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【天才と】キャプテン霧雨83【紙一重】
[517]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 17:15:32 ID:??? 西間「……け、慧音先生…気付いていないのか!?」 人里FWT「慧音先生のチャージを受け流しながら、ゴールに近づいてるぞあいつ!? なんなんだよ!?アレは本当に人間なのか!?」 パスカル「ディアス…!!」 ディアス「へへっ、当たりが弱いじゃないか。そんなんじゃいくら小柄だからってボールは奪えないぞ?」 慧音「(どうしてだ!もうちょっと、もうちょっと取れるのに……!) ちぃっ……ならば、思いっきりいってやるさ!」 ディアス「(…ちょろいちょろい。んで、こっちの力加減は…)」 焦る慧音。彼女には周囲の声も景色も目に入っていなかった。 ただディアスの足元にあるボールを奪うべく、チャージングを続けていた。 そしてとうとう……ディアスの体勢が崩れた。 慧音「よしっ!!これでっ!!」 バチィッ!! 慧音「(奪えはしなかったが、弾いた!)どうだ、ディアス!………え?」 ディアス「アシストご苦労さん!そりゃあ!」 ギュゥン!バゴオオオオオッ!! 体勢を崩していたと思っていたディアスは、ぐるりと低空で身体を丸め。 足先を伸ばし、こぼれたボールを最初からそうするものであったかのようにゴールへと蹴り抜いた。
[518]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 17:16:33 ID:??? バサァッ…… ディアス「一丁上がり、っと」 慧音「……な、な…な…」 ディアスのオーバーヘッドが彼の予定通りにゴールネットに収まったその瞬間。 …否。慧音がまるで子供のように遊ばれている光景を見せつけられた瞬間。 人里の選手たちは、とんでもない思い違いをしていたことを思い知らされた。 ディアス「やっぱりアレだな。ある程度実力ある相手じゃないと面白くないぜ」 慧音「そんな……バカなッ…!」 崩れ落ちる慧音と対照的に、久しぶりに楽しそうな笑みを浮かべる。 彼、ファン・ディアスはパスカルの添え物などでは決してなく。 外来人の中でも怪物的な実力を持つ選手であると。 理性より先に、感情が納得をしていた。…させられた、と言う方が近いだろうか。 人里GK「……な、なんだよこれ………なんだよこれーーーーーーーっ!!!?」 人里DFT「や、やべえ……とんでもねぇ…」 人里MFU「(…やっぱり…いや。そうやって賢しがる意味はないな。 俺の予想を遥かに超えたバケモンだぜ、こいつは…!)」 西間「な、何を引いても止められる気がしない…!」 パスカル「ディアス…。練習をサボってたかと思っていたが、もうあの技術をモノにしていたのか」 ディアス「まあな。他の連中も実力を上げてるだろうし、俺だけ成長しないってのはないさ」
[519]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 17:17:37 ID:??? ディアスへの視線が180度転換されるが…ディアスにそれを気にした様子はない。 彼にとって、自分に対する非好意的な視線を実力で捻じ伏せる行為は日常的なものだった。 加えて、ディアスの中では人里への興味が薄れていたことも一因だっただろう。 ディアス「(この弱いチームをこの世界の頂点に持って行ったら、それはそれで爽快なんだろうが…。 別にそれほどの愛着あるわけでもないしな。 移るとすれば…できれば守備がしっかりしてるチームがいいが…面白そうなところがあるかね)」 慧音「(……そうだ!自信喪失している場合じゃないぞ、慧音! これだけの選手を他のチームに持って行かれるわけにはいかない! ……だが…、どうやって引き止めたらいいんだ…?)」 ようやくにして、この2人がチームの力を容易に変えうる選手であると気付いた慧音。 彼女は何とかアルゼンチンコンビをを引き止めることが出来るのであろうか。 それはまだ、誰も知らない。
[520]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 17:18:38 ID:??? 魔理沙「どこかでまた誰かがディアスにトラウマを植え付けられた気がする。 ……10日間通院かぁ…。気が重いなぁ」 入院するカペロマンとは診療所で別れ。 彼の日用雑貨を買い込みに出た高荷とつい先ほど別れた魔理沙。 一人になり、何をするでもなく溜息が先に出る。 魔理沙「(……でも、私もここまで重傷はいなかったと思うけど怪我人を出してたからな。 自分の行動を見つめるいいきっかけにはなったかもしれない…) さて、病院はとりあえず今日の分は終わったからいいとして、昼から何しよう…? あ、そうだ。ちなみに人妻ネコミミカフェに行きたい場合は外をうろつくからの選択で選べるぞ」 A このまま人里をぶらつこう B 家に帰ろう C ちょっと外をうろつくか… D 悪化?知らんな!練習だ! ※要3票 E その他 現魔理沙ガッツ 350/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[521]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 17:24:40 ID:BLgCY2KA B 出歩いて誰かにぱったりは怖い
[522]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 17:24:41 ID:JtyDegpo B
[523]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 17:27:19 ID:??? >>B 家に帰ろう 魔理沙「怪我人だし、家で大人しくしておくか。 ……さて、飛んで帰るとダメージを受けるわけだが、どうしようか」 A 飛ばねば始まらんのだ! ※消費ガッツ50 B 歩いて帰る ※屋内での行動回数が1回減ります 現魔理沙ガッツ 350/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[524]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 17:37:17 ID:JtyDegpo B
[525]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 18:12:42 ID:yx1ib7OM B
[526]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/12/01(木) 20:12:35 ID:??? >>B 歩いて帰る 魔理沙「そうだな…歩いてこっそり帰るか」 練習ができない今、焦ってやることもない。 しかも高荷に言われたことには、身体の酷使が負傷を悪化させたということであった。 身体を慮り、歩いて家に帰ることにするのだった。 ……… 魔理沙「ただいまー」 ぬえ「お帰り、師匠。遅かったけど、どうしたの?」 魔理沙「いや、行き帰りと歩きで行ったからさ。 結構怪我悪いみたいで、10日通えってさ」 ぬえ「だ、大丈夫?歩いて悪化とか……」 思ったより悪い怪我の様子に、ぬえはおろおろと慌てた様子を見せる。 正直、練習はおろか運動もできないということで魔理沙もそう楽観はしていないが。 殊更にぬえを不安がらせたくはないと、笑顔で大丈夫だと言っておく。 魔理沙「大丈夫だって。ちゃんと休み休み来たし。 まーでも、明日以降病院はぬえに連れて行ってもらうのもありかもな」 ぬえ「うん、その時は任せて」
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0ch BBS 2007-01-24