxlPuns 失点によってプライドがへし折れたとか、緊張の糸が切れてしまったとか、メンタル方面の心配は ないだろう。元々そんな慢心に繋がるプライドはディアスの徹底的なしごきによってとっくの昔に 消え去っており、相手を侮るという事はなくなっていたのだから。 だが、フィジカルの方面は…… オランダの連続攻撃による後遺症? A.身体的にも鍛えられているガルトーニが負傷するわけが無かった。 B.無茶なセービングがたたり右肩を負傷していた! C.なんと深刻な負傷をしていた!GK交代のピンチ! D.その他 先に1票入ったものを選択します。
[138]森崎名無しさん:2011/11/26(土) 17:33:09 ID:5zFIKWDI A
[139]モギリの人:2011/11/26(土) 17:49:43 ID:UHxlPuns A.身体的にも鍛えられているガルトーニが負傷するわけが無かった。 ルジェリ「守りきれなくてすまない、ガルトーニ。腕は大丈夫か?」 先のショートドライブを右手一本で防いだ代償が安いものとは思えない。だが…… ガルトーニ「ヌガガガーー!!!守りきれなかったぁ!!」 ドンドン!!とこの『クロガネ』の異名をもつキャプテンは芝生に拳を叩きつける。 どうやら彼はその名のとおり体が黒金で出来ているのか、アレだけの猛攻を耐え忍んで尚 体には変調が無かったようである。 ディアス(考えてみれば予選では肖のカウンターシュートすら止めて見せていたのだから これくらいでは怪我はしないか) ふう、と胸をなでおろすディアスであった。 〜〜〜
[140]モギリの人:2011/11/26(土) 17:50:49 ID:UHxlPuns 〜〜〜 実況「さあ、時間も残り10分!恐らく次に得点を入れたチームがこの戦いを制すると思われます! ボールは……」 ボールの位置は!? A.アルゼンチンの再逆襲開始! B.勢いに乗ったオランダが攻めあがる! C.その他 先に1票入ったものを選択します。
[141]森崎名無しさん:2011/11/26(土) 17:56:20 ID:??? C カージャレ、超高速ドリブルでオランダゴールを突き破る。アルゼンチン、待望の追加点!
[142]モギリの人:2011/11/26(土) 18:42:21 ID:UHxlPuns C.カージャレ、超高速ドリブルでオランダゴールを突き破る。アルゼンチン、大望の追加点! タタタタタ!!! ドールマン「は、はやい!!!」 カージャレ「へへへ。燃えたろ?」 ジュシャーーーーン!!! それはごく一瞬の間隙に起きた奇跡のようなものだった。 残り時間が無くなり、ロスタイムに突入した瞬間。今までツインシュート以外では それほど目立った動きをしなかったカージャレが突然動き出すとそれを待ち構えていたかのように バビントンがスルーパス。そして、そのままオランダのイスラスにも匹敵する超高速ドリブルで オランダDF陣を縦横無尽に駆け巡ると、そのまま体ごとといっても良い勢いでドールマンが 守るゴールを突き破る事に成功する! ぴっぴっぴーーーーーー!!!! 実況「そこでタイムアップ!!!最後はアルゼンチン個人技が枠にはめようとするトータルフットボールを 粉砕!カージャレ君の凄まじいスピードとボディバランスによって統制された軍団の中を単騎掛けだ!!」
[143]モギリの人:2011/11/26(土) 18:43:34 ID:UHxlPuns カージャレ「よっしゃ!」 バティン「さすがはカージャレ君!」 バビントン「すごい!やったねカージャレ!」 勝ち鬨をあげるカージャレはアルゼンチンジュニアユースの全員にもみくちゃにされるのだった。 〜〜〜 クライフォート「負けたよ、ディアス」 試合前は一言も言葉をかわさなかった大人たちが、試合が終わってようやく話だす。 ディアス「うんにゃ。正直勝ったのは子供達の努力の差さ。こういっちゃ悪いが、個人個人の 技能ではこちらが文句なしに上だった。だが初失点を喫し、2得点しか取れなかったのは お前さんとこのトータルフットボールという一つの完成されたシステムゆえだ。 監督としては、どちらが上だったというつもりは無い」 クライフォート「そうか。そういってもらえるとありがたい。だがな、その技術に俺達オランダと 同じように完成されたシステムを持つチームがあったとしたらどうする?」
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0ch BBS 2007-01-24