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森崎ミニ劇場!
[325]モギリの人:2011/12/02(金) 21:38:05 ID:HP4G9dX+ この場合、自分が育てた育てないのはこの場合二の次である。ただ、彼の能力を今まで戦術に 組み込めていなかったという事実に対して、個人的には愉快だとしても、もっと単純に監督として 面白いはずは無くどうしても表情は仏頂面になる。 ディアス(まったく…大人になると純粋にサッカーを楽しむ事すら出来なくなるっていうのは 皮肉なもんだ。というよりもルジェリの奴、それだけの能力をもってるならもっと初めから 使ってろよな。そんなに俺が信用できないのか?) と、個人としての表情と、監督としての感情の使い分けに苦労しているファン・ディアスの心境とは別に 試合は次の展開を迎える。 ルジェリ(あとは、アシストをあげるためにセンタリングだ!) バシュッ!!! 実況「そしてここに来てアルゼンチン大チャンスだ!ボールは当然カージャレ君とバティン君の 中間に!」 バティン「決めれば優勝だーーー!!」 カージャレ「バティン君!このシュートにすべての力を!」
[326]モギリの人:2011/12/02(金) 21:39:13 ID:HP4G9dX+ ヘルナンデス「一度守ることの出来たシュートなどで!」 ロッシ「うおおおお!」 ツインショット対黄金の右腕&ロッシ! A.ついに真正面から突破!大逆転劇を見せる! B.またもやボールは零れてしまう! C.負けたくないのは敵も同じ。なんと黄金の右で完全に封じる! D.その他 先に1票入ったものを選択します。
[327]森崎名無しさん:2011/12/02(金) 21:39:29 ID:??? A
[328]モギリの人:2011/12/02(金) 22:17:38 ID:HP4G9dX+ A.ついに真正面から突破!大逆転劇を見せる! バティン「ここだ!ここで決めてみせる!!!」 カージャレ「シューーーーー!!!!!」 これ以上ないタイミングで飛び出した二人のあわせ技はこの大会で最高の輝きを放っていた。 ロッシ「チィーーーーー!!」 ヘルナンデス「届けーーーーーー!!!」 バシュン!!!! 守護神たるヘルナンデスとDFのロッシはこのアルゼンチンコンビの最強のシュートに 触る事無く、ボールはネットに突き刺さる!!! ピーーーーーーー! ピッピッピーーーーーー!!!!! 実況「………」 イタリアジュニアユース「………」 アルゼンチンジュニアユース「……………や、やったーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
[329]モギリの人:2011/12/02(金) 22:19:22 ID:HP4G9dX+ わーーーわーーーわーーーーー わーーーーわーーーわーーー わーーーわーーーわーーーー わーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 実況「この大歓声が皆さんにも伝わっていますでしょうか!!!一瞬の出来事に一様に沈黙した このスタジアムにサポーターによる轟音が鳴り響き、ストンピングが打ち鳴らされます!!! 一度目の笛の音は得点の入った瞬間。そしてすぐさま鳴り響いた三度の笛の音は試合終了を 告げる福音!!!ついに、ついに!!!!第18回フランス国際Jr大会の優勝チームが決まる!! その名はアルゼンチンジュニアユース!海を越えた南半球に住む勇士達が、このフランスで 世界一の称号を手に入れたのです!スタンドに詰め寄る全ての観客が祝福の拍手で迎え、 準優勝となったイタリアチームに対しても惜しみない称賛と歓声が飛び交います!」 パスカル「やったな、ディアス」 ディアス「ああ。試合開始前まではここまで心臓に悪い試合になるとは思っていなかったぜ。」 ぽんと彼の肩を叩くパスカルに、彼らしくなく声を滲ませ答える天才ファン・ディアス。
