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【天才と】キャプテン霧雨83【紙一重】
[435]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:33:16 ID:??? 初老の男「………なるほどな。お前の言うことも間違ってはない。 3トップと1トップ、この差がまずあり…FWとしての能力でもあちらが勝っていただろうな」 アル「でしょう」 我が意を得たり、と満足げな表情を見せるアル。 しかし、初老の男の気持ちとしては満足から程遠かった。 彼はアルと違って知っている。勝負に実力が関与することは大きい。しかし、それだけで測れぬものが存在していると。 初老の男「(…今のこやつに言っても、恐らく理解できないだろうが)」 アル「……それと、すみません。アクセルスピンを…」 初老の男「ああ…。別に構わんさ。あの程度の威力ならば、特に警戒もされないだろう。 あの曲りも受けたGKぐらいにしかわからんだろう。 ………それより、何故あの場面で使ったのだ?」 アル「……自分でも、上手く説明できません」 男の疑問は尤もなことであったが、アルにそれを答えることは出来なかった。 …今にして思えば、過去の自分が思っていたことがバカバカしく感じるのだ。 まさか、神子にディアスの影を見るなどと。 アル「(訳が分からん。奇特なドリブルすぎて俺の頭がどうかしたのか)」 初老の男「なるほど…ということは、理屈ではないのだな」 アル「……そうなります」
[436]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:34:29 ID:??? 初老の男「言ったと思うが、感情でプレイを左右することは許されん。 個人的な感傷や思い込み、勝手な行動はチームのプレイを乱す。 お前はゲームメイカーなのだ。そのお前が感情で試合をかき乱してはならない」 アル「………(くっ…)」 そんなことは、改めて言われずともわかっていた。 この試合も、ほとんどチームの方針のために滅私してプレイしていた。 …ただ、あのドリブル、そしてシュートは何と繕っても彼個人の暴走と言えた。 だからこそ、何も言わずただその静かな言葉に頭を下げるしかないのだ。 アル「………」 初老の男「それほどまでに戦いたいのか?プレイの影を重ねるまでに」 アル「!?い、いえ……そんなことは…」 男の言葉に、冷静な表情を崩し慌てるアル。 ……これは重傷だな、と思いつつも初老の男は視線を上げ天井を見つめる。 初老の男「(……正直、今のあやつと戦わせる理由はないが…。 偶然にも話が入った以上、機会は与えてみるか。 …無論、そのためには奮戦してもらわなければならないがな。…あの烏合の衆に)」 あくまで戦えるかも、というレベルの話ではあるが…。 それで、この話にアルがやる気を出すならばそう悪い話でもない。 初老の男「(……と、なると。まずはあの男…いや。 その保護者から先に話を付けるとしよう。そして、今すべきことは……)」
[437]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:35:32 ID:??? アル「………ジョアンさん?」 急に無口になった男に、アルが訝しげな目を向ける。 名を呼ばれた初老の男は、口元の笑みを深くし、まだも言い訳を続けそうな。 彼の本当の名を、呼んだ。 ジョアン「――朗報だ、アルシオン」
[438]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:36:39 ID:??? ――キャプテン霧雨 神霊殿編 FIN
[439]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:37:43 ID:??? 神奈子「やった!久しぶりの出番だよ!」 早苗「神奈子様…はしゃぎすぎです。正直恥ずかしいですよ」 神奈子「恥ず…!?」 早苗「さて、ここいらで本編のこれまでの流れをおさらいしておこうということで出てきたわけです。 早速始めていきましょうか。 日付では、幻想郷に帰ってきて23日目です。では、魔理沙の現状から」 神奈子「今魔理沙、結構大きい怪我してるんだっけ?」 早苗「ええ。…その通りです。治るのに時間がかかるでしょう。 しかもそれを私たちに対して上手く隠そうとしているわけです。腹が立ちますね」 神奈子「ま、まぁまぁ。それで、他にもいろいろ問題があるんだよね?」 早苗「差し迫っては2つですね。 まず、地底杯に参加するのかどうか。 もう一つは、チームが消滅しマモノが引かれたせいで夢幻姉妹が守矢に加入しようとしていること」 神奈子「な、なんだってぇ!!?私のスタメンがーーー!!?」 早苗「落ち着いてください神奈子様。まだ加入してませんから」 神奈子「まだ!?まだって何!?これからするのーーー!!?」 早苗「とりあえず魔理沙としてはNOという方向でいくらしいですが…。 まぁ、NOと言われてはいそうですか、と引き下がるような性格ではないですよね」
[440]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:38:48 ID:??? 神奈子「……なんというか、騒乱の種を撒き散らしてばっかりだねぇ。 そういえば、カペロマンくんに関してはどうなの?」 早苗「彼はしばらくチームに顔を出しません。 守矢神社に行っても会えませんよ」 神奈子「そっか……。でも、今は魔理沙の家にいるんだよね?」 早苗「ええ。朝一番で出ていく予定ですけれどね。 彼に対してどういうリアクションをするかという意味では、次の行動は重要かもですね」 神奈子「……あのさあ。とうとう名前が出てきたアルシオンくんなんだけど…本編にもう出てくるの?」 早苗「その辺りは内緒で。 ただ、本編でもあの超ニッチな喫茶店は出現していますのでそこで顔を合わせることはあるかもですね。 ……まぁ、店内で彼に話しかけると高確率で無視されると思いますが」 神奈子「……残りの確率は?」 早苗「悪態をつかれますね。 まぁ、彼が喫茶店にいるのは魔理沙と会話するためじゃ断じてないので仕方ないかと。 そういうわけで、以上忘れちゃったので本編を思い出そうコーナーでした。続きまして、本編の続きをどうぞ」
[441]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:39:55 ID:??? ――幻想郷 23日目 霧雨魔法店 幻月から衝撃的な告白を聞かされ、魔理沙は寝た気が全くしなかった。 それでも朝はやって来る。なんだか久しぶりのような、自室の光景。 魔理沙「………はぁー…。 なんだか色々と頭が痛いことになったな。…体も痛いし」 怪我をした部位は未だ痛みを発しており、寝て治る類のものではない。 …むしろ、そうなったら人間ではない。 誰かに人外にされたことを疑ってかかるべきだろう。 魔理沙「でも、疲労が随分とマシになったけど…どうしよう?」 A 朝ごはんを作ろう B 二度寝するか… ※【はっきんぐとぅざどりーむ】を使う場合はその旨を書き込んでください C 下着を別のにしよう ※現在:ドロワーズ D その他 E 特に何もせず過ごす F …そうだ、カペロマンはどんな感じだろう? 現魔理沙ガッツ 250/1020 ※B・F以外でぬえにやってもらう場合は選択肢に【ぬえ】と付記してください *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[442]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 17:42:03 ID:w6B52EEg F ディアス×アルシオンとは………そういうのもあるのか!
[443]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 17:56:37 ID:UvZ8jSs6 F
[444]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 18:44:30 ID:??? >>442 俺のスターバーストをお前にサイクロンしたい…とかそんな感じでしょうか私わかんない >>F …そうだ、カペロマンはどんな感じだろう? 魔理沙「そうだ。…今日はあいつ泊まったんだっけ」 そのことを思い出し、朝食より先に彼の様子を見ることにする。 昨日より疲労はマシにはなったが、歩くたびに痛みが走る。 魔理沙「あててて…おーい、カペロマンさんや……」 先着1名様で カペにゃん?→!card と書き込んでください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→起きてる スペード→まだ寝てる クラブ→あれ?もう出ていく準備してるぞ! クラブA→置手紙が… JOKER→置手紙が…
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0ch BBS 2007-01-24