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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[316]森崎名無しさん:2011/12/10(土) 17:55:41 ID:HW6BdM1g A 上がり目の位置で止めるならDF3人でもいいんじゃないかな?
[317]森崎名無しさん:2011/12/10(土) 17:57:30 ID:e6X2M85U A
[318]森崎名無しさん:2011/12/10(土) 23:16:39 ID:??? 本当の地獄はここからだ…
[319]森崎名無しさん:2011/12/11(日) 21:00:48 ID:??? 前半は……これから始まる、素晴らしい戦いのウォーミングアップだ………。 オ・カムラーネ「ヤベッチュ、お前フィオに移籍な!」 ヤベッチュ「何言うてはりますのや、オ・カムラーネさん。」
[320]森崎名無しさん:2011/12/11(日) 21:01:37 ID:??? オ・カムラーネwww
[321]森崎名無しさん:2011/12/11(日) 21:08:19 ID:??? そうだとすると何もかもはまるなwwww 全ては【ちっちゃいおっさん】オ・カムラーネさんの策略やったんや!
[322]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 18:38:10 ID:??? >>315 >ヤベッチュの出番ほぼ終了なんじゃ…? ビンゴ! >>318 ビンゴ! >>319-321 ヤベッチュさん人気だなー。 でもフィオには来ませんw ラムカーネ「もうGKやめるわ」 ヤベッチュ「このままじゃラムカーネさん負け犬ですよ、絶対見返してやりましょうよ。」 ============================================= >A する ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― >>314については[フォーメーション変更する]で進行します。 描写については後程。 ここから無茶展開いきます。
[323]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 18:39:22 ID:??? ――――時は少し遡る。 三杉が頭を悩ませつつ控え室へと到着したのと同じ頃、カンピオーネの選手達も控え室へと戻ってきていた。 フィッツウォルタは試合中の急な指示変更について、アルシオンに問い質す心積もりでいた。 控え室に戻って、取り敢えず一息ついた後に・・・。 ガチャリ フィッツウォルタは控え室の扉を開き、部屋の中を見て・・・思わず二度見返した。 カンピオーネの選手で先頭を歩いていたのはフィッツウォルタで、先程ハーフタイムになったばかり。 即ち控え室には誰も居ない筈なのだが・・・思いもよらぬ先客が中に控えていた。 ジョアン「戻ったか………。」 フィッツウォルタ「こ、コーチ…?」 控え室の先客は、カンピオーネの監督となる人物:ジョアン・ウェンガーだった。 いま現在において正式には監督就任して居らず、厳密にはこの控え室に入ってはならない人間。 しかしその事に対して何かを言おうとする者は居なかった。 フィッツウォルタ(コーチが来た、という事は…) どういうつもりでこの控え室に現れたのかと、直後はその疑問に驚いたが… フィオッウォルタはすぐに事態を把握した。 即ちアルシオンの指示はコーチの物ではなかったのだと。 そして自分が糾弾する必要もなく、今から戦術修正が行われるのだと。
[324]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 18:40:30 ID:??? ジョアンはアルシオンの方を見ていた。 彼は目を伏せ、どこかとも判らぬ方へ顔を向けてこちらを見ようともしない。 アルシオンに何があったのかジョアンには想像もつかず、取り敢えず目の前の修正を急いだ。 ジョアン「私の指示は『パスのみでボール運びをする』だ…。 以前伝えた時と何も変わっていない。 前半終盤の事を問うつもりはない、後半を期待している。」 それだけ口にして、ジョアンは控え室の入口へ歩き出す。 自分の希望する事は以上であり、それに対して言葉は他に必要ないと思ったのだ。 ジョアンは提供された観戦室に戻り、後半が開始されるのを待つ…そのつもりだった。 それ以外の事は全て予想外だった。 アルシオン「…いいえ、ダメです監督。」 ピタッ 思いもかけぬ言葉、思いもかけぬ人物から発せられた言葉。 ジョアンはピタリと足を止め、声の出た方を振り向く。 勘違いや聞き違いであると思いたかった事だろう。 しかしアルシオンは今…先程とは違いジョアンの方を真っ直ぐに見据えていた。 アルシオン「それでは奴らを叩き潰せません。」 ジョアン「アルシオン…私はこの試合、相手を叩き潰すのが目的と言った覚えが無いが?」 『アルシオンは何を言っているのだろうか?』という思いが頭の八割を占めていた。 何が起こっているのか、何を言うべきなのか、彼が何を考えているのかジョアンは考える事が出来ず… ただ数日前にアルシオンに伝えた内容、その事実を確認するようにジョアンは問うたのだ。
[325]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 18:42:37 ID:??? それに対するアルシオンの回答は辛辣だった・・・ 少なくともジョアンにとって、それは耳を疑い、塞ぎたくなるような現実だった。 アルシオン「ジョアン監督、貴方は間違っています・・・・・・・・・二つの意味で。」 ジョアン「…どういうことだ、アルシオン?」 アルシオン「闘いとは敵を倒す事が目的…そしてフィオレンティーナは間違う事なき敵です。 しかもい今敵というだけじゃあない、奴等はWトーナメントでも敵になる相手… 勝ち続ける事が目的ならば、奴等は今日この場で完膚なきまでに叩くべきだ。 カンピオーネと二度闘いたくないと思わせるくらいに……それが一つ。」 ジョアン「・・・・・・もう一つは・・・?」 アルシオン「もう一つは・・・このチームにパス戦術など必要ない、という事ですよ。」 ジョアン「・・・・・・・・・・・・そう・・・か。」 何も言えなかった…ジョアンは何も言えなかった。 いつも素直に隣に座っていた、九年間以上連れ添った少年… 孫のように思いやり、時に厳しくサッカーを教えてきた特別な存在。 いつか何処かで擦れ違っていたのか、ボタンを掛け違えていたのか… それだけが頭をグルグルと廻り、ジョアンは言うべき事を見失っていた。
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0ch BBS 2007-01-24