[330]モギリの人:2011/12/02(金) 22:20:29 ID:HP4G9dX+ 彼にとってこのジュニアユース大会は始めての屈辱を覚えた地であり、しかも、決勝の相手は ワールドユースにおいて因縁を持ったイタリアである。そういう意味では冷静ではいられない特別な大会であった パスカル「さて、感激は後回しだ。とりあえず坊主達を祝福に行こうか。お前に涙は似合わないよ」 そういい残すとグラウンドに走る友人のパスカルを追いかけるように走り出す。 〜〜〜 実況「さあ、祝福への返礼となるウイニングランとインタビューも終え、つづいて表彰式へと移ります! カップを受け取るのはキャプテンでありMVPを受賞したガルトーニ君。全6試合全てに出場し、 僅か2失点という快挙、さらにはカウンターサイクロンによる1得点も鑑みるに当然の結果でしょう!」 ガルトーニ「ディアス監督!!この優勝は監督のお陰です!」 トロフィーを握り締め、感激に咽ぶガルトーニはいの一番にディアスの前に立ち、 他の選手たちもそれに連なるように目の前に並ぶ。 ディアス「そんなことは無い、お前達の強さ故だ。まあこの場でこう言ってはなんだがな…俺は俺の借りを 返すために監督になったんだ。だが、お前達はそんなことを忘れさせてしまうくらい立派に戦った。 それは俺にとっての誇りだ。」
[331]モギリの人:2011/12/02(金) 22:21:30 ID:HP4G9dX+ ガルトーニ「いいえ!監督は世界一の監督です!たとえそこに私事が混ざっていたとしても俺は 監督との特訓のお陰でMVPを取れるたんです!だから、だから…これからもご指導をお願いします!!」 ディアス「………」 どうしますか? A.ああ、任せておけ。次のワールドユースにはもっと強敵が出てくるぞ。 B.いや、お前達はもう俺の指導からは卒業だ。これからは自分で自分を育てろ。 C.その他 先に1票入ったものを選択します。 ※Aを選んでもワールドユース編になるわけではありません。
[332]森崎名無しさん:2011/12/02(金) 22:22:29 ID:??? B
[333]モギリの人:2011/12/02(金) 23:27:17 ID:HP4G9dX+ B.いや、お前達はもう俺の指導からは卒業だ。これからは自分で自分を育てろ。 ディアス「いや。お前達はもう俺の指導からは卒業だ。俺がお前達を指導したとしても それは俺の縮小再生産にしかならない。そして俺はお前達がその程度で収まる器ではないことを しっている。だから、これからは自分で自分を鍛え上げるんだ。俺の劣化コピーであるものには なるな。本当の意味において自分の力は自分自身でしか鍛え上げることは出来ない」 それは天才であり、元々誰からの指導も不要であった彼ならではの言葉であった。 ガルトーニ「……はい!!!!」 大会の全ての試合が終了したということはこのジュニアユースも解散ということだ。 ガルトーニをはじめバティンやカージャレなどは、ディアスの言葉が実質的な別れの言葉であることに 大会優勝の感激を別れの寂しさに変化させ涙を流す。 そしてディアスもまた、この少年達を率いることの出来た決して長いとはいえない期間に 感謝をするのだった。 〜〜〜
[334]モギリの人:2011/12/02(金) 23:28:31 ID:HP4G9dX+ 〜〜〜 数年後……… ガルトーニ…ジュニアユースから数年後のユース大会でもその鉄壁ぶりは健在。これから始まる 大アルゼンチン時代の支柱となる。 バビントン…アルゼンチンのゲームメイカーとして中盤を仕切るようになる。並外れたテクニックは 年を追うごとに強化されていき、いつの間にかついたあだ名は『天才の再来』であったという。 因みに、彼の母親が絶対にマスコミの前に現れないというのは、マスコミ陣の中のほんの少しの 謎である。 バティン…ガルトーニと共に大アルゼンチン時代の一角を担うことになる。時折プレイスタイル に関してカージャレと喧嘩をするようになるが、チームメイトからは『女房相手の喧嘩は犬も食わない』と 真面目に相手にされない凸凹コンビに。 カージャレ…バティンとの喧嘩別れをしたりいつの間にか仲直りをしていたり。それでも アルゼンチンの切り込み隊長として他のチームから恐れられる存在に。 ルジェリ…DFとして頑張っていた彼だが、守備力の低さが徐々に致命的となり、ユース大会時には MFにコンバート。それからは見違えるように成長し、アルゼンチンの乱暴者として 名を馳せることになる。
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0ch BBS 2007-01-24